ヨヴィッチをローンで獲得へ?
デイリー・スターによると、アーセナルは1月の移籍市場でレアル・マドリーのセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチ(23)に対して、買取オプション付きのローン移籍をオファーする準備を進めているらしいです。
アーセナルはラカゼットとの契約が今シーズンまでとなっていますが、選手側に契約延長の意思が無いことから後任のFWを探しています。
ヨヴィッチはレアル・マドリー移籍後、低調なパフォーマンスに終始しており出場機会を得られていません。昨シーズンは古巣のフランクフルトへローン移籍しましたが、それでもパフォーマンスは戻りませんでした。
しかし、まだ23歳と若いことから移籍することで再び調子を取り戻す可能性もあります。
(ソース:Daily Star)
バラードとの契約延長オプションを行使へ
football.londonによると、アーセナルは契約が今シーズンまでとなっているCBダニエル・バラード(22)に関して、現行契約に盛り込まれている2年間の契約延長オプションを行使するつもりらしいです。
バラードはアカデミー出身で、最も将来を嘱望されている若手DFの一人です。22歳ながら既に北アイルランド代表で10試合に出場するなど国際試合の経験も積んでいます。
アーセナルとしては、将来有望な若手をFAで流出させる訳にはいかないため、契約延長オプションの行使をすべく動いているのだとか。
しかし、契約延長が即トップチームでのポジション確保には繋がる訳ではありません。アーセナルのCBはベン・ホワイトとガブリエウのコンビが抜群の安定感を誇っているほか、控えにはホールディングやパブロ・マリ、チャンバースがいます。
さらにSBの冨安もCBとしてプレーできますし、マルセイユへローン移籍中のサリバもいるなどCBの選手層は分厚いのが現状です。
ただ、バラードの評価が低い訳ではありません。昨シーズンはリーグ1のブラックプールにローン移籍していますが、主力選手としてクラブのチャンピオンシップ昇格に貢献しています。
今シーズンはチャンピオンシップのミルウォールにローン移籍中ですが、そこでもレギュラーの座を確保しておりリーグ戦に全試合出場中です。
アーセナルは育成部門の責任者を務めるメルテザッカーや、ローン・マネージャーのベン・ナッパーの下でローン移籍している若手の状況を常にモニタリングしています。
(ソース:football.london)
中盤の選手を1月にローンで獲得?
来年1月にアフリカ・ネイションズ・カップが開催されるため、オーバメヤン、パーテイ、エルネニー、ペペが不在になる可能性があります。
特に中盤の3選手が不在は選手層の薄いアーセナルにとっては痛手で、1月の移籍市場でローン移籍による選手補強が必要かもしれません。
そこでfootball.londonがローン移籍で獲得可能な3選手をリストアップしているのでご紹介します。
ラムジー
まず一人目はユベントスのラムジーです。ユベントスへ加入する前はアーセナルで11年間プレーしていました。
ユベントス加入後は怪我の影響もあって出場機会を得られておらず、最近は移籍の噂が目立つ様になっています。
エバートンやクリスタル・パレスが獲得に動いているとの噂もありますが、ユベントスで受け取っている高額過ぎる給与がネックとなっています。
しかし、6ヶ月間の短期ローンならアーセナルにとって有益でしょう。
エクトル・エレーラ
アトレティコ・マドリーのメキシコ代表MFはシメオネ監督のお気に入りでしたが、今夏にウディネーゼからロドリゴ・デ・パウルが加入したことで徐々に出場機会を失っています。
31歳のエレーラは6番や8番の役割でプレーできるユーティリティ性があり、アーセナルの中盤で様々な役割を果たすことができます。
エレーラとアトレティコの契約は今シーズンまでとなっていることから、選手も来夏の移籍へ向けてより良いパフォーマンスを披露するチャンスを得たいと考えているでしょう。
マルク・ロカ
今夏にエスパニョールからバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたものの、厳しいシーズンを送っています。
バイエルンはハビ・マルティネスの後継者としてロカを獲得しましたが、上手く適応できておらずエスパニョール時代の輝きを失っています。
本人も現状に不満を持っていることから、1月のローン移籍で出場機会を得ることはロカにとって必要なことかもしれません。
ただ、ドイツでは上手く行っていませんが、ラ・リーガでの活躍からポテンシャルに疑問の余地はありません。
まだ25歳と若いことに加え、エルネニーやメイトランド=ナイルズの去就が不透明なことから、アーセナルは短期的な解決策ではなく長期的な視点に立って買取オプションを付けることも検討すべきでしょう。
(ソース:football.london)
エメリがオファーを断る?
ニューカッスルがかつてアーセナルを指揮していたビジャレアルのエメリを監督として引き抜くと報じられていましたが、スペインからの最新情報によるとエメリはオファーを断ったようです。
サウジアラビアの政府系ファンドに買収されたニューカッスルは、ブルース監督を解任して新たな監督の招聘に動きました。
その中でアーセナルを指揮してプレミアリーグを戦った経験があり、ビジャレアルをEL優勝へ導くなどスペインで成功を収めているエメリを招聘しようとしていると報じられます。
今や世界で最も裕福なクラブになったニューカッスルは、ビジャレアルに600万ポンドの補償金を支払ってでもエメリを引き抜こうとした様ですが、エメリ自身がニューカッスル行きに魅力を感じなかったようです。
報道によると、エメリはニューカッスルに長期的なビジョンが無いことを理由にオファーを断ったそうです。
なお、エメリはCL・ヤングボーイズ戦後の会見でニューカッスル行きについて尋ねられた際、オファーがあったことを否定しビジャレアルでの仕事に集中していると語っていました。
(ソース:Daily Express)
なお、エメリが自身のTwitterでビジャレアル残留を明言するコメントを出しました。
Endavant 🟡🟡!! pic.twitter.com/VLGarttstl
— Unai Emery Echegoyen (@UnaiEmery_) November 3, 2021