ベンゲル：移籍金の額は問題ではない

「彼が90分間プレーするのはずいぶん久しぶりのことだ。昨年の11月以来になる。最後に試合に出て以来、今日がはじめて90分間プレーした。今後は彼のリカバリー具合を観察することになる。もちろん、我々としても彼にキレを取り戻して欲しい。彼のプレーが見れるのは嬉しいし、今夜の様なデモンストレーションでは特にね。相手チームからすると、彼は右利きなのか左利きなのか分からないと言う数少ない選手の一人だ。それはつまり、彼が上手くボールを回せているという事でもある。また、今夜の試合では一人の怪我人も出なかった。これはポジティブなことだ。」

メルテザッカーについて

「メルテザッカーは最低でも4ヶ月間の離脱になる。」

ウィルシャーについて…

「今日からランニングを再開している。来週には復帰できるだろう。」

補強について…

「金額というよりは選手の問題だろう。今は手元に居る選手たちのことに集中している。今日の試合ではラムジー、ジャカ、アレクシスが不在だったが日曜日の試合ではプレーする。さらに、我々のホームにはエジル、コシエルニー、ジルーがいる。その他、若手選手も台頭してきており良いプレーを見せている。したがってパニックになる必要はない。しかし、いざチャンスが訪れた時に物事を良い方向へ動かせる様、マーケットの動向を注視しておく必要がある。」

新たなストライカー獲得の可能性について…

「要求された金額を支払う必要があるのであれば、決して金額は問題にならない。選手の価格というのは4つの要素に分類できる。一つ目は才能、二つ目は年齢、三つ目はその選手の加入によりチーム力の向上がどの程度期待できるか、四つ目は放出する事になった場合どの程度の移籍金になるかだ。ある選手がこの4要素を満たせば価格はそこまで重要ではない。まずはそういう選手を見つけなければならないのだ。」

（ソース：Arsenal.com）