リールからクラブ史上最高額の移籍金でぺぺを獲得
アーセナルはリールからコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(24)をクラブ史上最高額の移籍金で獲得したと発表しました。 移籍金の額および給与は非公表です。なお、背番号は19に決定しています。
エメリ監督
「ニコラは素晴らしい才能を持ち高い評価を受けているウィンガーで、欧州の数多くのトップチームが欲しがっていた。」
「トップクラスのウィンガーと契約することは、今回の移籍市場における我々の重要な目標の一つだった。彼が加入してくれたことを嬉しく思う。」
「我々に多数のゴールをもたらし、スピードとパワーそしてクリエイティブさを追加してくれるだろう。」
(ここまでのソース:Arsenal.com)
BBCによるとアーセナルとぺぺの契約は5年だそうです。移籍金は7,200万ポンド(約94億円)ですが、これはポグバ、ルカク、ファン・ダイクに次ぐプレミアリーグで4番目に高額な移籍金です。
なお、今夏のリールはぺぺを含めて5名の選手を放出しており、今回の移籍市場だけで総額1億3,500万ポンド(約176億円)の移籍金を手にしています。
(ここまでのソース:BBC)
ぺぺ:ファースト・インタビュー
こんにちはニコ、そしてようこそアーセナルへ。アーセナルに来た感想は?
「とても感慨深いよ。僕にとって簡単なことではなかったからね。僕はこれまで長く険しい道のりを歩んできたから、この素晴らしいクラブと契約できてその苦労が報われた感じだよ。」
リールからアーセナルへやって来た訳だけど、 その決断の背景にはどんなストーリーがあるのかな?
「僕の家族と代理人かな。僕らはこの件についてたくさん話し合ってきた。ちょうどCAN(アフリカ・ネイションズ・カップ)の時期だったから、CANの前後の時期にもの凄く色々と考えたよ。正しい決断を下すことが重要だったからね。そして、アーセナルへの移籍は正しい決断だったと確信してる。」
アーセナル加入が決まったとき、他のプレーヤーと一緒にプレーする自分の姿を考えた際に、真っ先に誰が思い浮かんだ?
「ここでプレーするフランス人選手かな。あとはエジル。ワールド・チャンピオンだしね。それとラカゼットとオーバメヤンもそうだし色々思い浮かんだよ。もちろん、リールにいた時から彼らのプレーを見ていたから、真っ先に思い浮かんだというのもあるね。あと、ラカゼットはリヨンでプレーしていたから、彼と対戦する機会もあったんだ。彼と一緒にプレーできるのは誇りだよ。」
あなたのプレーを観た事がないという人のため、自分のプレースタイルを説明してもらえるかな?
「まずはスピードだね。ボールを素早く繋ぐことができるし、優れたフィニッシャーでもあるよ。そこは僕が大きく成長した部分でもある。一言で言うならスピードのあるドリブラーって感じかな。」
自分と同じポジションでプレーしている選手の中で、最も憧れている選手は?
「リオネル・メッシだね。」
それはどうして?
「単純に世界最高の選手だからだよ。」
アーセナルではコロ・トゥーレ、エブエ、ジェルビーニョと同じ道のりを歩んでいるけれど、あなたにとって彼らはどういう存在かな?
「彼らはコートジボワールの有名選手だ。例えば僕たちはジェルビーニョについて色々話題にしてる。彼はリールから最終的にアーセナルでプレーしたので、僕も同じ道を歩んでいるからね。彼らは間違いなく僕ら若手コートジボワール人にとっての模範例だし、僕たちは彼らの後に続きたいと思っている。」
彼らから何かアドバイスはあった?
「もちろん。特に代表チームでアシスタント・コーチを務めているコロ・トゥーレとは一緒にいたから色々聞いたよ。彼は自分がどうやってアーセナルへ行き最高のレベルに到達したのか、そして常にハードワークを行い、真に最高レベルの選手になるため日々努力することの大切さを教えてくれた。」
(ソース:Arsenal.com)
ついにぺぺ加入が正式決定!