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25-26 CL リーグフェーズ 第4節
スラビア・プラハ 0-3 アーセナル
≪得点≫
スラビア・プラハ:
アーセナル:32’サカ(PK)、46’&68’メリーノ
【出場メンバー】
ラヤ
サリバ
インカピエ → 73’ルイス=スケリー ![]()
ガブリエウ
ティンバー → 73’ホワイト
ノアゴール ![]()
トロサール → 73’ダウマン
メリーノ ![]()
ライス → 81’ハリマン=アヌース
サカ
ヌワネリ
→ 65’エゼ
=ベンチ=
セットフォード
ロハス
モスケラ
カラフィオーリ
サゴエ Jr
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
今夜のパフォーマンスについて
「もちろん、今夜の勝利にはとても満足している。4試合連続で無失点というのは素晴らしいことだ。ここは極めて難しい場所だと試合前に選手たちにも伝えていた。
相手は非常に激しく、ダイレクトなプレーを行うチームで、マンツーマンでプレッシャーをかけてくる。だからプレーの流れが非常に短く、ファウルやリスタートが多くて、なかなか試合の中でリズムを作るのが難しい。
だが、我々が忍耐強く、感情をコントロールして戦えば必ずチャンスが訪れると思っていた。相手の戦い方を考えれば、それがカギとなる。そして我々はそれをやり遂げた。最終的なスコアだけを見ると楽な試合に見えるかもしれないが、実際は全く楽な試合ではなかった。
勝利そのものだけでなく、出場機会の少なかった選手たちがプレーし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことも大きな収穫だ。
ミケル(・メリーノ)が9番としてステップ・アップして2ゴールを挙げた。マックス(・ダウマン)は(CL)デビュー戦で、おそらくクラブ史上最年少だっただろう。アンドレ(・ハリマン=アヌース)も同様に素晴らしかった。
今夜は多くのポジティブな要素があった試合だったと思う。」
ミケル・メリーノについて
「ミケルをチームに迎えられるのは本当に喜びだ。いつも言っているが、彼の魅力はピッチ上での多才さにある。彼がこなせるプレーの幅、メンタリティ、リーダーシップ、そして人間性といったものすべてが素晴らしい。
今日は多くの攻撃的な選手を欠いていたため、我々は違った形の解決策を見つけなければならなかった。その様ななかで、彼はCLの舞台に立ち、2ゴールを挙げてみせたのだ。」
CLデビューを果たしたマックス・ダウマンについて
「彼がピッチに立ったあとのボールへのファースト・タッチで相手に仕掛け、ドリブルを始め、ファウルをもらった。
あれこそが彼の個性であり、勇気だ。そういうものは教えて身につくものではない。持っているか、持っていないかだけだ。
そして、それは彼のパスポートに何が書かれているかは関係ない。こうした舞台に放り込まれても、彼はすぐに順応し、素晴らしいパフォーマンスを発揮する準備ができているのだ。私はそのことにとても満足している。」
1903年以来となる8試合連続無失点を記録したことについて
「これだけ長い年月が経っているということは、それを成し遂げることがどれほど難しいかを物語っている。
それを達成するには当然ながら多くの努力が必要だった。だが、一番嬉しいのは記録そのものではなく、選手たちのメンタリティだ。
選手たちは、どうすればもっと良くできるかを話し合っている。もちろん、改善可能な場面が一つ二つあることも分かっている。
そうやって前進し続けることで、今回の記録にもさらに大きな意味が生まれる。」
ピエロ・インカピエのパフォーマンスについて
「とても満足している。彼はCBとしても、フルバックとしてもプレーできる。今日の試合では、我々がボールを持った時の形を想定したうえで、彼を低い位置に配置したかった。
彼は本当に素晴らしかったよ。非常に力強く、効率的で、安定していた。先週は2試合で出場時間を積み、バーンリー戦でも終盤にプレーしていたので、今は試合勘を取り戻している段階だ。
我々は彼のコンディションを上げていけているところだ。」
今夜のサリバはより頻繁に中盤へ顔を出していたが
「それは相手のプレスの掛け方と関係していた。相手の9番がどうプレスをかけるか、その中で我々がどこに時間と優位性を見いだせるかを考えた結果だ。
そうしなければ、すべてがマンツーマンになってしまい、特に相手のダイレクトなプレーの後は、試合を通して非常に難しい展開になってしまう。
我々はもっと上手くやれた場面もあったと思う。実際、この形を十分にトレーニングする時間もなかった。
ただ、より多くの選択肢を持ち、いくつかの試みを行い、特にボールを持つ時間を少しでも増やして選手たちの特長を生かすこと。私としては、それを試してみたかった。」
メリーノの得点力が向上した理由
「私の見解として、彼はもともとボックス内での動き出しのタイミングが非常に良く、ワンタッチでフィニッシュする能力にも優れていた。
そこで彼と話を重ね、よりボックスに近い位置でプレーすること、そしてチャンスの見極め方やタイミング、相手の守備に応じたスペースへの入り方を意識させた。
今日は相手の守備の仕方が少し特殊だったものの、それにもしっかり対応していた。最終的には、彼自身のクオリティと、学び続けようとする姿勢、そして日々の練習への取り組みがこの結果を生んでいる。」
ユリエン・ティンバーについて
「非凡という言葉がふさわしい。彼はあらゆる面で驚異的な存在だ。自らのレベルもチームのレベルも新たな次元へ引き上げている。
相手との対峙の仕方、縦への突破、デュエルの勝ち方、ゲームに対する理解、そして何かを起こそうとする姿勢。どれを取っても素晴らしい。チームメイト全員にとって、まさに模範となる存在だ。」
(ソース:Arsenal.com)
メリーノ:試合後のインタビュー
“They pass the ball at the right time, in the right spot, and I’m there!” ⚽️
Arsenal’s Mikel Merino talks about his new striker role, after his 2 goals in Prague led Arsenal to a 3-0 win.@tntsports & @discoveryplusUK pic.twitter.com/aiZsU17ozb
— Football on TNT Sports (@footballontnt) November 4, 2025
多くの選手を欠いた状況でこの場所へ来て、CLリーグフェーズ首位を維持する勝利を収めた。今の気持ちは?
「最高の気分だ。ドレッシングルームを見ればわかると思うけど、みんな大盛り上がりだ。ここは本当に勝つのが難しいスタジアムだし、僕らがやったような形で勝つのは特別なことだ。
負傷者が多いなかでの試合だったけど、このチームは誰が怪我をしているかなんて気にしない。常に同じメンタリティ、同じ闘志を持っている。
もちろん全員を恋しく思っているし、彼らが僕たちにとってどれほど重要かもわかっている。だけど、このチームは家族であり、一つのユニットだ。
誰がスタメン出場しても僕たちのベストバージョンを見せられる。だから本当にうれしいし、この仲間たちを誇りに思う。」
怪我人が出た影響で再びストライカーとしてプレーしたが、アーセナルでCFとして13試合にスタメン出場し6ゴールを挙げている。まるで本職のストライカーみたいな数字だが。
「悪くない数字だね(笑)。でも、チームメイトに感謝したい。これはチーム・スポーツだからね。自分は生まれつきの9番ではないし、典型的なストライカーでもないけど、与えられた役割を果たそうとしている。
ゴールでチームを助けられるのはもちろん嬉しいけど、ハードワークやランニング、正しいポジションを取ることも意識している。
そして、僕たちのスカッドにはクォリティの高い選手が揃っているから、彼らが正しいタイミングで、正しい場所にボールを出してくれる。
自分はそこにいるだけだ。(※ゴールを決められて)本当に嬉しいよ。」
昨季にこのポジションでプレーした経験がどれくらい役立っているだろうか?
「かなり役立っているね。狭いエリアでのプレーにおいては特にね。戦術的には9番の役割を理解していたつもりだけど、ミケル(・アルテタ監督)とのミーティングでそこがさらに明確になった。
とはいえ、ボックス内では細かい動きの違いが大きな差になる。例えば、相手の背後を狙うとか、2歩動くだけでチャンスが生まれる。
そういうことを昨季に学んだし、今季はそれを活かしている。ストライカーとしてだけでなく、中盤や代表チームでもそれを生かせていると思うよ。」
アンドレ・ハリマン=アヌースとマックス・ダウマンの若手2人が途中出場したが、ファン期待の彼らの普段の様子や人柄を教えてくれないか?
「本当に誇りに思う。彼らはとても若くて、才能にあふれている。15歳の選手が、トップディビジョン、それもこのアーセナルのスカッドでデビューするなんて信じられないことだ。
僕らは毎試合プレッシャーがある中で、彼らは自信とひらめきを持ってプレーし、チームを助けている。これはチーム全員、スタッフ全員が努力してきた結果でもある。
彼らが快適にプレーできるよう、僕たちはできる限りサポートしている。そして彼らはそのポテンシャルを発揮している。
ただ、まだ本当に始まったばかりだから、過度な期待をかけるべきではないね。でも、彼らのプレーはアーセナル・ファンの皆を喜ばせているはずだ。」
試合後にダウマンにハグをしている姿が印象的だったが、ベテランとしてそういった役割も大切にしているのか?
「もちろんだ。自分が若い頃、ベテランにハグしてもらったり、『良くやった』と声をかけてもらったことを今でも覚えているからね。時には改善点を指摘されたこともあった。
若手たちは素直で、アドバイスを受け入れる姿勢がある。学ぼう、成長しようという意欲にあふれているんだ。
それがチームとしての僕たちの役割だ。若手だけでなく、全員でお互いを支え合う。家族のように、一つのグループとしてね。
それを続けていけば、将来必ず大きな成果をつかめると信じている。」







