オーナーが今夏の移籍市場で財政支援へ
football.londonでアーセナル担当チーフを務めるクリス・ウィートリー氏によると、アーセナルは今夏の移籍市場でも大規模な補強を計画しており、オーナーであるスタン・クロエンケ氏も財政面から補強をサポートするつもりだとか。
一説によると1億8,000万ポンド(約283億円)もの補強を見込んでいるとされます。
アーセナルは1月の移籍市場でMLSのクラブからCBオーストン・トラスティ(23)とGKマット・ターナー(27)を獲得しています。
しかし、両選手ともチームへの合流は今シーズン終了後となるため、実質1月の移籍市場で新規加入選手は1人もいませんでした。
ファンや専門家からは1月の移籍市場でストライカーとCMFの補強を強く求められていただけに、補強ゼロで移籍市場を終えたことは驚きでした。
ただ、今夏の移籍市場ではオーナーの財政支援を受けて積極的な補強を行うとみられています。
クロエンケ氏はアーセナル以外にも複数のスポーツ・クラブを所有していますが、その中で最も成功を収めているのがNFLのロサンゼルス・ラムズです。
過去5シーズンのうち4回プレー・オフに進出しており、今シーズンはスーパーボウルへの出場も果たしています。
スーパーボウルは現地時間の日曜日(日本時間14日月曜日)に行われますが、クロエンケ氏はラムズのスーパーボウル進出により3億5,000万ポンド(約550億円)もの利益を得るとみられています。
クロエンケ氏はアーセナルの運営を息子のジョシュ氏に任せていますが、アーセナルとラムズの補強方針は異なっているようです。
ラムズはドラフトで将来有望な若手を獲得するよりも、獲得可能な最高のベテラン選手を積極的に補強するという賭けに出ていたようです。
ただ、アーセナルとの類似点もありラムズのショーン・マクベイ監督はアルテタよりも若い36歳です。もしスーパーボウルを制したら史上最年少の優勝監督になります。
クロエンケ氏は若い監督にラムズの指揮を任せて成功を収めていますが、同じく若手監督が指揮を執るアーセナルでもトロフィーを獲得してクラブを成功へ導くことができるでしょうか?
(ソース:football.london)
ASローマが今夏も再びジャカ獲得に動く?
イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルトによると、ASローマが昨夏に引き続きジャカ獲得に動くらしいです。
今シーズンのローマはモウリーニョ監督の下で苦戦を強いられており、現在は7位となっていて上位争いから一歩後退しています。
しかし、クラブ首脳陣のモウリーニョへの信頼は揺らいでおらず、来シーズンの巻き返しを図るため今夏の大型補強を許可する可能性があるそうです。
その中でモウリーニョは再びジャカ獲得を求めているのだとか。
昨夏の移籍市場でもローマはジャカ獲得に動きましたが、合意間近というところまで行ったものの結局は破談に終わり、ジャカはアーセナルと新たな契約を結びました。
ただ、立て続けにレッドカードで退場するなどジャカの規律に対する懸念が表面化しており、オファー次第では今夏の移籍市場での放出される可能性があるとのこと。
(ソース:Daily Express)