【アーセナルNEWS】マルティネッリ:トップ4でフィニッシュすることが目標ではない

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公式:エドゥがスポーツ・ディレクターに就任

アーセナルはテクニカル・ディレクターを務めていたエドゥがスポーツ・ディレクターに昇進したと発表しました。アーセナルでスポーツ・ディレクター職が置かれるのはクラブ史上初です。

エドゥはこれまでテクニカル・ディレクターとして男子および女子チームの総責任者を務めてきましたが、スポーツ・ディレクターに昇進したことでアカデミーの総責任者も兼務します。

ヴェンカテシャムCEO
「エドゥは我々の発展に積極的かつ重要な貢献をしてきたが、その彼が間違いなく愛しているアーセナルに再び将来を捧げくれたことを我々は嬉しく思っている。

エドゥの昇進はアカデミーに対する彼の影響をさらに強めるものだ。ペア(・メルテザッカー)とエドゥが協力して男子のトップチームとアカデミーの融合をさらに進めてくれることに期待している。」

 

エドゥ
「この新しい役割はこれまでの仕事を進化・統合させたものだと理解しており、たいへん嬉しく思っている。我々は男子・女子・アカデミーの各分野で順調に発展しており、何を達成できるのか我々全員がワクワクしているところだ。

多くの人々の努力の上に成り立っていて、我々全員が共に成長しより多くの成功を手にできることを楽しみにしている。また、クラブが私を信頼してくれたことにも感謝したい。

共に前へ進もう。」

(ソース:Arsenal.com

 

エドゥのスポーツ・ディレクター昇進について、ファブリツィオ・ロマーノ氏の情報によるとヨーロッパの3クラブが新たなディレクター候補としてエドゥをリストアップしていたらしく、それを察知したアーセナルがエドゥの立場を強化して流出阻止に動いたのだとか。

 

マルティネッリ:トップ4でフィニッシュすることが目標ではない

世界中の様々な競技のアスリート達が自身の言葉で自らのストーリーを語るメディア「The Players’ Tribune」にマルティネッリが登場し、これまでの生い立ちやアーセナルへの加入と成功への道のりを赤裸々に語っています。

長文なので全てを載せることはしませんが、その中から幾つか印象的だった部分を抜粋したいと思います。

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2019年にアーセナルへ加入したマルティネッリですが、その前にはマン・Uやバルセロナのトライアルも受けています。

そこでは入団に至りませんでしたが、その後アーセナルの目に留まり獲得オファーが届きます。マルティネッリは父親に「どうしよう?」と相談したようですが父親が「ロンドンへ行くぞ」と言ったことで移籍を決意したそうです。

そしてロンドンへ引っ越してきますが、当時は英語を全く話せず右も左も分からない状態でした。さらに、これまで常に家に誰かいる状態で生活していたことや、ずっと両親と一緒に寝ていたことから今でも家に一人でいることが出来ないそうです。

マルティネッリ
「2019年にロンドンへ来たときは何も分からなかった。寝ることすらできなかったよ。最初は両親も一緒に来てくれたんだけど、時には一人で寝なきゃいけない日もあってさ…でも寝れなかった。

子供の頃からベッドルームが一つしかなかったので常に両親と一緒に寝ていたんだ。イトゥに引っ越したときなんか一人で寝るのが怖くなった。家に誰かいないとダメなんだ。

一度ひとりで寝ようとした時なんか一晩中恋人に電話しちゃったよ。冗談じゃなくてマジな話なんだ。日中も一人でいるのは苦手だね。

(ロンドンへ来た当時は)運転もできなかった。免許を取得するためには英語を話せる必要があるんだよ。そのあと英語がちゃんと話せるようになったんだけど、今度はパンデミックが起きて全ての試験が延期されてしまった。

だからここに来てからの2年間はタクシーを使ったりUberを頼んだりしていたね。でも、そんな時に誰が助けてくれたと思う? エミ・マルティネスだよ!

彼は僕の家から10分くらいのところに住んでて、トレーニングやスタジアムへ行くときはいつも迎えに来てくれたんだ。時にはセバージョスも迎えに行ったかな。

エミはいつも皆んなを手助けしようとしていたね。あるときは大晦日を彼の家で家族と一緒に過ごしたこともある。

あとはダビド・ルイスという素晴らしい人にも助けられた。彼らみたいな人がいなかったから僕のスタートはもっと大変だっただろう。

当時は週に3回英語の授業を受けていたんだけど、ある日彼女と一緒に映画を観たことがある。彼女のことは大好きなんだけど、どうもイラッとさせられることがあるんだ!

リオ出身なのに彼女は映画を英語で観たがるんだよ。僕はポルトガル語で観たいのに。

彼女は『英語の勉強してるのに吹替で観るの??』なんて言うんだ。でも、ポルトガル語に慣れてると英語はなんか気持ち悪いんだよ。

それでポルトガル語で観るんだけど『これって俳優の本当の声じゃないよね?』とか言ってくる。だから僕は『そうだよ。でもこの声に慣れてるんだ』って答えると、『声が違うじゃない、本当は英語なのよ!ポルトガル語は喋れないの!』とか言うんだ。」

 

ロンドンで生活をスタートさせた当初は環境や文化が変わったことで色々と苦労していたようですが、周りのサポートもあって上手く乗り越えたようです。

その後、膝の怪我で長期離脱を強いられるなど新たな苦難に直面しますが、スタッフのサポートを受けて無事に回復します。

昨シーズンは怪我の影響もあってあまりプレー機会がありませんでした、今シーズンはしっかりとチャンスを掴み取りレギュラーに定着しています。

今シーズンのアーセナルはリーグ首位と好調ですが、その要因の一つとしてマルティネッリはファンとの一体感を挙げています。

「8月にホームで行われたレスター戦でサリバがオウンゴールをしてしまったのを覚えているかな。彼はしかめっ面をしながら引き上げていたんだけど、もし他のチームのファンだったらその時にブーイングを浴びせていたかもしれない…。

でも僕らのファンは歓声をあげていた。彼のことを叱咤激励していたんだ。まるで『何があってもファンはお前達と一緒だ!』と言っているようだった。

そして、その2分後に僕らはゴールを決めた。これがアーセナルなんだ。」

 

さらにマルティネッリは、アーセナルの目標はポイントを獲得することでもトップ4でフィニッシュすることでもなくタイトルを獲得することだと続けます。

「僕らは毎試合勝利を目指し続ける。それがこのクラブのあるべき姿だからね。

アーセナルは ” ポイントを獲得すること ” を目標としていない。

トップ4でフィニッシュすることでもない。

アーセナルの目標はタイトル獲得だ。リーグ戦やCLでね。

それこそファンに相応しい姿だ。」

(ソース:The Players’ Tribune

 

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