【アーセナルNEWS】ウィルシャーが現役引退を表明、指導者の道へ

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ウィルシャーが現役引退を表明

2008年から2016年までアーセナルでプレーし、通算197試合に出場したジャック・ウィルシャー(30)が現役引退を表明しました。

ウィルシャーは7歳でアカデミーに入団したクラブの生え抜きで、アーセナル・アカデミーが輩出した最高傑作の一人です。

2008年9月13日に行われたプレミアリーグのブラックバーン戦で、16歳256日という若さでリーグ戦デビューを飾りクラブ史上最年少記録を樹立しています。

2013-14シーズンと2014-15シーズンのFAカップ2連覇に貢献したほか、個人レベルでは2011年にPFA年間最優秀若手選手賞とPFA年間ベストイレブンを受賞しています。

そしてウィルシャーと言えば2014年のノリッジ戦で見せたゴールです。

 

ウィルシャーの引退声明
「今日、僕はプロ・フットボール選手から引退することを発表します。これまでの現役生活は信じられないような瞬間に満ち溢れていた最高の旅でした。自分のキャリアで経験してきたあらゆることに感謝しています。

家の庭でボールを蹴っていた少年が、愛するアーセナルでキャプテンを務め、さらには代表としてW杯でプレーするまでになりました。僕はこれまで夢の中を生きてきたのです。

正直、自分ではどうしようもない理由によって自身のキャリアが転がり落ちて行くのを受け入れるのは難しかったし、自分はまだまだやれると思っていました。

これまで最高峰のレベルでプレーを続けてきた僕としては、常に大きな野心を抱いていたし、正直言ってこういう立場になることは想像もしていなかったです。

ですが、親しい人たちとじっくり話し合っていく中で今がその時だと感じました。困難な時期もありましたが、自分のこれまでのキャリアを振り返り大きなことを成し遂げてきたことを誇りに思っています。

世界最高の選手達と一緒に最高レベルの舞台でプレーし、FAカップで優勝したりクラブのキャプテンを務めたり代表に選ばれると言うことは、ヒッチンで育った自分には想像もしなかった夢のような出来事です。

この様なキャリアを歩めたことは幸運でしたが、多くの人々の愛情とサポートがなければ実現しなかったことでもあります。

 

まずは母ケリーと父アンディ、兄のトム、妹のアンジーへ。子供の頃から現在に至るまで、みんなの犠牲と愛情そして無条件のサポートがなければ僕は何も実現できなかったでしょう。

言葉では言い表せないほど感謝しています。僕が夢を実現するためにみんながしてきてくれたことは一生忘れません。

生涯の友人達の愛情とサポートにも感謝しています。特に親友のドゥエインとベニックには感謝しなければなりません。

良い時も悪い時も君たちは常に僕を支えてくれました。常に君たちの誠実さとサポートに頼れるという安心感がありました。

一番最初に指導を受けたスタッフやコーチ陣、特にゴードン・ローレンス、スティーブ・レナード、ボビー・アーバー、ロッグ・マシー、リアム・ブレイディ、スティーブ・ボールド、マーク・エリス、トゥンデ、ニール・バンフィールド、そして僕に『アーセナル流』を叩き込んでくれた全ての人たちに感謝しています。

僕がこのようなキャリアを築けたのは皆さんのおかげです。ありがとうございました。

 

ボスのアーセンやポロ・プリモラツ、そしてパット・ライスに対する愛情と感謝は言葉では言い表せません。

初めて会った日から皆さんの信念とサポート、指導がなければ僕はアーセナル・ファミリーの一員になれなかったと思います。生涯、感謝し続けるでしょう。

アーセナルFCの役員や経営陣、その他の関係者の皆さん本当にお世話になりました。7歳で入団して以来、皆さんは私の家族の様な存在でした。本当にありがとうございます。

ロイ・ホジソンとエディ・ハウにも特に感謝しなければなりません。二人とも素晴らしい監督であり、キャリアの中で特に重要と思える時期に僕を信頼してくれたました。

これまでのチームメイトのみんなともドレッシング・ルームを共有できたことを嬉しく思います。僕らは一生の思い出を共有できたと言えるでしょう。ピッチ内外で色々とお世話になりました。

コリン・ルーウィンとデクラン・ランチにはとても感謝しています。僕のキャリアを通して彼らのチームの皆さんにはとてもお世話になりました。

ボルトン・ワンダラーズやボーンマス、ウェストハム・ユナイテッド、そしてAGFに関わる全ての方々にも感謝しています。

難しい時期もありましたが、在籍した全てのクラブで楽しく素晴らしい時間を過ごすことができました。

ニール・フィーウィングス、ダンカン・ロス、ファハリ・エクベットをはじめとする僕のマネージメント・チームのみんなには長きに渡るサポートに感謝しています。

特にビッグ・ダンクには数え切れないほど電話口でサポートしてもらい、愛情ある賢明な言葉をかけてもらいました。ありがとう。

地球上で最高のサポーターであるアーセナル・ファンのみんなにも心から感謝しているよ。みんなの為にプレーできて光栄でした。

常に応援してくれていることを実感できたし、みんなのクラブを代表してプレーしているんだという誇りを持てました。みんながいつも応援し続けくれたことは絶対に忘れないし、僕自身も一生グーナーです。

 

そして、最後になりましたが一番大切な僕の妻と子供達について。みんなの愛情と無条件のサポートは僕にとって言葉では言い表せないものです。

僕の一番良い時と最低の時期を共に過ごしてくれて、その中でも僕に対する愛情とサポートは揺るぎないものでした。

辛く気分が沈んでいた時期も、みんなが居てくれたから毎朝ベッドから起きて前進し続けることができたのです。

アンドリアーニには感謝しているし、心から愛しています。君は僕の支えであり、僕らは最高のチームだと感じています。

アーチー、デリア、シエナ、そしてジャックへ。僕は君たちのことを誇りに思っていて、みんな掛け替えのない存在だと思っているよ。

みんなのことをとても愛しているし、いつも僕を笑顔にしてくれることに感謝している。

 

僕は自分のキャリアにおける全ての瞬間を楽しめたと思っていますし、これは一生に一度の壮大な旅でした。今がこのチャプターを終わりにする最適な時だと感じていますが、僕にはまだまだゲームに対してできることがたくさんると思っているので、将来がどうなるかワクワクしています。

COYG

ジャックより」

 

ウィルシャーはU-18のコーチに就任へ

現役引退を表明したウィルシャーに関して、アーセナルがU-18のコーチ就任を要請しているとGoalが報じています。

引退表明にもあるように、ウィルシャーは引退後もフットボール界に関わることに前向きです。その中で現役時代にチームメイトとして共にプレーし、現在も親交のあるメルテザッカー(アーセナルのアカデミー部門長)との関係からアーセナルで指導者の道に入るとみられています。

(ソース:Goal.com

 

引退するには早すぎるけどお疲れさまでした!

怪我との戦いがなければ…という思いもありますが、アカデミーが産んだスターが引退後に指導者としてアカデミーに戻ってくると言うのも嬉しい限りです。

 

https://www.afcwatch.com/entry/arsenal-news-2022-7-9/

 

 

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