【アーセナルNEWS】長引く低迷の根源はオーナーにあり

スポンサーリンク

グァルディオラ:アルテタに残って欲しい

アーセナルやエバートンの次期監督候補として名前の挙がっているアルテタについて、グァルディオラがコメントしています。

グァルディオラ

「(シーズン終了までここにいるのは)間違いない。もちろん彼にも監督は務まる。だが、それは彼やクラブ次第なので私にはどうすることも出来ない部分が多い。彼は監督を務める準備ができている。彼がオファーを受け、そのオファーを受け入れると決めたときが適切な時期だ。彼には試合に関する知識も含めて、人間としてもプロとしても(監督になる)準備ができているかと尋ねられたら、彼にはその準備ができていると答えるね。

彼にはこのまま今シーズンだけでなく来シーズンもクラブに留まってもらい、できる限り長くクラブに残って欲しいと思っている。それが私の希望だが、ミケルにはミケルの人生があるので私から絶対にそうすべきだとは言えない。彼も私やクラブが何を望んでいるかは理解していると思う。」 

(ソース:Daily Mail) 

 

 

長引く低迷の根源はオーナーにあり

エメリを解任してもアーセナルが復調する気配はなく、ブライトンにもホームで敗れて四十数年ぶりというリーグ戦で9試合未勝利という悲惨な状況にあります。低迷を続けるアーセナルの現状について、football.londonのベンジ氏が低迷の根源はオーナーのクロエンケにあるとするコラムを執筆しているのでご紹介します。

 

現在の状況はアーセナルがオーナーのスタン・クロエンケの下で辿る運命にあった道だ。アメリカ人オーナーによる無干渉主義の管理の下では、現在の迷走は避けられないものだった。当初から無関心だったが、今や崩壊が始まっている。

 

監督不在で舵取り役もいないアーセナルは、驚くべきスピードで順位表を転がり落ちている。彼らには今シーズンだけでなく、来シーズンも順位表の中位に低迷するクラブだという印象を受ける。

 

もしそうなった場合、誰がエミレーツ・スタジアムで火中の栗を拾うのだろうか?

 

アーセナル規模の組織になるとクラブの文化はトップから始まる。ただし、それは実質的なクラブの会長であるジョシュ・クロエンケ氏のことではない。オーナーのことだ。

 

オーナーのスタン・クロエンケが明らかに自身の不動産開発とLAでのNFLフランチャイズに注力しているという点は、アーセナルにとって何を意味するだろう?アーセナルはあくまで大きなポートフォリオの一部でしかなく、極めて重要な存在という風には見えない。

 

アーセナルの関係者は常にオーナーとの距離感を武器にしてきた。威圧的なオーナーが牛耳るのではなく、クラブは何をするにもオーナーの干渉を受けることなく進めることが出来るというのだ。しかし、従業員たちは自身の失敗が結果に直結していると悟る時がやって来る。

 

アーセナルはあまりにもセーフティに行動し過ぎだ。選手達は自身の行動に責任を持たずに何度も失敗を繰り返す。誰も自分が犯した失敗について説明をする義務がないのだ。

 

それを最もよく表しているのが試合後のミックス・ゾーンである。そこで選手達は試合についてメディアと話し合い、敗北と向き合い、正しい洞察力を発揮する必要がある。

 

アーセナルではエミレーツ・スタジアムで出待ちするほど孤独なシフトはない。選手が殆ど来ないのだから。クラブは1977年以来となる最悪のパフォーマンスで、スカッドは基本的なレベルで失敗しているにも関わらず、結果を受け入れずに大部分(の選手)が裏口から逃げ出している。

 

ピッチ上でもそうだが必ず脱出ルートはあるものだ。各選手の一連の貧弱なパフォーマンスはいつまで経っても終わらない。

 

プレッシャーに晒されない選手達

ソクラテス・パパスタソプーロスはレスター戦とノリッジ戦でメンバーから外され、今シーズン苦戦している代償を支払う形になった様に見えた。しかし、今夜の試合(※ブライトン戦)で再びメンバー入りすると、アーロン・コノリーやニール・モペイへの対応に苦労していた。これまでの教訓から何も学んでいない。

 

それに、ソクラテスが再びメンバー入りしたのは、もう一つのオプションであるムスタフィのパフォーマンスがあまりにも酷かったからに過ぎない。ダビド・ルイスは少し改善している。彼は短期間の契約で移籍金も800万ポンドという安価なものだったが、支払った7桁の金額が無駄になったという事実は変わらない。

 

実際のところ、アーセナルには6人のCBがいるがアーセナルでプレーするレベルのパフォーマンスを発揮しているのは、おそらくホールディングだけだろう。

 

また、グループのバランスが非常に悪いため、ユングベリはウィングの選手ではなくトップ・スコアラーと10番をサイドに配置している。この現状に対してフットボール部門長のサンジェイは責任を問われるだろうか? 欧州で最も尊敬されるタレント発掘者の一人であるミスリンタートが、サンジェイに冷遇されたことにより辞職した1年後の現状を目の当たりにしたら、より実践的なオーナーは選手採用に関してもっと科学的な見方をする様になるだろう。

 

同様に、ユングベリより上にいる人達は精神的不安がこのチームをどれだけ揺るがしているかを説明する必要がある。リバプールにはユルゲン・クロップという ” メンタリティ・モンスター ” がいるが、アーセナルのグループはサポーターを罵った一人の選手からキャプテンマークを取り上げ、その後を引き継いだ選手は若手MFのウィロックがパスミスを犯しても厳しく叱責することはない。

 

それに対する暫定監督の対応はどうだっただろうか? オーバメヤンの様なベテラン選手を叱りつけるのではなくウィロックを交代させた。

 

その一方で、ラカゼットの同点ゴールの後に露見している、お馴染みの精神的な脆さがスカッド全体に蔓延している。

 

ガナーズは相手に対する締め付けを厳しくせず、試合を決め切ることができなかった。その代わり危機的状況となった40分間は、猛攻を仕掛ける度にブライトンのショート・カウンターを喰らい選手達が次々に突破された。

 

ユングベリに課せられたタスクの大きさ

監督として2試合目を終えたユングベリは、自分がどういう理由で起用されたかを理解してるようだ。彼は「選手達は自信に欠けている」と語っている。

「前半はボールを奪うのを恐れていて、殆ど動かず得点を許した。彼らはただじっと経っていただけだ。このことはしっかりと話し合う必要があるだろう。

彼らには勝利が必要だ。勝利をもぎ取って彼らに自信を取り戻させなければいけない。後半のスタートから20分間は本当に上手く行っていたので、彼には出来るんだ。

ホームでの敗戦は厳しいものだが、非常に良かったところもある。」

 

彼のいう自信を取り戻せるという信念が、多くのサポーターから無くなって久しい。ブライトンが36分・80分に得点する度に見られたレスポンスからも紛れもない事実だ。大勢のサポーターがグラウドを離れた。

 

それ以上に大勢の人々が幻滅しており、定期的な観戦から遠ざかっている。ユングベリのようなクラブのレジェンドでさえ、彼らを呼び戻すことができないのだ。

 

しかし、このクラブは現実とかけ離れたものらしい。60,140枚のチケットが完売したと吹聴できるクラブなのだ。2007年に行われたマン・U戦でエミレーツに何千席という空席が目立った記録的な状況を上回っているのにだ。

 

これはすなわち、問題を認識してそれに真正面から取り組むことが出来ないことを意味している。エメリの解任に時間が掛かったのも無理はない。

 

エメリのマネージメント・ミス

このスペイン人監督は、アーセナルのフィールド上で起こっている問題の明確な原因では無かったが、彼は間違いなくそれを悪化させていた。就任1シーズン目でCL出場という目標を達成できなかった。彼は複数の面で成長の兆しを見せていたが、最終的には目標を達成できなかった。

 

スタンフォード・ブリッジでは監督の解任が減っているけれど、サンジェイはエメリの1シーズン目から、スペイン人監督と長期契約を結ぶのは妥当かの検討を行っていた。

 

今シーズンの数ヶ月間、クラブ首脳陣はエメリの現実から意図的に目を背け、公の場で監督を支持すると語って世間の目を一時的に逸らさせ、そのあと1試合で解任を決定した。

 

しかし、彼らは不可解なことにその後さらに90分間指揮を執らせている。エメリはフランクフルト戦を指揮して敗れたが、その時点ですでに彼の運命は決まっていたのだ。これは慈悲の欠如を示しただけではなく、迅速な意思決定ができないという根本的な無能さをよく表している。

 

彼らは新たな支出の前に、ユングベリに比較的危険度の低い試合を何試合かやらせることができた。その代わり、彼らはもう一人の歩く屍を生み出している。

 

エメリは引き受けた時よりも悪化させた状態でクラブを去った。現場の外ではスタッフの総入れ替えが行われたが、根本的な問題がベンゲルの時と同じで頭を抱えている。

 

エメリはラムジーの契約問題を引き継いだが、後任にはオーバメヤンとラカゼットの契約問題を残した。アーセナルは契約延長交渉が停滞している彼らに完全に依存している。

 

エメリは最終的に解任されたが、そこで注目すべきことは一つだけで、アーセナルにいる誰かがクラブの失敗の責任を問われていたということだ。しかし、彼は問題の根源ではない。また、サポーターを激怒させるているのも選手達ではない。

 

仮にアーセナルの問題がシンプルだった場合、批評家お気に入りの方法で解決できるだろう。すなわち、新たな監督を招聘して移籍市場で人員整理を行い、優秀な選手を中心としたチーム作りを行えば、オーブンの中ではタイトル争いの準備ができているという訳だ。

 

アーセナルに漂う停滞間はますます深まっている。クラブに多くを求めないオーナーがいる限り、ここ最近の混乱ぶりはこれから起きることの予兆のように見えてくる。

(ソース:football.london

 

エルネニー争奪戦が勃発か?

バレンシアとレスター、ASローマ、ACミランが来夏の移籍市場でのエルネニー獲得に動いていると噂されています。エルネニーはエメリの下で構想外となり、今シーズンはベシクタシュへシーズン・ローンで加入しています。ベシクタシュでは全ての大会を通して13試合に出場するなど活躍しており、同クラブも完全移籍での獲得を希望しているらしいです。

ただ、ベシクタシュの資金力ではバレンシアやレスターなどに対抗できないので、実際にエルネニーを完全移籍で獲得することは難しいだろうと報じられています。なお、エルネニー自身がアーセナルでの今後をどう考えているかは不明です。

アーセナルとエルネニーの契約は2022年6月までとなっています。

(ソース:Sport Witness

 

U-20アルゼンチン代表MFに興味あり?

アーセナルがMLSのアトランタ・ユナイテッドに所属するU-20アルゼンチン代表MFエセキエル・バルコ(20)の獲得に興味を示していると噂されています。南米で最も将来を嘱望されている若手選手の一人と言われている逸材で、今シーズンMLSで活躍したことから注目を集めており、アーセナルの他にもマン・U、インテル、ACミラン、ASローマ、スポルティング、ベンフィカ、リール、バレンシアなど多くのクラブが獲得に動いているらしいです。

アトランタでは左ウィング、セカンド・ストライカー、攻撃的MFとしてプレーしており、今シーズンのリーグ戦では15試合出場し4ゴール3アシストを記録しています。移籍金は2,500万ドル(約27億円)に設定されているとか。

(ソース:Mirror

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました