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- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- 水曜日の試合を終えた今の心境について
- 今でも自分達がCLで最高のチームだったと信じしているか
- 来季、優勝を確実にするためには何が必要だろうか
- チャンスをものにする為にはもっと攻撃力が必要だろうか
- 今季のラスト3試合へ向けて選手達を鼓舞する必要性について
- 今季を力強く締めくくり2位を堅持することについて
- トロフィー獲得にどの程度近づいているだろうか
- 無冠に終わったことが我々の信念に影響を及ぼすだろうか
- 我々はCLで最高のチームの一つだったか
- プレミアリーグでの成長について
- 来季へ向けた補強について既に話し合っているのか
- 選手達の感情について
- 批判は気になるか
- サポーターへのメッセージ
- 新たな攻撃的選手の獲得が解決策になると考えているか
- ゴールスコアラーは最も見つけるのが難しく、尚且つ獲得するのが難しい選手だろうか
- 今夏の計画に期待しているか
- 成功と失敗をどう捉えているか
- それは監督自身の考え方なのか、それともクラブとしての考え方なのか
- ヌワネリの出場機会が少なくなっていることについて
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
水曜日の試合を終えた今の心境について
「冷静になったよ。あれはアーセナルの監督として経験したなかで最も悲しい瞬間の一つであると同時に、最も誇らしい瞬間の一つでもあった。」
今でも自分達がCLで最高のチームだったと信じしているか
「100%信じている。私は試合への影響やあらゆるデータを注視しているが、準決勝において最高のスタッツと得失点差を記録していたからね。そこはハッキリしている。
しかし、勝つ確率や相応しい結果を得ることではなく、実際にそれを実現させて意味のあるものにすることが重要なのだ。
フットボールの試合で勝利するうえで基盤となる最も重要なデータを見れば、どちらが優れていたかは明白だ。」
来季、優勝を確実にするためには何が必要だろうか
「得点期待値が3に対して5ではなく、0に対して7になれば更に可能性が高まるだろうね。しかし、通常5対3であれば当然勝ち進んで決勝へ進出できるはずだが、それは何の保証にもならないのだ。良い仕事をしたというだけに過ぎない。
もし最強のチームの一つであるPSGと対戦し、相手に圧倒され、何が起こったかさえ分からなかったとしたら、『まだCLで2シーズン目の我々は準備不足だった。」と言って握手するだろう。
しかし、彼らの目を見て、我々が彼らが息苦しくなるようなプレースタイルを披露したにも関わらず、それでも十分ではなかった。
なぜなら、彼らが優位に立ったか、フットボールの試合で勝利するうえで重要な特定の分野で高いクォリティを発揮したか、あるいは期待以上のパフォーマンスを発揮したからだ。
そこは受け入れなければならない。それがスポーツというものだし、特にフットボールとはそういうものだからね。」
チャンスをものにする為にはもっと攻撃力が必要だろうか
「それは非常に不安定なものなので、どんな選手がいようとも起こり得ることだ。準決勝のインテル vs バルセロナ戦で起きたことについて、誰がどのようにゴールを決めるかを予測できる人などいない。不可能だ。
右SBが試合最初のチャンスを迎えたがミスをした。左利きのCBが右足でゴールを決めた。
我々の試合では、ハキミは1stレグの最後の10分間はプレーすべきではなかった。2ndレグに出場できず、ゴール期待値が0.07の時にゴールを決めることはできなかったはずだからね。これらの出来事はフットボールにおける偶然の産物だ。」
今季のラスト3試合へ向けて選手達を鼓舞する必要性について
「そうは言っても、これが我々の姿なのだ。ビッグ・トロフィーを獲得する寸前まで行きながら、それを達成できなかったとしても、それはこの旅路の一部なのだ。
我々は今すぐ別の大会に気持ちを切り替え、最高レベルのパフォーマンスを発揮しなければならない。それだけだ。」
今季を力強く締めくくり2位を堅持することについて
「今シーズンの締めくくりは、まさにそうすべきだと感じている。とても誇らしく思っているが、同じようにシーズンを終えるようにしなければならない。
プレミアリーグで優勝できないことはハッキリしているが、残り3試合となる最後の16日間をしっかり戦い抜いて相応しい形で終わり、我々自身が誇れるような結果を残したいと思っている。」
トロフィー獲得にどの程度近づいているだろうか
「ここ数シーズンで獲得したポイント数からすれば、プレミアリーグで2度優勝できたはずなので、どれだけ近づいているかは分かっている。
我々はそこにいるし、タイトルを獲得できるだけの数字を出している。もう少し運が必要だが、誰よりも良いシーズンを送れるよう更なる改善が必要だ。
CLではそれらの数字があれば優勝できる可能性は高い。だからこそ、多くの人が我々が最後まで勝ち進むと思っていたのだ。」
無冠に終わったことが我々の信念に影響を及ぼすだろうか
「それもスポーツの一部だ。それに一度優勝すれば、再び優勝することが求められ、さらに難しくなる。これがスポーツのサイクルだ。」
我々はCLで最高のチームの一つだったか
「その点についはそうだ。振り返ってみても、我々は最高のチームの一つだと思う。もし文字通りに受け取りたいのなら、そうしてもらって構わない。」
プレミアリーグでの成長について
「プレミアリーグでは後退してしまった。獲得したポイント数をみても、昨シーズンほど優れた成績を残せていないのは明白だからね。」
来季へ向けた補強について既に話し合っているのか
「まだシーズンは終わっていない。あと3試合残っている。」
選手達の感情について
「そうだね、非常に感情的な瞬間であり、非常に悲しい瞬間だったと感じている。多くの希望とエネルギー、そして努力を注ぎ込んだが結果は得られなかった。我々がより強く、より優れたチームになるためにはこれを乗り越えなければならない。それが今の我々がやるべきことだ。」
批判は気になるか
「トロフィーを獲得できなかったことはとても気にしている。私は勝つことが好きで、負けるのが本当に大嫌いだからね。」
サポーターへのメッセージ
「皆さんの素晴らしいサポートと信念、エネルギー、そしてチームを支えて寄り添ってくれたことに感謝している。素晴らしい旅だった。
それをさらに進めて勝利で終えたかったが、それはできなかった。全員が基準を守って成長していく必要がある。それができれば、その差が再び非常に小さくなることが分かっているからね。我々にはそれができると信じている。それだけだ。」
新たな攻撃的選手の獲得が解決策になると考えているか
「もっとハッキリさせなければならない。1月の時点では明確だっただろうか? 皆さんはこの部屋に何度もいたと思うし、私は極めて明確な声明を出していたはずだ。
そして、それは今も変わらない。私は最高のチームと最高の選手を求めている。もし25ゴール以上決めれるストライカーが3人いるなら、連れてくる。そうすれば我々はもっと良いチームになるだろう。間違いない。」
ゴールスコアラーは最も見つけるのが難しく、尚且つ獲得するのが難しい選手だろうか
「おそらくそうだろう。なぜなら、それだけの数字を残している選手は少ないからだ。つまり、それは最初の時点からそうで、プレミアリーグにもそう多くはない。それを実現するために我々は改善を試みるだろう。
しかし、確かに今いる選手たちを成長させたいし、大切にしたい。他の場所を探して、選手の評価をしないのは安易すぎる。
私はこの部屋で、特定の選手について多くの質問を受けた。常に特定のタイミングでね。しかし、他の選手が不調のときは、我々が議論している他の選手について、過去11ヶ月のあいだ質問はゼロだった。
つまり、それはその時の状況やタイミング、そしてあなた方が作りたいストーリーに依存しているのだ。そして、私はそのことを理解している。」
今夏の計画に期待しているか
「もちろん、とても期待している。今いる選手たち、そして全員がフィットして出場可能な状態であれば、我々は非常に強力なチームだからね。
CL準決勝で我々がやったことは、このフットボール・クラブで過去20年間成し遂げられていないことを今の選手たちがやってのけた。だから、非常に前向きだ。」
成功と失敗をどう捉えているか
「自分達の行動を評価すること。そして、我々がしていることは相応の価値がある。何が運の要素で、何が起こっているのか、そしてなぜそれをするのかを理解する。
そして、今日起こったことを、同じプロセスで明日やったとしても優れているとは限らない。だから、それに夢中になったり、物事がうまくいかないときに批判的になりすぎたり、落ち込みすぎたりしないことだ。
なぜなら、我々は簡単に決勝に進出できるからだ。そして、そのあとはどうする? 全く同じことをするのか?
あのデータがあればCLで決勝へ行けたかもしれない。それで、その後はどうなる? だから、いまの時点で異なる考え方をしなければならないというだけでは安易すぎる。
そんなやり方ではやっていけないよ。このスポーツはあまりにも不安定なので、そんな風に考えるのは単純すぎるし、安易すぎる。」
それは監督自身の考え方なのか、それともクラブとしての考え方なのか
「スポーツに関わる人々の中には、それを理解している人がいる。そして結果を見ればわかるように、あるチームに4-0で勝利したあと、次の週には降格寸前のチームと2-2で引き分けることがある。
その時どうする? 全く同じことを繰り返すだけだ。スポーツ、特にフットボールにおいてはそうだ。」
ヌワネリの出場機会が少なくなっていることについて
「選手の起用頻度は変わるものだが、彼は多くの出場機会を得ている。おそらく誰もが予想していたよりも多くプレーしているだろう。それは間違いない。
ここ数試合は、試合の状況を考慮して彼をあまりプレーさせないことにした。それはすぐに変わる可能性がある。」
(ソース:Arsenal.com)
