アルテタ監督:カラバオ・カップのブライトン戦へ向けて
水曜日の夜(現地時間)に行われるカラバオ・カップ3回戦のブライトン戦へ向けたアルテタ監督のコメントです。
アルテタ監督
「大会が違っても目的は同じだ。つまり、できる限り良いプレーをして試合に勝ち次のラウンドへ進むことだ。セカンド・チャンスはないので真剣に取り組むよ。我々は極めて競争力の高いチームを選ぶつもりだ。全ての選手がチャンスを得るのに値していると思うからね。選手の負担を考慮して多少の変更を加えることになるが我々は勝つためにプレーする。
試合に出ていない選手はチャンスを求めているが、チームに貢献していると感じている。全員で試合に臨み全員が重要な役割を担っているところがポジティブなところだと思う。
(W杯による中断まで)残り2試合だが集中力を切らさないようにする必要がある。」
土曜日に行われるアウェーのウルブス戦が終わるとW杯による中断期間へ入り、45日で15試合を行うという超過密日程が終わります。
チームはギリギリの状態ですが、それでもリーグ戦で首位に立ちELでもグループを首位通過したチームをアルテタ監督は称賛しています
「選手達は実にうまく日程に対応してくれた。それに、我々は本当に良い感じでプレ・シーズンを送ることが出来たと思うし、この過密日程を乗り切るために選手達を良い状態に保つことが出来たと思っている。
特に我々のプレースタイルが高い強度が求められる中で、選手達はとても素晴らしいレスポンスを示してくれた。
我々はヨーロッパの中で最も頻繁にローテーションを行なっているチームだと思うし、それが功を奏しているのは明かだと思う。
試合に勝っている時はエネルギーに満ち溢れて雰囲気も良くなる。それによって準備も少し楽になったので全体的に上手く(※過密日程に)対応できたと思っているよ。
選手達は試合に起用されると本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。プレミアリーグの試合やELとプレミアリーグの両方でスタメン出場した時でも、選手達のプレーは本当に安定していたと思う。
彼らにはとても一貫性があると思う。毎日が真剣勝負なので、彼らと一緒に仕事をするのが楽しくて仕方ないんだ。」
日曜日に行われたチェルシー戦で監督として150試合目の指揮を執ったアルテタ監督は、アーセナルでの現役時代の出場数に並びました。
「この二つの経験の中でいろいろなことがあったが、今回の経験は本当に内容が濃いものになっている。
シーズン途中の監督就任にはじまりCovidの2年間があるなど様々な経験をしてきた。そして今フットボールが正常戻ったこの1年ほどは異なる局面を迎えていると思う。我々がチームに求めるものがよりハッキリしてきたのだ。」
(ソース:Arsenal.com)