バロガンがスタッド・ランスにローン移籍
アーセナルは21歳のFWフォラリン・バロガンがリーグ・アンのスタッド・ランスへシーズン・ローンで加入すると発表しました。
バロガンは10歳でアーセナル・アカデミーに加入した生え抜きで、2020-21シーズンにトップチーム・デビューを飾りました。ELで5試合に途中出場して2ゴールを決める活躍を見せて注目を集めます。
昨シーズン後半はミドルスブラへローン移籍し、全ての大会を通して21試合3ゴール3アシストという成績を残しています。
(ソース:Arsenal.com)
Official, confirmed. Folarin Balogun joins Reims on loan from Arsenal as deal will be valid until June 2023. 🔴🤝 #AFC
No buy option clause included. pic.twitter.com/nhMpVbrmoL
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 3, 2022
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バロガンのローン契約に買取オプションは含まれていないとのこと。
パティーノがブラックプールにローン移籍
アーセナルは18歳のMFチャーリー・パティーノがチャンピオンシップのブラックプールへシーズン・ローンで加入すると発表しました。
パティーノは11歳の時にルートン・タウンからアーセナル・アカデミーに加入しています。
昨年12月に行われたカラバオ・カップのサンダーランドに途中出場してトップチーム・デビューを飾ると、その試合でさっそくゴールを決めるという最高のスタートを見せました。
昨シーズンはこの試合を含めて2試合に出場しています。
(ソース:Arsenal.com)
ラムズデールが背番号1を継承
アーセナルはレノがフラムへ移籍したことに伴い、ラムズデールの背番号を32から1に変更すると発表しました。
ラムズデールは昨年8月にシェフィールド・ユナイテッドから加入すると、印象的な活躍を見せてレギューらを掴み取り37試合に出場しています。
また、イングランド代表にも招集されておりサンマリノ戦で代表デビューも飾りました。
ラムズデール
「この偉大な背番号を背負うのをとても誇りに思っている。これまで偉大な選手たちがこの背番号を背負っているけれど、彼らがピッチ内外で見せてきた振る舞いを見習いつつ自分の個性を発揮していきたいね。そして、ベルト・レノの新たな冒険が素晴らしいものになることを願っている。僕の進むべき道を示してくれた事に感謝しているし、君がこのシャツを着ていた時のように優雅に振る舞えるといいなと思ってる。」
(ソース:Arsenal.com)
2022-23シーズンのプレミアリーグにおける変更点
いよいよ今週末に新シーズンの開幕が迫るプレミアリーグですが、昨シーズンから幾つかの変更点あります。
大きな変更点がありますので、開幕前に改めて確認しておきましょう。
1)5人の交代枠
今シーズンから交代枠が5人に変更されます。ただ、試合中にいつでも5人を交代できる訳ではない点に注意が必要です。
試合中に使用できる交代枠は3人で、残りはハーフタイム中となります。また、交代枠の増加に伴いベンチに登録できる選手数も7人から9人へと変更されます。
2)レエリーの昇格
昨シーズン限りでマイク・ディーン、ジョナサン・モス、マーティン・アトキンソンの3人が引退したことを受けて、トム・ブラモールがEFLからプレミアリーグへ昇格しました。
また、副審としてナタリー・アスピナル、ニック・グリーンハル、スティーブ・メレディスが加わります。
3)ペナルティ・ルールの変更
PKが行われた際のGKに関するルールも変更されています。これまでは『PK時にボールが蹴られた時点でGKは少なくとも片足の一部がゴールライン上にあるか触れていなければならない』とされていました。
このルールが『ボールが蹴られた時点で守備側のGKは少なくとも片足の一部がゴールライン上にあるか、もしくはゴールラインに触れているか、またはゴールラインの後側になければならない』に変更されています。
従来のルールではGKがゴールラインを跨ぐように立っていた場合、その立ち位置によって不当な利益を得ていなかったとしても反則となっていましたが、新しいルールではこの立ち方が認められます。
4)オフサイド・ルールの変更
オフサイドのルールが明確化されました。守備側の選手による『意図的なプレー』とは何かが明確にされています。
これにより、オフサイド・ポジションにいる攻撃側の選手がボールに触れても、(GKによる)セーブでない限り自動的にオンサイドにはなりません。
では”意図的なプレー”とは何かというと、ガイドラインでは選手が味方にボールをパスする・ボールを奪う・ボールをクリアできる可能性のある状況でボールをコントロールしているとき、とされています。
これにより、ボールを持っている選手がパスミスやクリアミスをしたり、それらの行為が成功しなかったとしても、選手が意図的にプレーしたと見做されます。
※この辺は私の理解が間違っているかもしれませんので、間違いがあったらご指摘ください。
5)片膝をつくアピールの変更
プレミアリーグでは人種差別反対のアピールとして、試合開始前にピッチ上の選手たち全員で片膝をつく行動を行っていました。
これを常に行うのではなく、メッセージをより効果的に発信するため期間限定で行うことに変更されました。
このアピールが行われるのはシーズン開幕戦と最終戦、10月と3月に実施される差別反対キャンペーン対象の試合、ボクシング・デイ、FAカップおよびEFLカップ決勝戦となります。
6)マルチボール・システムの導入
プレー時間を迅速化するため、1試合で10個のボールが使用されることになります。ピッチ上にあるのは常に1つですが、1つは第四審判が持ち、残り8つはピッチ周辺に置かれたコーンに配置されボールアシスタントが近くにいます。
これはボールがピッチ外へ出た場合でもすぐにプレーを再開させることが目的で、レフェリーはそれを常時監視しており場合によってはイエローカードの対象になります。
また、レフェリーがマルチボール・システムが乱用されていると判断した場合は、ワンボール・システムへ戻すこともできます。
7)プレミアリーグ2の変更
これまでU-23の試合だったプレミアリーグ2がU-21に変更されます。これはEFLトロフィーや他の国際大会との整合性を取るために導入されました。
また、オーバーエイジ枠として5人+GK1人の参加が認められます。
(ソース:Arsenal.com)