ベルカンプ:どうやってアンリが最高の選手になったか
アーセナルの公式Podcastにベルカンプが登場し、様々なことを語っています。まずは抜群のコンビネーションでゴールを量産したアンリについて。
ベルカンプ
「ああいう選手に出会うこともあるんだ。もの凄い才能の持ち主にね。彼は時折こう考えていたかもしれない、『OK、60〜70%の力を出せばリーグのトップスコアラーになれるけど、自分はもっと上を目指したい』とね。
当時から彼はもの凄く優秀で自分のプレーに磨きをかけていたのだけど、そのうちの一つがアシストだった。彼は本当に楽しみにながらそれをやっていたし、トレーニング・セッションでは、今まで見たことがないくらい守備に奔走する姿もあった。
アシストであれ、ゴールであれ、ディフェンスであれ、彼はいつも試合そのものに課題を見出していたと思う。相手にめちゃくちゃ足の速い選手がいたら、『自分が一番速くなりたいから、彼がどれくらい速いか見てみよう』とか考えていたと思うね。
それが彼のゲームスタイルなんだ。常にチャレンジを求めていて、もっと上を目指したいと思っていたし、自分の良さを皆んなに見て欲しいと思っていた。そういう選手がチームにいるのは理想的だよ。」
(ソース:Arsenal.com)
ベルカンプ:アンリは自分がこれまで見てきた中で最高のストライカーだ
続いてもアンリについて語っています。
ベルカンプ
「私は常々(フットボールは?)チーム・ゲームだと言ってきたけれど、チームには違いを生み出せる選手が必要なんだ。後ろには絶対に失点を許さないと考えている選手がいて、前線にもそういう選手がいる。
ゴールを決められる選手もいた…ライトもその一人だったしアネルカもそうだね。だけど、アンリは自分がこれまで見てきたなかで、その役割を担う最高の選手だった。
彼はどんなレベルでも最高だったので、彼とコネクションを持つのは簡単だったよ。あの時期の彼は最高だったから、とてもプレーし易かった。」
(ソース:Arsenal.com)
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ベルカンプ:ベンゲルの監督就任当時について
『アーセンって誰だ?』これは1996年にベンゲルがアーセナルの監督になると発表された当時、イブニング・スタンダードが付けた有名な記事の見出しです。
トップチームの選手達も見出しと同じ感想だったようですが、ベルカンプによると疑念はすぐに解消されたそうです。
ベルカンプ
「ブルース(・リオク)の解任はショックだったのを覚えている。1995/1996はベストなシーズンとは言えなかったけれど、自信を持って次のシーズンに挑むには十分だったからね。でも、そうならなかった。
彼が解任されてからアーセンが来るまで数ヶ月あったと思うけど、私にとってはすごく不安な時期だった。なぜなら、嘘ばかりだったイタリア時代を思い出してまたかと思ってしまったのさ。だから、『ちょっと待てよ、これからどうなるんだ?』と考えてしまった。
心の中には色々な疑念があったけれど、アーセンが来て直ぐに無くなったよ。彼は私と同じ哲学を持っていたからね。彼の哲学は私のプレーに合っていて、彼が後任の監督になってからは何の疑問も持たなかったよ。
しっかりと理解し合えていた。初日からお互いに何を求めているか分かり合えたからこそ、上手く行ったんだと思う。」
(ソース:Arsenal.com)
ダビド・ルイスと契約延長へ?
先週、今シーズン限りでアーセナルを退団し古巣ベンフィカへ復帰するのでは?と報じられたダビド・ルイスですが、代理人を務めるキア・ジューラブシャン氏によると、ルイスは残留を望んでいて早急にクラブと今後について話し合うとコメントしたそうです。
キア・ジューラブシャン氏
「彼はアーセナルにとても満足している。コーチやスポーツ・ディレクターとも良好な関係を築いているしね。オーナーも含めたクラブ全体と素晴らしい関係を持っているんだ。彼は全員のことをリスペクトしている。
アーセナルには(契約延長の)オプションがあったけれど、期限切れとなってしまった。パンデミックがあったからね。その最中に期限が切れてしまったんだ。
私達の誰もが今の状況を注視していて、皆んなとてもゆっくりだけど、この『新たな日常』に戻ろうとしている。
契約の状況について、延長も含めて、彼が残留するにしても移籍するにしても、我々がいわゆる『新たな日常』に戻ったとき全て解決すると思っている。
ダビドはシーズンが始まる前にアーセナルと話し合いをして、残るかどうか両者で話し合って決めることになるだろう。その階段はシーズンが始まる前だ。(来季もアーセナルでプレーする)チャンスは非常に高いと思う。移籍願望は無いからね。」
ルイスが古巣ベンフィカへ復帰したいと語った件については?
「彼が言いたかったのは『もし将来、引退する前にチャンスがあったらベンフィカへ復帰し、始まりの地でキャリアを終えたい』ということだ。今すぐベンフィカへ戻りたいとは一言も言ってない。」
また、アスレティック紙が昨夏のアーセナル移籍の際、ジューラブシャン氏が600万ポンド(約8億円)の仲介料を受け取ったと報じた件については、次のように述べています。
「アスレティックが報じた仲介料は大間違いだ。ダビドの仲介料は10%もなかったよ。」
(ソース:Sky Sports)

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