【アーセナルNEWS】今夏に獲得に動くかもしれない4選手、来季のサリバについて

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今夏に獲得に動くかもしれない4選手

football.londonのアーセナル担当チーフを務めるクリス・ウィートリー氏が、今夏の移籍市場で獲得に動くかもしれない4選手をリストアップしています。

1月の移籍市場で殆ど補強を行わなかったアーセナルは、契約満了でFAとなる可能性の高い選手も数名いるため、殆どのポジションで補強を行う必要があるとされています。

 

■ティーレマンス(レスター・C)

まずは中盤の補強としてレスターのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(24)の名前が挙がっています。

レスターのロジャース監督は、今夏の移籍市場でチームの刷新を図るべく準備しているらしく、ティーレマンスの代理人が移籍先を探しているという情報もあるとか。

ロジャース監督がティーレマンスの放出を検討しているかは不明ですが、以前にティーレマンスがレスターでプレーし続けることを望んでいるし選手もここに満足しているが、レスターでのキャリアは長く続かないだろうという趣旨のコメントをしていました。

ただ、放出する場合は後任の確保が出来た場合に限るとも述べています。

 

■レナト・サンチェス(リール)

1月の移籍市場でも名前の挙がっていたリールのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)ですが、夏に改めて獲得に動くかもしれません。

エルネニーが契約満了で退団する可能性があるため、守備的MFの補強が必要です。

サンチェスは先月、幾つかのクラブが自身の代理人と接触していることを明かした上で、移籍する準備は出来ていると語っていました。

 

■ジョナサン・デイヴィッド(リール)

football.londonによると、アーセナルは昨年12月にジョナサン・デイヴィッドの代理人と接触していたそうです。

オーバメヤンが退団し、ラカゼットやエンケティアとの契約も今シーズンまでとなっていることから、夏にはトップチームのFWがバロガンのみという状況になりかねません。

そのため、今夏の移籍市場では数名のFWを獲得する必要があるとされています。

 

■ドミニク・カルバート=ルーウィン(エバートン)

アルテタが獲得を熱望しているのがエバートンのイングランド代表FWドミニク・カルバート=ルーウィン(24)だとされています。

今シーズンは開幕から3試合で3ゴールを決める好調ぶりでしたが、8月下旬につま先を骨折して長期離脱してしまいました。

アーセナルの補強リスト筆頭に位置付けられているらしいですが、獲得には6,000万ポンド(約93億円)以上の移籍金が必要になると思われます。

(ソース:football.london

 

サリバは守備陣のラストピースになるか?

Goalのチャーリー・ワッツ氏がサリバに関する記事を書いているので要約したいと思います。

 

2019年に鳴り物入りで加入したウィリアム・サリバですが、入団以来ローン移籍を繰り返しており未だトップチームで1試合もプレーしていません。

サリバは今シーズン、マルセイユにローン移籍していますがリーグ・アンで抜群の安定感と素晴らしいパフォーマンスを発揮して賞賛を浴びています。

アーセナルではアルテタの監督就任以来、守備陣のオーバーホールが行われています。アルテタ加入前からいる選手でレギュラーとしてプレーしているのはティアニーのみで、それ以外の冨安・ホワイト・ガブリエウ・ラムズデールは全てアルテタ就任後に獲得した選手達です。

この5名による守備陣が構築されて以降のアーセナルは、リーグ戦20試合で14失点&クリーンシート10回と安定感が大きく改善しました。

さらに、左SBのタヴァレスはティアニーのバックアップとして申し分ないパフォーマンスを見せており、選手層に深みを与えています。

今夏の移籍市場では冨安のバックアップとしてノッティンガム・フォレストのジェド・スペンス(21)の獲得に動くという情報もあります。

そして来シーズンこそはサリバがCBに深みを与える存在として活躍するかもしれません。現在のサリバはリーグ・アン屈指のCBになっておりそれはスタッツを見ても明かです。

サリバはボールの扱いが上手く90分あたり平均して82.8本ものパスを出しており、これはホワイト(52.8回)・ガブリエウ(57.5回)・ホールディング(52.5回)を大きく上回ります。

また、パス成功率も93.5%と非常に高くこれはアーセナルの3人のCBよりも優れています。それだけでなく、ポゼッション・ロス率も僅か8%で殆どボールを失っていません。

さらに、サリバは試合の流れを読むのも得意で1試合1.2回のインターセプトを記録しており、アーセナルでこの数字を上回るのはホワイト(1.4回)だけです。

この様に数々のスタッツでホワイト・ガブリエウ・ホールディングを上回っているサリバですが、プレミアリーグではなくリーグ・アンでの成績である点には注意が必要です。

しかし、今年の3月時点でまだ21歳という年齢を考えれば、極めて印象的な活躍をしていることに違いはありません。

 

アーセナルもサリバの成長を注意深く観察しており、ローン・マネージャーのベン・ナッパーとテクニカル・ディレクターのエドゥが何度かフランスへ視察に行っているようです。

フランスではサリバがマルセイユへの完全移籍を希望しているというような報道もありますが、アーセナルはクラブの将来を担う選手であると考えているとのこと。

アルテタのサリバに対する扱いは度々批判されており、全く起用されないことにファンも困惑しています。

ただ、アーセナルとしては常に注目され批判されるプレミアリーグではなく、リーグ・アンで定期的にプレーすることでじっくり育てたいと考えたようです。そしてクラブの思惑通りサリバは順調に成長しています。

フランスではリーグ・アン最高のCBとして賞賛を浴びているサリバですが、今夏のプレ・シーズンではアルテタを納得させる必要があります。

もちろん、サリバ側はアルテタの考えなど知る由もないので、まずは今後の契約問題も含めてシーズン終了後に会談することになるでしょう。

 

しかし、アーセナルではホワイトとガブリエウのCBコンビとポジション争いを行うためのスペースがあるのは事実です。

ここまで長い道のりでしたが、サリバにとって明確な道が開かれつつあります。彼がその道を進むかどうかをシーズン終了後に決めることになるでしょう。

もしサリバがアーセナル残留を決めたら、アルテタにとって守備陣構築のラストピースになると思われます。

(ソース:Goal.com

 

【アーセナルNEWS】アルテタがドバイ合宿を振り返る
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