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アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
リッカルド・カラフィオーリの獲得について
「とても嬉しいよ。時間はかかったけれど、彼は我々が1年間にわたり注目してきた選手だ。昨シーズンの我々は守備陣の人数が不足しており選手達に多大な負担をかけてしまった。
例えばウィリアム・サリバはプレミアリーグの全試合にフル出場している。だからこそ、我々はより万全の態勢を整える必要があると考えたのだ。
カラフィオーリには我々をより強くするスキルとクォリティを持った才能ある選手だと見ている。我々は大きく成長する可能性を秘めた選手と契約することができた。」
左SBとCBのどちらでプレーするのか?
「両方だ。しいて言うなら我々が望むプレースタイルやゲームモデルの進化次第だろう。彼は我々が求めているものにフィットする選手だからね。」
ここまでの補強について
「我々がリッカルドの獲得を完了できたことをとても喜んでいる。先ほども述べたように守備陣の強化がとても重要だった。
特に昨シーズンはユリエン(・ティンバー)が怪我で長期離脱するという問題が生じた。この補強によりチームのクォリティと競争力が向上することだろう。これはチームにとって非常に素晴らしいことだ。」
リバプール戦について
「これは新たな素晴らしいテストだ。我々は別の都市に移動しているし、時差もあるのでそれに適応しなければならない。
異なるピッチとスタジアム、そして異なる気象条件のなか、これらすべてが素晴らしい経験となるだろう。
また、我々は新しい監督を迎えたチームと対戦することになる。私はその監督、特に彼のサッカーの進め方を高く評価している。
とても厳しい試合になると思うが、それと同時に我々にとって良いテストになるはずだ。」
スロット監督について
「彼のことを直接知っている訳ではないが、以前に彼が指揮を執っているチームの試合を観たことがある。
まず彼の人柄や雰囲気をとても気に入っている。選手からとても良い話を聞いたことがあるので、これについてはその選手に聞くのが一番だろう。
また、彼のチーム作りやその明確さ、クォリティの高さには感心しているよ。だから、今度の試合はとても素晴らしいものになると思う。」
スミス・ロウの移籍について
「まだ確定しないことについては何も話せない。」
次に強化したいポジションについて
「マーケットの動向を見守る必要があるだろう。我々は既に改善できる点を特定している。毎年3月か4月に会議を開いているので、可能であればチームの強化を図るつもりだ。
我々はさらに良くなれると信じているが、現状にとても本当に満足しているよ。」
なぜもう一人DFが必要だと感じたのか?
「人数の問題だ。我々の守備陣には6人の選手しかおらず、このレベルでシーズンを乗り切るにはかなりの幸運が必要になってくる。
そして昨年の我々はラッキーだった。例えば、ウィリアム(・サリバ)とガブリエルはほぼ全試合に出場し、前シーズンと比べて50%以上多くの出場時間をこなしている。
しかし、こんなことをあと3~4年も続けられるかは大きな疑問だ。明らかに、そのような運任せにすることなどできない。
大博打になってしまうし、我々としてはそのようなリスクを取りたくない。」
カラフィオーリの説得は簡単だったのだろうか?
「彼とは1、2回話をした。他のチームも彼に興味を示していることは把握していたので、我々が獲得できるかどうか本当のところ確信が持てなかった。
しかし、彼は『準備ができたら教えて欲しい。荷造りは終わっている。僕はどうしてもアーセナルに行きたいんだ。』とハッキリ伝えてくれた。
これが彼の言葉だった。このような気持ちを持ち、我々に加わって我々をより良くしたいという意志と決意を持つ選手がいるということは、本当に力強いことだよ。
クラブとして、我々はこのことを本当に誇りに思うべきだ。」
カラフィオーリはさっそくアメリカへやって来て一緒に行動しているが
「我々としては選手をできるだけ早く、我々の文化やチーム、そして道徳艦に溶け込ませたいと考えているが、これには少し時間がかかるものだ。
特に海外から移籍してきた場合はそうだ。ここ最近の我々はプレミアリーグで既にプレーしていた選手を多く獲得してきたが、それによって適応が容易だった側面はある。
しかし、今回の場合はもう少し時間がかかるかもしれない、彼は今、とても良い状態にある。英語も上手だし、我々が求めているものについてもよく理解しているからね。
それは私が彼に説明したからというのもある。彼はとても興奮しているよ。一日一日を大切にしていこう。」
水曜日の試合にカラフィオーリは出場するのか?
「分からない。彼は昨日、長時間のフライトを経験しているし、直近24時間以内にメディカルチェックを受けたばかりだ。
それに、今日は実際のところチームと一緒に何かをしている訳でもない。明日はおそらくトレーニングの一部に参加するだろうけどね。
まずは彼の状態を見守りたい。我々は何も急ぐつもりはないよ。もし彼が出場可能で良好なコンディションだとしたら、それは素晴らしいことと思う。」
(ソース:Arsenal.com)