■いよいよCLの初戦を迎えるアーセナルですが、ベンゲルは早い段階でグループ
突破を決めたいと語ります…
ベンゲル監督
「私の持っているプランは、出来る限り早い段階で本選出場を決めることだ。
昨年のグループが良い例だ、我々はアウェーでも勝つことが出来る。」
「このグループの難しいところは、CL慣れしている3チームだということだ。
さらに、彼らは自国のリーグで独走することが多く、CLに専念しやすい。
我々にとって難しい試合になるだろう。」
(ソース:Arsenal.com )
■11シーズン連続でCLに出場するアーセナル。 ここ最近は優勝まであと一歩
のところまで行くもののタイトル獲得には至っていません。 しかし、ベンゲルは
ディナモ・キエフ戦前の記者会見で強気の発言をします…
ベンゲル監督
「我々は自分たちのフットボールが出来ることが嬉しい。 世界のどんな相手
であっても恐れない。 しかし、ディナモ・キエフはリスペクトしている。 彼らは
非常にチームとして機能していると感じている。」
「彼らはよい訓練をし非常にハード・ワークだ。 そしてミレフスキーとバングラ
がゴールを決める。 スパルタク・モスクワからトータルで8点を奪い予選突破
したことは、彼らのアドバンテージとなるだろう。 我々はそのことに対するメン
タル面での準備を怠らずに試合に臨みたい。」
「私としては、守って勝ちたい試合だ。」
(ソース:Arsenal.com )
■CL開幕戦を控えたアデバヨルがArsenal.comの独占インタビューに答えます
グループGという抽選結果を聞いてどう思った?
「楽勝だと思ってる奴らが多いけど、俺はそうは思わない。 楽に本選出
場とは行かないぜ。 俺らはウクライナでの試合が超難しいってことを知って
る。 相手の選手はファンの前でプレーすんだから、何がなんでも勝ちに来
るだろうからな。 けど俺らはアーセナルだ。 自分たちを信じて、自分たちの
フットボールをしねぇとダメだ。 俺らが辛抱強く自分達のプレーをすれば、
最後にはゴールを決めて試合に勝つさ。 俺らは勝ちに行くんだ。」
本選出場のためには、良いスタートが必要?
「アウェーでの開幕戦だからな、すげぇ大事だ。 リーグ戦じゃ自信を取り
戻したしその勢いのままキエフ戦に行くつもりだけど、そんなに簡単なもん
じゃねぇ。 難しい試合になると思うけど、チームは準備万端だぜ。 だからよ、
水曜の大事な試合で勝てばさらに自信がつくし、本選出場にも近づく。」
アデ個人としては土曜日の後で自信がついた? ハットトリックで吹っ切れた?
「もちさ。 少ないチャンスをモノに出来たし、常に高い自信を持っている。
フルハム戦のポストプレーやニューカッスル戦では俺が起点となって3ゴー
ルが生まれた。 自分はチームのために尽くすし、みんながチームのため
にプレーし続ければ常に得点チャンスはあるさ。 そのことを常に頭に入れ
てるし、それがブラックバーン戦でのゴールに繋がった。 だからそうだなぁ、
すっげぇハッピーだし俺の自信は前より高いぜ。」
アデは2006年1月にアーセナルへ加入したけど、その年のCLには出場
できなかった。 でもチームは決勝へ進んだよね。 チャンスを失ったぶん
願望も強いんじゃないかな?
「もちだ。 常に自分に言い聞かせてる。 俺らアーセナルは、幾つもCL
制覇のチャンスを持ってる。 カップタイドで出場できなかったからな、なか
なか思い出すのが難しかった。 けど今はプレー出来るし、他のチームメイ
トよりも(CLに対して)ハングリーだぜ。 それは俺だけじゃねぇと思うけどな。
セスクやコロだって決勝で負けた訳だしな。 決勝で負けた選手たちだって
キャリアにおいて獲りたいタイトルだろう。 俺らがブラザーとしてピッチの中
でも外でもお互いに助け合いながら、今シーズン達成したいもんだしな。
俺は自分らがCLとプレミアのどっちに比重を置いてるのか知らんけど、俺
らは何かを達成できるクォリティを持っている。 そのために自分を信じ、チ
ームを信じるだけさ。」
たしか2005年のCL決勝ではモナコのベンチに居てポルトに負けたよね。
アデ個人としては難しいトーナメントだった?
「そのことは家族にも詳しく話してる。 俺はモナコで決勝に出場できる
チャンスがあったけど、ベンチの中で決勝戦という特別な出来事が進んで
いくのを見ることができた。 W杯とEUROに次いで、CLは最もハイ・レベル
な戦いが行なわれてんだ。 それが高いモチベーションにも繋がってる。
アーセナルの様なチームでCLの様なタイトルを制覇できるチャンスがある
なんて、すげぇハッピーだし最高に嬉しい。」
昨年よりもCL制覇へ向けた準備は整ってる?
「それは分からんな。 一番大事なのは高い集中力を維持することだ。
水曜の初戦の後には、俺らに優勝するチャンスがあるかどうか話せるだろ
うぜ。」
アーセナルはここまで6戦5勝だよね。 まだシーズンは始まったばかりだけど
タイトルに手が届きそうだ。 このバックグラウンドについては?
「常にハッピーだぜ。 あんたもよく分かってるだろうが、昨年は殆ど掴み
かけてたプレミア・リーグがファンやアーセナルの手からすり抜けて行った
けど、俺らは3位でフィニッシュしただけだ。 俺らはプレミア・リーグやCL
制覇まであと一歩だった。 今シーズンはまたマンU、チェルシー、リヴァ
プールとの争いになるな。 俺らは自分らのフットボールをし続けねぇとダメ
だ。 いまんとこ俺らは勝ってる、それが大事だ。シーズン終了後に、どん
な奴らがなんて書くかは分かってる。」
CLでゴールを決めるまで長い時間を要したけど、今では欧州でもゴールを
決めている。 どういうことをしてきたのかな?
「フットボール選手として一番大事なのはチームに尽くし捲くることだ。
今の俺にはそれが出来てると思ってる。 あんたが言うように昨シーズンを
通してみると、殆どゴールを決めてない。 けどミラン戦やリヴァプール戦で
のホーム&アウェーではゴールを決めたぜ。 俺にとって一番大事なのは前
進し続け、チームに尽くし捲くることだ。 水曜の試合ではゴールを決めたい
けどよ、それよりもチームの勝利が大事だ。 俺がゴールを決めて勝てれば
一番いいけど、俺らが勝つほうが大事だぜ。 ゴール決めんのがウォルコット
だろうがコロやエブエだって良いんだ、そんなことはどうだっていい。 3P獲
ってロンドンに戻るのことが大事なんだ。」
最後に、この1週間はアーセナルにとってタフな週かな?
「影響はデカイかもな。 1週間の間に3試合あるかんな。 俺らはブラック
バーンに勝ったけど、そのあとすぐに遠征だからな。 遠征先でCL1stレグ
を戦って、そのあとボルトンへとんぼ帰りだ。 とにかく勝たないとな。 俺らは
キエフへ行く。 その試合に勝てればボルトン戦についてもいろいろ話せると
思うぜ。」
(ソース:Arsenal.com )