19-20 プレミアリーグ 第10節
アーセナル 2−2 クリスタル・パレス
《得点》
アーセナル:7’ソクラテス、9’ダビド・ルイス
クリスタル・パレス:32’ミトロビッチ(PK)、52’アイェウ
【出場メンバー】
レノ
チャンバース
ダビド・ルイス
ソクラテス
ティアニー → 75’コラシナツ
ジャカ → 61’サカ
グエンドゥジ
ぺぺ
セバージョス
オーバメヤン
ラカゼット
=ベンチ=
マルティネス
ベジェリン
ホールディング
トレイラ
マルティネッリ
エメリ:試合後のプレス・カンファレンス ※一部を抜粋
結果について…
「グッド・イブニング。90分間のなかで話したいことがたくさんある。その中でも二つの方向性について話そう。すなわち、我々のパフォーマンスとVARを使用したレフェリーの判断についてだ。我々は勝利に値していた。幸先よく2ゴールを奪いとても順調なスタートを切ったし前半は殆どチャンスを与えなかった。ポゼッションを上手くコントロールすることが出来たし、2-0とした後もボックス内へ侵入し多くのチャンスを作った。しかし、2点取られた相手はもっとプッシュしようと考えるのが普通だ。彼らはVARからゴールを奪った。おそらくPKだったのだと思うし、我々もその判断は尊重する。ただ、あの場面でPKかどうかのチェックを行うのには驚いたよ。OK、確かに十分にフェアなことかもしれない。しかし、ここで行われたボーンマスとの前回の試合では我々には明確なPKがあった(今夜よりも明確なシーンだった)が、彼らはVARでチェックしなかった。我々が1-0で勝利したので、最終結果に重大な影響を与えることも無かったかもしれない。
先週のシェフィールド戦では、0-0の場面でソクラテスに明らかなPKと呼べる場面があった。これは非常に重要な場面だったが彼らはチェックしなかった。我々はその判断を尊重するが結局負けてしまった。今日の場面では、我々はPKだと思っていたがレフェリーの判断はNOだった。また、レフェリーはザハのシミュレーションだと言ったし、私もそう思うが、その後VARはPKだと言ってきた。OK、完璧だ、我々はその判断を尊重する。
後半は追加点が欲しかったので、自分達のゲームプランを維持しつつ、しっかりと3P獲得するという決意の下もっとアドバンテージを活かそうとした。しかし、同点に追いつかれた。難しい時間帯だったが選手達やサポーターのリアクションはとても素晴らしかった。我々は再びチャンスを作りはじめ、デッドボールも奪い、CKを獲得して3点目を奪った。VARはファールだと言ったが、あとで私もチェックしたところあれはゴールだった。OK、誰がVARの判断を行っているのか私には分からない。今晩の試合が初めてだよ…私にとってVARはポジティブなものだし必要だと思う。しかし、適切な運用を行う必要があるだろう。現時点では上手く機能していない。チームは今夜の試合で勝利に値していた。相手に追いつかれてからはスピードを活かしたプレーをした。少し残念なことは2-0の後に試合を上手くコントロールできなかった事と、良い結果を得られなかったことだ。」
ジャカの騒動について…
「あれは彼が悪い。彼が悪いよ。いま我々に必要なことは彼と冷静に話をすることであり、あのリアクションについて内部で話し合うことだ。あの場面での彼のリアクションは間違っていた。我々(私やクラブも含めて)は選手達がプレッシャーの中でもプレーすることが出来るように働いている。我々にはクレバーなマインドが必要であり、プレッシャーの中でもクリアなマインドを持つ習慣が必要だ。ハートでプレーしているので厳しい場面に熱くなることもあるが、クレバーなマインドは必要だ。もちろん、あのリアクションは間違いなので我々はしっかり話し合う。あのリアクションについて選手達やクラブと話し合うよ。」
ジャカを気の毒に思うか?
「我々はサポーターに支えられてここにいる。私達は彼らのためにプレーしているのだ。それが拍手であれ批判であれ、彼らのことは大いにリスペクトしなければいけない。」
ジャカは今後もキャプテンなのか?
「今はそれについて話す時期ではない。まずは選手達やクラブと話したい。話し合う前に我々には冷静さが必要だ。彼のやったことは正しくない。」
ファンとの繋がりに問題があるのでは?
「今夜の試合でも、様々な場面でファンとチームの繋がりは素晴らしいものがあった。2-2とされた後のラスト20分間も、サポーターの皆さんは勝利へ向けてしっかりと選手を後押ししてくれた。今夜のコネクションはとても素晴らしかったと思う。その上でちょっとした問題もあったが、全体的には我々をサポートしてくれている。」
(ソース:Arsenal.comその1、その2)