【アーセナルNEWS】PGMOLがVARのミスを認める、バログンとネルソンの去就について

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PGMOLがVARのミスを認める

プレミアリーグやEFL、FAの主催で行われる全ての試合で審判団を任命しているPGMOL(Professional Game Match Officials Limited)が次のような声明を発表しました。

PGMOL
「PGMOLはチーフ・レフェリング・オフィサーのハワード・ウェッブがアーセナルおよびブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと連絡を取り、土曜日に行われたプレミアリーグの試合におけるVARプロセスに重大なエラーがあったことを認め、その説明を行ったことを確認する。

いずれもオフサイドの状況分析に関連した人為的なミスであり、PGMOLは徹底的に検証を行っている。」

 

アーセナルは11日土曜日(現地時間)に行われたブレントフォード戦で、66分に先制するも直後の74分にイヴァン・トニーにゴールを奪われ同点に追いつかれます。

このゴールはVARの対象となりファールやオフサイドが無かったか映像によるチェックが行われましたが、最終的にはファールもオフサイドなしという判定によりゴールが認められ、その後アーセナルは追加点を奪うことができず同点のまま試合を終えています。

しかし、映像を見るとトニーのゴールをアシストしたノアゴールがオフサイドの位置でボールを受けており、VARの判定直後から疑惑の判定として物議を醸していました。アルテタ監督も試合後のプレス・カンファレンスでオフサイドだったと明言しています。

この件について、Daily Mailは現地時間11日にVARの判定で人為的なミスがあったとする記事を掲載しました。それによるとVAR担当レフェリーのリー・メイソンが映像の中にオフサイド・ラインを引くのを忘れていたと言うのです。

また、メール紙に判定に関する記事など執筆しているPGMOLのクリス・フォイ代表が、あれはオフサイドだったとするコメントも掲載しています。

クリス・フォイ氏
「イヴァン・トニーのゴールはVAR担当のリー・メイソンがもちろんチェックしている。VARではオフサイドがあったかどうか、イーサン・ピノックがビルドアップの中でガブリエウをブロックしていたかどうかを見ていた。

彼はファールの可能性についてチェックしており、ファールは無かったと判断してピーター・バンクス主審の判定に明確な誤りは無かったと判断を下した。

しかし、ゴールに至るまでのビルド・アップの中で、トニーが頭で合わせたクロスを供給したクリスティアン・ノアゴールがオフサイド・ポジションにいた。

しかし、VARでは(※オフサイドの)ラインについては全く調べていなかったというのが真相だ。単純にラインが引かれなかった。もしラインが引かれていたらゴールはオフサイドで無効になっていただろう。」

 

なお、クリスタル・パレス vs ブライトン戦では、ブライトンのゴールがVARによってオフサイドと判定され取り消されましたが、その際に引かれたラインの位置が間違っていたことが明らかとなっています。

(ソース:Daily Mail

 

バログンとネルソンの去就について

移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『 Daily Briefing』でネルソンとバログンの去就について触れています。

まずネルソンですが、アーセナルとの契約が今シーズンまでとなっています。そのため海外のクラブとは自由に来季の契約について交渉可能な状態です。

ロマーノ氏によると海外の2~3クラブがネルソン側と接触しているようで、契約の可能性について条件などを探っているそうです。

ネルソン自身はアーセナル残留を望んでいますが、クラブ側から契約延長のオファーはまだ無いとのこと。そのため、ネルソンの去就についてはネルソン側ではなくアーセナルがどうしたいか決めることになるでしょう。

次にバログンの去就に関して。一部でACミランがバログンの獲得に動いているとの報道がありましたが、ロマーノ氏によると現時点でミランがバログン獲得に向けた交渉を行っている事実は無いのだとか。

ミランは今夏の移籍市場でFW獲得に動くと思われますが、もっと長い時間をかけて人選を行うと思われます。

ただ、イングランドやフランス、ドイツの複数のクラブがバログンに注目しているのは事実なようで、非常に高い評価を受けているそうです。

いずれにせよ、アーセナルはシーズン終了後に決断を下すことになります。

(ソース:caughtoffside

 

22-23 プレミアリーグ 第23節:アーセナル vs ブレントフォード戦の結果
アルテタ監督:プレス・カンファレンス

 

 

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