※当ブログのリンク先にはアフィリエイトプログラムが含まれています。
公式:冨安の再手術について
アーセナルが冨安の手術について公式発表を行いました。
アーセナル公式
「冨安健洋は、プレシーズン中に負傷した右膝の手術を無事に終えた。昨年8月に一度手術を受け、その後全体練習に復帰し、10月のプレミアリーグ、サウサンプトン戦では途中出場を果たしている。
しかし、冨安の膝の状態は万全ではなく、再手術が必要となった。
冨安は今後、リハビリ・プログラムを開始し、年内の復帰を目指すことになる。 我々クラブ一同は、冨安が一日も早く完全な状態に戻るよう、全力でサポートしていく。」
(ソース:Arsenal.com)
公式:2023/2024シーズンの決算報告
※記載している為替レートは更新日現在のものです。
アーセナルHDは2024年5月31日までのアーセナル・グループの連結決算報告を発表しました。
フットボール部門の2023/2024シーズンの収益は6億1,350万ポンド(約1,170億円)で、2022/2023シーズンの4億6,460万ポンド(約886億円)から大幅な増収となっています。
CLに復帰したことによる恩恵が大きく、ホーム戦の開催数が25試合となり、前のシーズンよりチケットの売り上げが2,910万ポンド(約55億円)増加しました。
なお、男子チームにおけるホーム戦の平均観客数は6万95人でした(2023年は6万82人)。
また、放映権収入もCL復帰により増加しており、前シーズンの1億9,120万ポンド(約365億円)から2億6,230万ポンド(約500億円)へ大幅アップしています。
次に商業面ではエミレーツ航空とのパートナーシップ契約の更新や、Sobha Realtyと新たにトレーニング・センターのネーミングライツ契約を結んだことで1億6,930万ポンド(約323億円)から2億1,830万ポンド(約416億円)へ増加するなど、全般的に好調でした。
また、米国ツアーによる収益やサポーター重視のグローバル・マーケティングの成果が表れていると報告しています。
続いて選手の売却による収益ですが、こちらは5,110万ポンド(約97億円)で前年度の1,070万ポンド(約20億円)から増加しました。
収益面が大幅に増加する一方で、コスト面も増えています。賃金は前年度の2億3,480万ポンド(約448億円)から3億2,780万ポンド(約625億円)へ大幅増となりました。
決算時点での現金残高は6,680万ポンド(約127億円)となっています。前年度は4,280万ポンド(約82億円)だったので、こちらも増加しています。これはシーズンチケットの更新が一部6月まで延長されたことの影響もあるようです。
なお、グループの運転資金については実質的な親会社にあたるKSE UKより提供されており、同社はクラブのオーナーでもあるスタン・クロエンケ氏の所有です。
同社はクラブの活動を支えるため、必要に応じて資金提供を行っているとのこと。
クラブはUEFAとプレミアリーグが定めている財務上の規制に引き続き満たしていることもアピールされています。
最後に、今季も男子チーム・女子チームの両方がCLに出場しており、クラブは(財政面も含め)順調に成長していると結んでいます。
(ソース:Arsenal.com)
