ウーデゴールの移籍金が急上昇?
レアル・マドリーからローン移籍で加入中のウーデゴールですが、アーセナルでの活躍により市場価値が急上昇しているそうです。
1月の移籍市場でアーセナルがローン移籍で獲得した際、レアルはウーデゴールの移籍金を3,000万ポンド(約45億円)と見積もっていたそうです。ただ、レアルはローン契約の中に買取オプションを盛り込むのを拒否しています。
アーセナルは今夏の移籍市場で完全移籍での獲得を目指していますが、ウーデゴールが活躍すればするほど(当初の見込みより)移籍金が高額になっていくジレンマに陥っています。
このまま行くと夏の移籍市場までには市場価値が5,000万ポンド(約76億円)まで急上昇する可能性があるそうです。
さらに、チェルシーやリバプール、パリSGなど資金力豊富なクラブもウーデゴールに興味を示しているらしく、アーセナルはこれらのライバル達との争奪戦を勝ち抜く必要があります。
ただ、アルテタは過去3ヶ月間に渡りクラブがウーデゴールに対して示した信頼感が争奪戦を有利に進めると考えているそうです。しかしながら、最終的には資金力の勝負になるかもしれません。
(ソース:Daily Star)
クラブを救う5人の若手
今シーズンのアーセナルは前半戦は極度の不振に陥り壊滅的な状況でしたが、年明け以降は持ち直し最近ではかなり改善が見られる様になりました。
来季はアルテタ体制の3年目で二度目のフルシーズンを指揮するとても重要なシーズンとなります。
アルテタは3年目に向けて着々とチームの大改革を進めており、1月の移籍市場では構想外となった高給取りをFAで放出して人員整理を行いました。
アーセナルは昨夏に続き今夏の移籍市場でも重要な補強を行うと見込まれていますが、クラブには将来を嘱望されている若手が多数在籍しています。
最近はアーセナル・アカデミーからブカヨ・サカやエミール・スミス・ロウが台頭し、トップチームでレギュラーとしてプレーしています。
資金力の乏しいアーセナルにとって、内部の若手を起用することで問題を解決できるならそれに越したことはありません。
クラブが移籍金を節約する手助けとなる若手5人をfootball.londonが選出しているのでご紹介します。
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■マルティネッリ
現在19歳のマルティネッリは昨シーズン、大きなインパクトを残しました。今シーズンの活躍も期待されていましたが、大怪我による長期離脱を強いられ停滞。その後、実戦に復帰しますがなかなかチャンスが与えられない状況が続いています。
しかし、クラブは今でもマルティネッリを高く評価しています。また、CFとしてのトレーニングもスタートさせており、来シーズンはこれまで以上の活躍が期待されています。
今夏の移籍市場でラカゼットとエンケティアに移籍の可能性がある事から、来季はかなりチャンスが与えられると考えられます。
■サリバ
アーセナルはライバルとの争奪戦を制し多額の移籍金を支払ってサリバを獲得しましたが、未だトップチームでの出場がありません。
昨シーズンは古巣サンテティエンヌへローンバックし、今季も1月からニースへローン移籍しています。
アーセナルは1月の移籍市場でソクラテスとムスタフィをFAで放出したほか、今夏にはダビド・ルイスが契約満了によりFAとなることが予想されます。
そのため来季はガブリエウ、ホールディング、パブロ・マリと共にサリバがCBのローテーションの一角としてプレーする可能性があります。
■バロガン
アルテタはバロガンを高く評価している様ですが、今シーズンまでとなっている契約の延長交渉がなかなか進展していません。
仮に契約延長に合意した場合、バロガンは今シーズンのエンケティアの様なポジションに着くと予想されています。
つまり、カップ戦やELなどでチャンスを与えられ、そこで実力を証明してプレミアリーグの出場機会を得るという流れです。
しかしながら、まずは契約延長を行う必要があり、それが実現しなかった場合は夏の移籍市場でストライカーの補強に動く必要が出てくると思われます。
■アゼーズ
中盤での守備問題を解決するため、アーセナルは昨夏の移籍市場でパーテイを獲得しました。しかし、バックアップを務められる選手が不在のため、パーテイが怪我で離脱すると再び問題が浮き彫りとなります。
それを解決するのがアゼーズかもしれません。彼はこの1年間、4バックの前でのプレーに磨きをかけており注目を集めています。
守備力もさる事ながら、パーテイの様なキラーパスを出す能力にも長けており、アルテタのプランの中で重要な役割を果たせるかもしれません。
現在18歳のアゼーズはサカやスミス・ロウに続き、来シーズンはトップチームの一員として活躍する可能性があります。
■バラード
現在ブラックプールへローン移籍中のバラードはリーグ1で印象的な活躍をしています。また、昨年以降は北アイルランド代表としてもプレーしており既に5試合に出場しています。
21歳のバラードにとって次なるステップは、より高いレベルでレギュラーとしてプレーする事でしょう。アーセナルですぐそのチャンスが訪れるかは分かりませんが、アルテタの考える長期プランにとって、彼の成長が重要な役割を果たすかもしれません。
アーセナル・アカデミーから本格的なCBが輩出されるのは珍しく、今後の活躍が期待されます。
(ソース:football.london)
ラカゼット争奪戦が勃発?
アーセナルとの契約が来シーズンまでとなっている事から、今夏の去就が不透明なラカゼットに関して複数のクラブが関心を示しているそうです。
そのクラブはアトレティコ・マドリー、セビージャ、そしてASローマです。アトレティコに関してはアーセナル加入前に移籍で基本合意に達していた経緯があり、彼らは再びラカゼットに関心を示していると噂されています。
アルテタは以前、ラカゼットの去就に関してあらゆる選択肢がテーブルの上にあるという趣旨のコメントをしています。
アーセナルはこれまで主力選手がFAでチームを去るという事が繰り返されており、同じ過ちを犯さないためにも、今夏に契約延長を行うか放出するかを決断する事になります。
(ソース:Mirror)
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