公式:オーバメヤンが退団
アーセナルはオーバメヤンが双方合意の上で退団したと発表しました。
オーバは2018年1月にボルシア・ドルトムントから加入すると、アーセナルで最初のフル・シーズンとなる2018-2019シーズンにプレミアリーグ得点王を獲得する活躍を見せます。
また、2020年のFAカップ決勝・チェルシー戦ではクラブを優勝に導くゴールも決めました。その後は約2年半に渡ってキャプテンも務めます。
アーセナルでは通算162試合92ゴールという成績を残しています。
(ソース:Arsenal.com)
移籍市場最終日にエンケティアへのオファーを拒否
Arsenal have turned down approaches/opening proposals from Crystal Palace and Newcastle for Eddie Nketiah in the final days of the window. 🚫🏴 #AFC
He’s currently out of contract in June – there are chances for Nketiah to sign a pre-contract with another club soon. pic.twitter.com/WhdgQgnVoa
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) February 1, 2022
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルは移籍市場最終日にクリスタル・パレスとニューカッスルからエンケティア獲得へ向けたアプローチとオファーを受け取っていたそうです。
しかし、クラブはそのいずれも拒否したとのこと。エンケティアの契約は今シーズンまでとなっているため、同氏はすぐにでも国外のクラブと来季の契約を結ぶ可能性があると指摘しています。
リヨンがラカゼット獲得に動く?
フランスのレキップの報道によると、リヨンがラカゼットと再契約する可能性を模索しているようです。
ラカゼットは2017年の夏にリヨンからアーセナルへ移籍していますが、リヨンでは8年間で通算275試合129ゴールと大活躍しておりクラブ史上4位のゴール数を誇っています。
アーセナルとラカゼットの契約は今シーズンまでとなっており、今のところ契約延長が行われる様子もありません。
そのためリヨンは今夏にFAでラカゼットを獲得すべく水面下で動いているようです。ただ、ラカゼットは現在アーセナルで週給18万2,000ポンド(約2,822万円)を受け取っており、この高額な給与がネックになっているとか。
(ソース:Daily Mail)
アーセナルが1月に補強しなかった理由
1月の移籍市場でアーセナルはMFとストライカーの獲得を目標に活動していたと言われています。しかし、終わってみると獲得はGKマット・ターナーとCBオーストン・トラスティの2人で、しかも両者ともアーセナルに合流するのはシーズン終了後となります。
その一方でメイトランド=ナイルズ、パブロ・マリ、バロガンがローン移籍したほかチャンバースがアストン・ヴィラへ完全移籍し、コラシナツ及びオーバメヤンは契約解除のうえFAで放出しています。
また、トップチームの他にはアカデミー所属の選手も多数ローンで放出しました。
この様に放出ばかりの移籍市場となった1月ですが、なぜアーセナルは補強を行わなかったのでしょうか?
football.londonによると、エドゥはヴラホヴィッチ獲得に注力する形で移籍市場のスタートを切ったそうです。しかし、ヴラホヴィッチはそもそもセリエAから移籍するつもりが無かったとのこと。
その後、ジョナサン・デイヴィッドやアレクサンデル・イサク、ドミニク・カルバート=ルーウィンなどの代理人と次々会談を行ったそうですが移籍は実現しませんでした。
一方のMFに関してはアルトゥールをローン移籍で獲得すべくユベントスを交渉を行いました。しかし、今シーズン末までの短期ローンを希望するアーセナルに対して、ユベントスはもっと長い長期ローンを要求したため折り合いが付かず合意には至りませんでした。
1月の移籍市場が終わってみるとアーセナルのトップチームは22人まで減っています。しかも、ラカゼットやエンケティア、エルネニーは今シーズン末で契約満了となるため、夏にはさらに人数が減る見込みです。
ではなぜアーセナルは1月に補強を行わなかったのでしょうか?
football.londonのクリス・ウィートリー氏の見立てでは、短期的な解決策として一時的な補強を行うのではなく、夏の移籍市場まで待ってトップターゲットの選手を獲得するためだろうと指摘しています。
エドゥとアルテタの戦略が報われるかは夏まで待てば分かるでしょう。
(ソース:football.london)
アルテタとサカに新たな契約をオファーへ?
football.londonでアーセナル担当チーフを務めるクリス・ウィートリー氏によると、クラブはアルテタとサカに新たな契約をオファーする準備を進めているそうです。
オーナーであるスタン・クロエンケ氏の息子でクラブ幹部を務めるジョシュ・クロエンケ氏は、アルテタの手腕を高く評価しており関係も良好だとか。
アルテタとの契約は2023年夏までとなっていますが、他クラブからの引き抜きを牽制する意味でも契約更新を行いたいようです。
また、成長著しいサカに関しては今シーズンの活躍に報いる形で給与のアップを行うのだとか。サカとは2024年まで契約を結んでいますが、クラブで最も重要な選手となったことを反映した契約内容になる見込みです。
なお、契約交渉はオペレーション部門のトップを務めるリチャード・ガーリックが務めます。交渉はシーズン終了後の5月にスタートする可能性があるとのこと。
(ソース:football.london)
ここ数年、レジェンド・クラスの選手があまり良い形で退団しないのはモヤモヤします。