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- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- ハフェルツの怪我について
- こういった問題を解決するのをエンジョイしているのか
- 今後は誰を前線に配置するのか
- イーサン・ヌワネリがその役割を担えるだろうか
- ブカヨ・サカを急いで復帰させたいという気持ちはあるか
- ベン・ホワイトはレスター戦でプレーできるのか
- リバプールがポイントを落としたことについて
- 前線でのプレスを維持することについて
- 今シーズンの負傷者数が多い原因について
- 仮にこういう状況になる事が分かっていたら選手を獲得していたか
- ハフェルツが怪我をした経緯
- FWのプロフィールが変わったことでアプローチを変更するのか
- 現代フットボールの激しさが怪我のリスクを高めているのだろうか
- FAとなっている選手を獲得する可能性について
- 選手の疲労を軽減するために、トレーニングをどの様に調整しているのか
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
ハフェルツの怪我について
「ドバイでのキャンプ自体は最高だった。リフレッシュしつつトレーニングを行い、異国の自然の中で羽を伸ばしたり再びチームの絆を深めることができた。
だが、不運にも予期せぬ形で怪我人が出てしまった。今回の怪我は我々にとって大きな痛手だ。ただ、幸運なことに、今シーズンの我々はすでに多くの困難を乗り越えてきている。
ガブリエウ、サリバ、ベン・ホワイト、冨安健洋はシーズンを通して不在だったし、カラフィオーリとメリーノは2カ月離脱し、マルティン・ウーデゴールとブカヨ・サカは3カ月の離脱だ。そしてガブリエウ・ジェズスも離脱している。
これが我々の直面するチャレンジなのだ。私はこの挑戦を歓迎し、楽しみにしている。なぜなら、これらは全て10人で4試合を戦ったことなどを加えると、我々が乗り越えてきた困難のほんの一部に過ぎないからだ。
我々のスカッドが真価を発揮する時がやってきた。」
こういった問題を解決するのをエンジョイしているのか
「その通りだ。周囲の見方や論調は理解しているが、このリーグのどのチームであれ攻撃陣の主力4名を欠くとどうなるか、答えは明白だ。あえて口にするまでもない。
我々はこれまで多くの困難を乗り越え、パフォーマンスと結果のレベルを維持してきた。だから、今回も必ず乗り越えられると思っている。
我々は目の前のことに集中するだけだ。」
今後は誰を前線に配置するのか
「我々に残された選択肢をどうこう言うつもりはない。きっと上手くいくはずだ!」
イーサン・ヌワネリがその役割を担えるだろうか
「重要なのはタイミングだ。必要性というより、可能性として考えている。彼は真のクオリティを持った選手だ。攻撃的MFや右WGとしてもプレーしているし、そのポジションで素晴らしい活躍を見せている。だから、問題ないと思う。」
ブカヨ・サカを急いで復帰させたいという気持ちはあるか
「どれくらい早く復帰できるかは分からない。長期の怪我なので、何をもって早いとするかも難しいところだ。
10日間の怪我なら3日は30%に相当するが、3カ月の離脱の場合だと1週間の差は大した問題ではないからね。
まだ復帰時期を判断するには早すぎる。彼はリハビリの初期段階にあるので、もう少し進展がみられて負荷の高いトレーニングを始めれば、状況がより明確になるだろう。
今のところ、 怪我の再発はなく順調に回復している。」
ベン・ホワイトはレスター戦でプレーできるのか
「プレー可能だ。ベンはより定期的なトレーニングを再開している。まだ負荷の管理は必要だが、プレーできるだろう。」
リバプールがポイントを落としたことについて
「予想よりも差が縮まったのは非常にポジティブなことだ。勢いをつけるためにも、こうした展開が必要になる。
これからの数週間は、代表戦ウィーク明けの我々の立ち位置を理解する上で極めて重要になる。シーズン終了まで残り6〜7週間だからね。」
前線でのプレスを維持することについて
「非常に難しい試合になるだろう。彼らはホームでトップ相手にかなり厳しい戦いを仕掛けてくる。私はルート(・ファン・ニステルローイ監督)をよく知っているし、彼のチーム作りやチームの精神力も理解している。彼らは非常に活気があるので脅威となるだろう。」
今シーズンの負傷者数が多い原因について
「何ら証明することはできない。提示できる証拠も限られているし、ケースバイケースなので状況が大きく異なるからね。
もちろん、試合の負荷や出場時間が原因の怪我もある。これは避けられない。我々の選手の中には、過去2シーズンで130試合に出場し、怪我をした選手もいる。
負荷をかけ続ければ怪我はいつか必ず起こる。今シーズンが原因なのか、蓄積された疲労なのか、それともストレスや不運、準備不足、トレーニング方法など様々な要因が考えられる。
何か一つに絞り込むのは困難だ。しかし、過密日程は大きな負担であり、特に瞬発系の選手にとっては深刻な問題となっている。」
仮にこういう状況になる事が分かっていたら選手を獲得していたか
「いいや。だが、我々は常に1つか2つの怪我で非常に危険な状況に陥る可能性があった。最善を尽くし、自分たちにできる限りのことをし、準備を怠らず、それでも目標を達成できない場合は後悔するかもしれない。しかし、少なくとも全力を尽くしたという自負はある。」
ハフェルツが怪我をした経緯
「セットプレーのあと、シュートをブロックしようとして足を延ばした時にハムストリングを痛めた。」
FWのプロフィールが変わったことでアプローチを変更するのか
「我々は適応しなければならない。いくつかの変更を余儀なくされるだろう。しかし、それはまた別のチャンスでもある。
なぜなら、我々は予測不可能な、1対1に強く、創造的で鋭い選手たちを最前線に配置することになるからだ。相手にとって新たな脅威となるだろう。」
現代フットボールの激しさが怪我のリスクを高めているのだろうか
「試合の強度とプレー時間における要求レベルはますます高まっている。競争の激しい環境のなかで、その傾向はさらに顕著だ。これは必然的な結果と言える。
過去2シーズン、特に今シーズンの怪我の統計から長期の怪我、特に筋肉や腱の損傷はこれまで以上に増加している。
データサンプルは少ないが、この相関関係は明らかだ。」
FAとなっている選手を獲得する可能性について
「あらゆる可能性を考慮したうえで判断する。」
選手の疲労を軽減するために、トレーニングをどの様に調整しているのか
「トレーニング時間は非常に限られている。我々のデータを見ても分かるように、これまで以上にトレーニング量は少ない。これは仕方のないことだ。トレーニングする時間がないのだからね。
しかし、トレーニングとはグラウンドでの活動だけを指すわけではない。最大の問題は、筋肉を鍛えられないことだ。
筋肉が十分に鍛えられていない状態のうえ、腱の回復に72時間必要なにも関わらず、筋肉と腱に過剰な負荷をかければ怪我のリスクが高まる。
多くの人はグラウンド外で何をしているのかと問うているが、問題はグラウンドの外ではなく、グラウンド内での活動にあるのだ。
筋肉を十分に鍛えていない状態で、2週間、3週間、6週間、8週間と負荷をかけ続ければ筋肉と腱は回復せず、次の負荷に耐える準備ができないまま、3日ごとに新たなストレスにさらされる。これが問題なのだ。」
(ソース:Arsenal.com)
