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Physio Scout:パレス戦で負傷した選手についての見解
1️⃣ William Saliba was forced off at half-time of Arsenal’s win over Crystal Palace after feeling an issue that Mikel Arteta said was serious enough that he “had to be out” for the second half. Nothing obvious in-game mechanism suggesting a major injury. Should be a fast recovery.… pic.twitter.com/h3l3zgI6Vq
— Physio Scout | Football Injury Analysis (@physioscout) October 27, 2025
スポーツ科学の観点から、公開されている情報を元に選手の怪我について分析しているPhysio Scoutが、クリスタル・パレス戦で負傷したサリバやライス、カラフィオーリ、マルティネッリについて見解を述べています。
1)ウィリアン・サリバは、クリスタル・パレス戦のハーフタイムで交代を余儀なくされた。ミケル・アルテタ監督は『後半はプレーできないほどの問題だった』と述べているが、試合中に深刻な負傷に至るメカニズムは見受けられなかった。そのため、大怪我ではなく回復は早い見込み。
2)デクラン・ライスは前半に打撲を受け、その後もしばらくプレーを続けたが、最終的に試合終盤で交代となった。映像から判断すると、パレスの選手との接触によるふくらはぎの打撲と見られる。通常であれば1週間以内に落ち着く軽度のもの。
3)リッカルド・カラフィオーリも終盤に違和感を訴えて交代した。試合映像を観るかぎり明確な負傷の瞬間は確認できず、構造的な損傷というよりは筋肉の張りや疲労によるものと考えられる。自力で歩いてピッチを後にしていることからも、深刻な怪我ではない。
4)ガブリエウ・マルティネッリは試合終了時に ” 何か ” を感じていたとされる。クラブは筋肉系の問題かどうかを明言していないが、通常このような表現は軽い張りや単純な筋損傷を示唆する。WGの選手の場合、高速スプリントの繰り返しによってハムストリングや内転筋に初期の張りが生じるケースが多い。張りであれば1週間以内、軽度の筋損傷なら2週間以上の離脱となる可能性がある。今回の中では最も注意が必要なケースだろう。
総合的な見立てとしては、長期離脱を要する負傷は見当たらない。リーグ戦よりもカップ戦で主力を温存する目的での交代が中心とみられる。
アーセナルはセットプレー・キング
BBCのAlex Howell氏が、アーセナルのセットプレーについて以下のようなコラムを執筆しています。
Alex Howell氏
「アーセナルのセットプレーが脅威なのは広く知られているが、相手チームは未だにその機会をどう封じるかを掴みきれていない。彼らはマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、フラム、そしてアトレティコ・マドリーとの試合でセットプレーから重要なゴールを決めており、それが勝利を引き寄せる決定的な要因となった。
対戦相手の監督たちも、アーセナルのCKやFKのクォリティの高さを認めており、ブカヨ・サカとデクラン・ライスというリーグ屈指のキッカーを擁していることがその強みを支えている。
リーグ戦におけるセットプレーからの得点は11点に達しており、これは他のどのチーム(チェルシーの9点)よりも多い。また、2025-26シーズンの総得点16点のうち69%(11点)がセットプレーから生まれたものだ。
アーセナルとしてはオープンプレーからの得点をさらに増やしたいところだが、この段階で首位に立ちながらセットプレー得点率がリーグ最高というのは、決して悪いことではないだろう。」
(ソース:BBC)



