アルテタ監督:パリSG戦後のプレス・カンファレンス

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アルテタ監督:パリSG戦後のプレス・カンファレンス

 

パフォーマンスについて

まずはPSGの決勝進出を祝福したい。しかしながら、我々はもっと報われるべきだったと思う。この2試合を分析するとMVPは常に同じ選手、すなわちGKだった。

CLは結局のところゴール前で決まるもので、彼がPSGに勝利をもたらした。今日の試合もそうだが、ロンドンでの試合も本来なら全く違う結果になっていたはずだ。

多くのポジティブな要素を見出せるし、チームを非常に誇りに思う。しかし、このレベルの戦いに最高の状態で、万全のスカッドで臨む必要があった。

それができなかったことを一旦置いておくとしても、今日対戦した相手はヨーロッパで最高、あるいは最高のチームの一つだろう。

そういう相手にこれだけの戦いができたことは、私に大きな誇りを与えてくれる。しかし同時に、達成できなかったことへの落胆と怒りが込み上げてくる。

我々にも二つの原因がある。おそらく、それらは別々の要因だと思う。そしてもう一つ言えることは、相手がこのレベルで結果を出せるクオリティを持っていることだ。今日のドンナルンマのようにね。

 

ドレッシング・ルームでの感情について

言葉で表現するのは難しいかもしれない。我々が費やした努力や熱意、信念、そして結果はどうあれ、この舞台に立ち我々が成し遂げたことを考えるとね。

このチームの選手の95%にとって、(※CL)準決勝は初めての経験だ。その様ななかで、今日のパリで、このチーム相手に彼らが見せたパフォーマンスは驚くべきものだ。

しかし、我々は敗退してしまったし、成長と勝利を渇望している。まだ振り返る時ではないが、仮に振り返ったとしても、なぜ我々が決勝への扉を開き、勝利を掴み取るという壁を未だに乗り越えられないのか?という疑問が残る。

そしてそれは、そういう事なのかもしれない。

 

前線にもっと攻撃力が必要だと思うか

私はこのチームの選手たちを率いることをとても誇りに思っている。彼らはチャンスを作り、決定的な場面も作り出す。そして通常であれば、それはゴールに繋がる。

しかし、時には相手の守備、特にGKのパフォーマンスを称賛しなければならない。今回の対戦に限らず、両試合を通して彼(※ドンナルンマ)がPSGに勝利をもたらした。

この大会で優勝するにはそういう存在が必要なのだ。どちらかのゴール前で、誰かが特別なことを成し遂げて勝利を掴み取る必要がある。それが今回の違いだった。

 

選手達になんと声を掛けたか

あなた方(メディア)に話す言葉と、選手たちにかけた言葉は殆ど同じだ。なぜなら、それが私の正直な気持ちだからだ。

私は選手達の事を誇りに思っている。おそらく我々が期待していた通りの展開だった。いま我々が置かれている状況では起こりそうもない展開だったと言えよう。

だが、再びチャンスがあったし、実現まであと一歩のところまで迫ることができた。だからこそ、実現しなかった理由を探し出す必要がある。

持っていないものを嘆くのではなく、持っているもので、何をもっとできるのかを考えるのだ。

 

トロフィーを獲得できる自信はあるのか

状況によるだろう。2年前にはこのスカッドでCL出場権を獲得できることすら誰も信じていなかった。リーグで2位になるとかタイトル争いできるとか、考えることすらしなかっただろう。

あるいは、例年であれば優勝できるほどの勝ち点を積み上げるとか、CLであのような戦いや結果、パフォーマンスを見せるとかもね。

しかし、結局のところ何かを失ってしまうのだ。我々が積み上げてきた努力にも関わらず、トロフィーを手に出来なかったのは残念でならない。

 

最強のチームが負けたのだろうか

「ああ、そう思う。特にこの160分間を考えるとね。私がそう言っているのもあるし、彼らもそう言っている。なぜなら、彼らが私にそう言ったからだ。」

 

誰が監督にそう言ったのか

「PSGのベンチだ。」

 

次のレベルへ進めないという懸念はあるか

「それでは最高レベルでのフットボールはできないだろう。その最たる例が相手のドレッシング・ルームにいる。それがマルキーニョスだ。彼はこのクラブで11回も挑戦しているが、未だに優勝していない。11回だ。それに彼はキャプテンだ。

それが現実だ。彼らが勝つかどうか見てみよう。彼らは11回も苦難を乗り越えなければならなかった。私のような経歴を持つ人間はそれを参考にして、このスポーツで競い合い、トロフィーに近づきたいなら、そういう状況に対処できるようになるべきだと学ぶ必要がある。

辛いことだが、それに対処しなければならない。

 

選手たちの目にハングリーさはあったか

「今日、選手達は涙を流していたのを見ても、彼らがどれほど勝利を望んでいたかが分かるだろう。」

(ソース:Arsenal.com

 

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