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公式:レアル・ソシエダからメリーノを獲得
アーセナルはレアル・ソシエダからスペイン代表MFミケル・メリーノを獲得したと発表しました。移籍金ならびに給与は非公表ですが長期契約とだけ明かされています。背番号は23に決定。
メリーノは2018年にドルトムントからレアル・ソシエダに加入すると、チームの中心選手として欠くことのできない存在になり、これまで通算242試合27ゴール30アシストという数字を残しました。
なお、ドルトムント時代の2017-2018シーズンにはニューカッスルにローン移籍しており、プレミアリーグで24試合に出場し1ゴールを記録しています。
このほかスペイン代表としても活躍しておりEURO2024では優勝に貢献しています。
エドゥSD
「ミケル・メリーノの移籍が完了したことをとても嬉しく思う。今夏、数多のクラブから関心を集めた同選手の移籍を成立させるため、クラブ関係者やチームが一丸となって取り組んできた。ミケルは我々が今夏の移籍市場で特に注目していた選手の1人であり、昨シーズンの好調を維持しつつチームをさらに進化させるため、我々のスカッド構成やプレースタイルに完璧にフィットする選手であると確信している。
彼の加入により、我々は経験やフィジカル、そして運動能力という点でさらに高いレベルのクォリティを手に入れることができた。これからのシーズンが非常に楽しみだよ。
ミケルと彼の家族をクラブに歓迎するとともに、彼がアーセナルのユニフォームを着てプレーする姿を見るのを楽しみにしている。」
アルテタ監督
「ミケルは豊富な経験と高いユーティリティ性を備えた選手であり、チームに計り知れないクォリティをもたらしてくれるだろう。彼はクラブ・レベルに加えスペイン代表としても長年にわたりトップレベルで活躍してきた。
彼の技術力、そして強くポジティブな性格は間違いなく我々のチームをさらに進化させてくれるだろう。
夏のEUROで皆さんもご覧になったようにミケルはまさに勝者だ。大会を通して素晴らしいパフォーマンスを披露し、スペイン代表の優勝に大きく貢献している。
ミケルと彼の家族をクラブに歓迎し、共に歩んで行けることを楽しみにしています。」
(ソース:Arsenal.com)
メリーノ:ファースト・インタビュー
昨シーズンのメリーノは欧州5大リーグで最多となるデュエル勝利数(326回)を誇るなど、闘志あふれる中盤の選手として極めて高い評価を受けています。
正式契約後に行われたファースト・インタビューでも、そのクォリティをチーム内で発揮できる日が待ちきれないと語っています。
ミケル・メリーノ
「あらゆるボールに食らいついて行くこと、それが僕のプレースタイルの大部分を占めているし、僕の性格をよく表していると思う。この姿勢は小さい頃に学んだものだ。
勝てるかどうかは分かりませんし、すべてのデュエルに勝つなんてことは約束できない。だけど、100%の力ですべてのボールを追いかけることだけは約束できるよ。
自分を評価するのは難しいけど、僕は努力家だし良きチームメイトだと思っている。ボールのあるなしに関わらず、チームのためにプレーすることが大好きなんだ。
あとは、常に試合全体のことを考えているね。ボールを持ってプレーするのが好きだから、スペインのフットボール文化を体現していると言えるかもしれない。」
6シーズンに渡ってプレーしたソシエダとスペインを離れ、今度からプレミアリーグでプレーすることになります。
ただ、2017-18シーズンにニューカッスルでプレーした経験が役に立つだろうと語ります。
「プレミアリーグは新たに参戦する選手にとっては極めて厳しいリーグだと思う。それに、実際に経験してみないとその厳しさは分からないかもしれない。
それでも、僕はすでにこのリーグのレベルの高さを理解しているし、すべての試合がタフなものになることも覚悟している。
現在プレミアリーグでプレーしているチームメイトや、以前プレーしていた仲間たちからも、その厳しさについては聞いているよ。
このリーグでは、すべての試合で勝利を目指さなければならない。スタジアムの雰囲気、対戦相手、そしてサポーターの熱気など、ある程度のイメージは掴んでいるよ。
そういった情報を持っていることは必ずプラスになるはずだ。」
アーセナルにはスペイン代表でチークメイトのラヤに加え、2019-20シーズンと2023-24シーズンにソシエダで一緒にプレーした経験のあるウーデゴールとティアニーがいます。
そして、現在はアーセナルでキャプテンを務めているウーデゴールとも事前に連絡を取り合っていたようです。
「そうなんだ、彼とは数日前にメッセージをやり取りしたばかりだよ。彼は僕が人生の新たな一歩を踏み出すことをとても喜んでくれた。
彼と一緒にピッチに立てた日々は本当に素晴らしいものだった。彼との繋がりにはたくさんの良い思い出があるし、ここでさらに良い関係を築けることを願っているよ。
オサスナとのアウェイ戦で、彼とワンツーでパスをつないでゴールを決めたプレーは今でもよく覚えている。
毎日の練習や試合を通して僕たちは良い連携を見せていたんだ。彼はMFの背後を取る動きが非常にうまい選手だと思う。
彼のような選手がいてくれると僕みたいな同じポジションの選手にとっては、とてもプレーがしやすくなるんだ。」
また、メリーノは今回のインタビューで、自分が幼少期に一番最初に勝ったユニフォームの一つがアーセナルのものだったことを明かし、自分の野心を語ってインタビューを締めくくっています。
「僕は自分の目標と合致しないクラブに移籍することは絶対にない。僕が求めているのは自分が成長して、チームが勝利し、夢を実現することだ。
そして、アーセナルは僕と同じメンタリティを持ったクラブだと感じている。これは僕にとって非常に重要なことなんだ。
彼らが日々積み重ねている努力に大きな価値を感じている。
ミケル(・アルテタ監督)とはすでに話をした。彼はチームの仕事の進め方について説明してくれたけど、そのやり方法に共感したよ。
だから、アーセナルへの移籍はまさに完璧な選択だと確信している。そして今は僕が一番好きな「仕事」に取り組む時だと思っている。すべてがうまくいくことを願っているよ。
僕が特に刺激を受けたのは彼らの飽くなき向上心だ。彼らは常にハングリー精神を持ち続け、決して諦めない。
僕もここへ来たからには彼らの目標達成に貢献したいと思っている。素晴らしいチームや選手たち、そして素晴らしい施設とスタッフがあるからね。
このクラブには成功に必要な最高の要素が揃っているんだ。このチームの一員として、今シーズンは皆で大きなことを成し遂げたいと思っている。」
(ソース:Arsenal.com)