【アーセナルNEWS】ルイス=スケリーのロングインタビュー

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ルイス=スケリー:学業とフットボールの両立

アーセナル・アカデミー出身で、今季ヌワネリと共に大ブレイクを果たしたルイス=スケリーですが、フットボール選手としてトレーニングを行う一方で学業にも力を入れています。

アーセナルのトップチームやU-19イングランド代表として活躍しながら、GCSE(イギリスの中等教育終了資格)を取得し、現在はASレベル(大学入学資格試験の一つ)の勉強をすすめているそうです。

ルイス=スケリー
大変なこともあったけど、先生や周りの人たちのおかげでフットボールと学業を両立することがずっと楽になったんだ。

一番大切なのはコミュニケーションかな。先生たちがそれぞれ僕のスケジュールを立ててくれたので、それを基に自分の時間をうまく計画することができた。

フットボール選手はスケジュールが常に変わるので、そこが最大の課題だったね。先生たちもその点を理解する必要があったと思う。

それを先生たちに説明する必要があるんだけど、なかなか簡単なことじゃない。だからこそ、コミュニケーションが重要なんだよ。

周りの人達とどうコミュニケーションを取るかが鍵になるんだ。ほとんどの先生は協力的で、とても助けてくれた。

一人だけ、あまり協力的でない先生もいたけど、それでも全体的には良好な関係だったと思う。僕は学校が好きだったし、フットボールと学業の両方をやりたかったんだ。だから、学業をおろそかにすることは決してなかったよ。

両親からは『いいかマイルズ、好きだろうと嫌いだろうと、学業は続けなさい!』と言われ続けた。だから僕は『分かったよ』と答えて、できる限り努力した。

子供の頃は殆どの時間をフットボールか勉強に費やしたかな。文字通り、学校とフットボールをしてあとは寝るだけだ。この繰り返しを約4年間続けた。

友達に会えなかったり、集まりに参加できなかったり、辛い時もあったよ。だけど、なにかを犠牲にしなければならないこともあるんだ。

とにかく、学校が好きなんだ。特にスペイン語と英語が好きだったね。昔から書くことが好きなんだ。エッセイを書くと自分の考えを明確に表現できるからね。

これは僕にとってすごく重要なことで、ほかに日記もつけている。これも僕にとって大切なことなんだ。

 

先生方のサポートもあり学業とフットボールの両立をすることができましたが、友人たちも自身の成長をサポートしてくれたと語ります。

友達も素晴らしかった。彼らは僕の状況を理解してくれたし、なにが必要かを理解してくれて、乗り越えるための後押しもしてくれた。

犠牲にしなければならないこともあったし大変な時もあったけど、全てはより大きな目標のため、そして僕が達成したいことのための犠牲だったんだ。

もちろん、辛い時期もあったよ。だけど、この世の中では努力なしに得られるものなんて無いんだ。時にはがむしゃらに頑張り続けることも必要だ。

そういう時に周りの人の助けが必要になってくる。母や父、学校の先生、友達、そしてアーセナルの人達、皆が僕をすごく助けてくれた。

同級生には他にもフットボールをしている子が数人いたけど、彼らは学業よりもフットボールを優先しているように感じた。

だから、彼らにとってバランスが良くなかったのかもしれないね。僕は母から常に学業を第一に考えるように教えられてきた。僕はそうやって育ったんだ。

 

ルイス=スケリーは母親の教えを守り学業とフットボールを両立し続けました。そして、彼の母親はNo1Fan.clubという若いフットボール選手の両親を支援する団体を設立しています。

「まだ関わっていないけど、もうすぐ関わることになるかもしれない。母がもうすぐイベントを開催するので、何か手伝いが必要な時は駆けつけるつもりだ。

でも、母はいつも全て準備万端な人だから、僕の助けは必要ないみたいだけどね!笑

若い選手にとって、こういったサポートがあるのは本当に必要不可欠だと思う。間違いなく指導は必要だ。学業とフットボールの両立がどれほど大変かは、見過ごされがちだからね。だから、その時期にどんな助けでもあれば本当に役に立つと思う。

先週、ヘイル・エンドに戻った。母のサポートをするためだったけど、選手とその両親に疲労された彼女の仕事ぶりを見るためでもあったんだ。ついでに少年たちの助けにもなると思って、自分の経験を話そうと思っていた。

ペア(・メルテザッカー)から”ストロング・ヤング・ガナーズ・ロールモデル賞”も授与してもらった。本当に嬉しかったね。

彼は、僕が若い選手たちをどのように助け、どのように語りかけ、どのようにランクを上げてきたかについて、自分の経験を共有したことが評価されたと言ってくれた。

ただありのままの自分でいることが、彼らに共感してもらえたと感じているし、僕自身もそれを楽しんでいる。

 

当時8歳だった2015年8月にアカデミーに加入したルイス=スケリーですが、アカデミーではCMFとして才能を発揮してきました。しかし、トップチームでは現在、左SBとしても能力を高さを見せており、彼の多才さが際立っています。

「子供の頃はアーセナルと学校のチームの両方でプレーしていたんだ。学校のチームではポジションが少し変わったりしたけど、普段はCBだった。僕は守備の要だったんだ!深い位置でボールを受け、チームを駆け抜けて前進させる。

チームメイトにもう一人アカデミーに所属している子がいて、彼はFWだった。だから、僕は後ろでボールを受けたら、彼めがけてオーバーヘッドのパスを送っていたよ。そこですばらしい連携が生まれた。

長期的にみて、自分の行きたいポジションは分かっているよ。だけど今は、チームのために何ができるかを考えている。チームの役割として効果的なポジションならどこでもやるつもりだ。

もちろん、まだ自分のポジションを確立する必要があるけれど、今のところ左SBでプレーするのが本当に楽しい。

様々なWGと対戦し、彼らの様々な特徴、そして彼らに対して何をすべきかを考えるのはやりがいがあるよ。

分析する部分だったり、様々なアプローチを楽しむことができるからね。それに、僕らのプレースタイルもそうだし、現在のフットボールでは一般的に左SBとMFはかなり似ていると思う。だから、MFとしてプレーした経験が間違いなく今の自分に役立っていると思うんだ。

 

17歳でトップチーム・デビューを飾ったルイス=スケリーですが、その試合はマン・C戦の終盤でアーセナルは一人少ない10人で戦うという苦しい局面でした。

「準備はできてたよ! あの瞬間を長いこと心待ちにしていたんだ。だから、その時が来たときも驚きはしなかったね。プレーする準備はできていたし、出場したくてうずうずしていた。

だけど、出場する前からすでに警告を受けていたので、いつも以上に慎重にならなければならなかった。

でも、チームに関われて本当に楽しかったよ。子供の頃からトップチームでプレーすること、トップチームで出場時間を確保することが僕の夢だったからね。

そして、次のステップはそれを継続できるか? 今のレベルを維持できるか? 新しい高みに到達し続けられるか?だ。今はそこにチャレンジしているところだ。

イーサン(・ヌワネリ)と一緒にそれを分かち合えたのも特別なことだったよ。僕らは一緒に成長してきたからね。何年も前からこのことについて話していたんだけど、まるで話し合ったことが実現したみたいだ!

子供の頃からお互いに必要なクォリティが備わっていることは分かっていた。だから、僕たちはそれ以来、目標を達成するために互いを励まし合ってきたんだ。でも、まだ道のりは長い。

 

ルイス=スケリーとヌワネリはヘイルエンド高校でもクラスメイトで、フットボールと学業を共に両立してきました。そして、2023年にGCSEを受験するときも二人は一緒でした。

「GCSEの時期、イングランド代表としてU-17欧州選手権に出場するためハンガリーにいたんだ。だから、毎晩チームのホテルで勉強していたよ。朝も変な時間に起きたりしてね。本当に大変だった。

試合の合間に試験を受けたんだけど、電子機器は全て没収された。試験はとにかくストレスが溜まるものだし、フットボールもあったので、やることが多すぎて記憶も少し曖昧になってる。

でも、何年も努力してきたので最後に失敗したくなかったんだ。だから良い点数が取れるように頑張ったよ。イーサンも一緒だったので、一緒に勉強するのは楽しかった。今となっては良い思い出だね。

 

これ以降も学業を続けているルイス=スケリーは、現在スペイン語とビジネス研究の両方でASレベルの勉強をしているそうです。

「そうだね、スペイン語を学んでいるよ。言語を学ぶのが好きだし、特にスペイン語が好きなんだ。他の言語も流暢に話せるようになりたいと思ってる。重要なことだと思うからね。

一つの言語を流暢に話せるようになれば、他の言語も習得しやすくなると思う。ドレッシング・ルームにいるスペイン語を話せる人たちと練習するようにしているんだ。彼らからよく間違いを指摘されるけどね!笑

スペイン語を教わってるマルタがトレーニング・グラウンドに来るので、トレーニングや試合のスケジュールに合わせて勉強できるのはありがたいよ。

彼女は学校でも教えてくれていたので長い付き合いだ。昨年は週4回のレッスンを受けていたが、今はフットボールのスケジュールに合わせて週2、3回かな。その埋め合わせにたくさんの宿題を出されるけどね!笑

経営学については、大人になるにつれて、ビジネスの仕組みやあらゆることの仕組みを知る必要があると思ったからだ。」

 

9月に18歳になったばかりですが、すでに引退後のキャリアについても考えているのでしょうか?

いや、まだ特にないかな。何をしたいかはわからない感じだ。色々なことに興味はあるが、今はあまり考えていない。

旅行したり、家族と過ごしたりしたいね。でも、それ以上のことについてはわからないよ。また今度、改めて考えさせてほしい!

(ソース:Arsenal.com

 

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