アーセナル公式:チェルシーからハフェルツを獲得
アーセナルはチェルシーからドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(24)を完全移籍で獲得したと発表しました。移籍金は非公表で契約期間は長期契約とだけ明かされています。背番号は29番。
ハフェルツはレバークーゼンのアカデミー出身で2016年にプロ契約を結びました。その後4年間に渡りトップチームで活躍し、通算150試合46ゴール31アシストという成績を残します。
2020年夏にチェルシーへ引き抜かれ、プレミアリーグでは3シーズンに渡りプレーしていて通算139試合32ゴール15アシストを記録しています。また、2021年に行われたマン・CとのCL決勝戦ではチームを優勝に導くゴールを決めました。
エドゥSD
「我々はカイの加入に興奮している。また、この移籍を成立させるために全員が素晴らしい仕事をしてくれた。カイは我々のチームにとってエキサイティングな補強であり、攻撃面での素晴らしいクォリティと万能性をもたらしてくれるだろう。
豊富な経験を持つ24歳の加入は、アーセナルにいる才能あふれる若手選手達の中核を強化するうえで、もう一つの重要なステップとなるだろう。
我々の誰もがカイと一緒に仕事するのを楽しみにしている。」
アルテタ監督
「カイはトップ・クォリティを持つ選手だ。多才でインテリジェント溢れる選手だと思っている。彼は中盤に大きな強さをもたらしてくれるし、バラエティに富んだプレーを追加してくれるだろう。我々がカイとその家族をアーセナルFCに歓迎するとともに、間もなく始まるプレ・シーズンのトレーニングで彼と一緒に働けることを楽しみにしている。」
カイ・ハフェルツ
「この素晴らしいクラブに入団するとともにアーセナル・ファミリーの一員になることは、僕にとってこれ以上ないくらいエキサイティングなことだよ。このクラブには偉大な歴史があるので多くのことを成し遂げたいと思っている。アーセナルのスカッドはメンタリティがとても高いと思うし、それを実感している。それこそが、ここ最近のアーセナルと対戦するのが難しかった理由の一つだ。
トロフィーを獲得することを目標にしているし、その実現のためサポーターやクラブの皆のために全力を尽くすつもりだよ。
プレ・シーズンに合流したとき選手やスタッフのみんなと会うのを楽しみにしている。」
(ソース:Arsenal.com)
Official, confirmed. Kai Havertz joins Arsenal on £65m deal from Chelsea — medical completed over the weekend, he will wear number 29. ⚪️🔴✅ #AFC
First signing sealed. Next one: Declan Rice.
🎥 @Arsenal pic.twitter.com/DKRFVbxEpc
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 28, 2023
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ハフェルツの移籍金は6,500万ポンド(119億円)のようです。
ウェストハムとライス獲得で基本合意
🚨 Arsenal have agreed a fee with West Ham to sign Declan Rice. #AFC made £100m + £5m add-ons offer for 24yo England midfielder last night & that has been accepted. Record for British player. Clubs now working to resolve payment terms @TheAthleticFC #WHUFC https://t.co/pVl7o7MXhC
— David Ornstein (@David_Ornstein) June 28, 2023
精度の高い情報発信から事実上の公式発表と呼ばれるThe Athleticのデビッド・オーンステイン氏によると、アーセナルとウェストハムがイングランド代表MFデクラン・ライス(24)の移籍で基本合意に達しました。
アーセナルは移籍金1億ポンド(約183億円)+アドオン500万ポンド(約9億円)で三度目のオファーを出していましたが、これが受け入れられた形になります。この移籍金はイングランド人としては過去最高額です。
現在は最終合意へ向けてクラブ間で移籍金の支払い条件等について話し合いを続けているとのこと。
🚨Declan Rice ready to ask West Ham to accept Arsenal’s £105m bid as the England midfielder closes in on move to the Emirates. Confidence from Arsenal that an agreement can be reached today. #AFC #MCFC #WHUFC https://t.co/ozBPwW2eA8
— Sami Mokbel (@SamiMokbel81_DM) June 28, 2023
アーセナルとウェストハムがデクラン・ライスの移籍で基本合意に達したと一斉に報じられていますが、ライスを巡る報道をリードしていたのがDaily Mailの敏腕記者サミ・モクベル氏です。
同氏によると、アーセナルが総額で1億ポンドを超えるオファーを提示したのを受け、ライスはウェストハムに対してオファーを受け入れるよう要請したようです。
マン・Cが争奪戦から撤退したことを受けて、アーセナルへの移籍を実現させるためライス自身も水面下で動いていると思われます。
オーンステイン氏と同様にモクベル氏の取材でもアーセナルとウェストハムが支払い構造について交渉を続けている事が明らかとなっています。
アーセナルが4年間に渡る分割払いを望んでいるのに対して、ウェストハムは2025年初めまでに支払いが完了するよう2回払いを求めているそうです。
なお、この件に関してはモクベル氏による最新の記事によると、支払回数に関しては些細な問題であり、それが原因で移籍そのものが破談になるようなことは無いと考えられているそうです。そのため、両クラブとも最終合意へ向けて取り組んでいるとのこと。
ライスとは週給25万ポンド(約4,562万円)前後で長期契約を結ぶ予定だとされています。
(ソース:Daily Mail)
アルテタ監督がライスを自宅に招いて説得していた
London Worldの報道によると、アルテタ監督はデクラン・ライス獲得を実現させるために直接説得に当たっていたそうです。
アルテタ監督はライスを自宅に招いて自身が考える起用方法やどの様にライスを現在のチームへ融合させるかなどをプレゼンしたとのこと。
また、この際にライスがロンドンに残ってキャリアを続けることを最優先に考えていることも明らかになったのだとか。
なお、アーセナルとウェストハムによる交渉は48時間以内に合意に達するとみられているようです。
(ソース:London World)
