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木曜日に行われたEL・オリンピアコス戦以降、新たに報告すべき健康上および怪我はない。ファースト・チームのメンバーは全員プレー可能。
(ソース:Arsenal.com)
ジョージ・グラハム:タイトル獲得には多額の投資が必要
1986年〜1995年までアーセナルを指揮し、リーグ優勝2回・FAカップ優勝1回・EFLカップ優勝2回・UEFAカップ・ウィナーズ・カップ優勝1回という輝かしい成績を収めたジョージ・グラハムがエクスプレス紙のインタビューに応じました。
その中で、低迷するアーセナルを再建し再びプレミアリーグで優勝争いをするためには、多額の投資をして選手を獲得する必要があると語っています。
ジョージ・グラハム
「彼らは問題を抱えているが3名の選手がいればそれを解決できるだろう。アルテタはとても良い仕事をしているね。
しかし、アルテタは選手を成長させているものの、ある程度のレベルまでしか成長させられていない。
彼らが次のレベルへ到達するためには天賦の才を持つ選手が必要だ。たしかに今のアーセナルには優秀な若手がいるけれど、彼らは助けを必要としてる。若手の周りに道標となるクォリティの高い選手が必要なんだよ。
そのため、彼らは2〜3名の選手を獲得する必要があるだろう。そして、その獲得には選手一人当たり7,500万ポンド(約114億円)〜1億ポンド(約152億円)くらいかかると思う。
オーバメヤンはクラブに加入以降、多くのポイントをもたらしたけれど他の選手が同等の活躍を見せたことは殆どない。
ラカゼットもそこそこゴールは決めてくれるだろうが、トップ・クォリティを求めるならティエリ・アンリやイアン・ライトの方が良い。アーセナルには優れたストライカーが必要なんだ。
あとはバックラインでの愚かなミスを無くす必要がある。もし選手たちがこの様なミスを繰り返す様なら、最終的に『彼らの能力は不十分なのでは?』と考えざるを得ない。
これはスコットランド的な考え方かもしれないが、何かを築き上げるにはまず土台から始めるものだ。だからこそ私は守備陣の構築からスタートしたんだよ。
アルテタは自分が必要としている選手をちゃんと分かっていると思う。彼がインテリジェントな選手を獲得したらトップクラスのDFへ育て上げられるだろう。
アーセナルは私が1989年に最初のタイトルを獲得するまで18年も待った。そして今は(最後にリーグ優勝してから)17年経つ。
だからこそ投資は早ければ早いほど良いんだ。」
グラハムは1992年に行った選手獲得の際に代理人から賄賂を受け取っていたことが発覚し、1995年にFAから1年間の資格停止処分を受けアーセナルを去りました。
その後、リーズで監督に復帰し1998年10月にはアーセナルの宿敵トテナムの監督に就任します。トテナムでは就任から5ヶ月でEFLカップを制覇しタイトルをもたらしますが、クラブが現在のオーナーに買収されると2001年に規約違反を理由に解任されました。
グラハムは週末のノース・ロンドン・ダービーを前に当時を振り返ります。
「スパーズでは楽しい時間を過ごすことが出来たしタイトルも獲得した。(スパーズでは)珍しいことだね(笑)
解任された時はFAカップで準決勝にも進出していたのだが、まぁこれもフットボールだ。彼(会長)は他の監督が適任だと思ったのだろう。
モウリーニョとは気が合う。彼は勝利を最優先にしているからね。もしそこにクラブの繁栄を添えることが出来たら素晴らしいことだと思う。
彼は(トテナムで)人気者になれるかもしれないし、なれないかもしれない。ご存知の通り、私はアーセナルで人気がなかった。
だが、レヴィ会長がポチェッティーノの後任として彼を招聘したのは彼が勝者だからだ。そして彼が獲得した選手たちは、時間と共に彼らの問題を解決し、チームを真の優勝候補に変えるだろう。」
(ソース:Daily Express)
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