1月の移籍市場でに2名の補強を検討か
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿したコラムの中で、アーセナルは1月の移籍市場で再びMFもしくはWGの補強に動く可能性があると述べているそうです。
今シーズンのアーセナルは開幕から絶好調を維持しており、10月の段階で2位と4P差の首位に立っています。ロマーノ氏によるとこの躍進はクラブ関係者にとっても予想外だったのだとか。
ファブリツィオ・ロマーノ氏
「アーセナルは今シーズンへ向けて常に楽観的だったが、10月の時点で4Pを差を付けてリーグ首位に立つとは思ってもみなかった。彼らは今後も契約更新や新戦力の獲得など、プロジェクト全体のレベル・アップを目指して1試合1試合着実に前進していくつもりだ。」
また、1月の移籍市場については次にように述べています。
「彼らは絶好の機会が訪れた場合に備えてしっかり準備ができている。夏にはMFとウィンガーの獲得を検討していて、それは現在も可能性のあるプランだが(※実現するかはマーケットに出ている)選手次第だろう。
私見だがアーセナルにはアルテタがローテーションを行うのを手助けするために、少なくともあともう一人MFが必要だと思う。ユーリ・ティーレマンスがいたら最高だっただろう。」
アーセナルは今夏の移籍市場が開く前からティーレマンスの獲得に熱心だと盛んに報じられていました。ティーレマンスとレスターの契約は今シーズンまでとなっており、選手側が契約延長を拒否していることから来夏にはFAとなる可能性が高いと報じられています。
そのため、1月の移籍市場では今夏よりもさらに安価な移籍金で獲得できる可能性もあります。仮にレスターが強気の姿勢を崩さなかった場合は、来夏にFAで獲得する方向へ舵を切るかもしれません。
(ソース:caughtoffside.com)
ロコンガが代表落選への不満を語る
今年はW杯イヤーということもあり各選手とも代表に選ばれるため必死に努力していますが、その中で今年の3月以降代表に呼ばれなくなったロコンガがベルギー代表のマルティネス監督に対する不満を露わにしています。
3月の代表戦でベルギー代表に招集されたロコンガですが、アイルランドとブルキナファソとの試合でベンチ入りするも起用されることはありませんでした。
この時にロコンガはとても腹を立てていたようで、ベルギーの日刊紙La Derniere Heureの取材に対して次のように述べています。
ロコンガ
「3月の代表戦翌日に電話したんだ。本当に腹が立っていてね。一瞬だけどもう代表でプレーしたくないとさえ思った。それくらいムカついたんだよ。マルティネス監督からは、所属クラブでレギュラーとしてプレーしている選手を好むと言われた。それに、彼は僕のトレーニングに完全に満足している訳ではないようだった。
僕を一生懸命に努力しない悪ガキみたいに思われるのは心外だね。そんなイメージを植え付けるのは簡単すぎるよ。それを元に僕が試合に出れないことを正当化するのはどうかと思う。
デ・ブライネやアザールといったスター選手が不在の状況でベンチに座っていたら、彼らがメンバー入りしたら僕には全くチャンスが無いってことだ。
もしかしたら、マルティネス監督は僕のクォリティに疑問を持っていたり、僕のプレースタイルが嫌いなのかもしれない。
仮にそうなのだとしたらハッキリとそう言って欲しいね。そうしたら僕もすんなりと彼の決断を受け入れたと思う。」
また、ロコンガはアーセナルでも出場機会が限られています。リーグ戦10試合中2試合しかスタメン出場がない状況です。
「正直厳しいよ。だって僕はイングランドで最高のクラブにいるんだからね。他のクラブへ行けば毎週末のようにプレーできたかもしれないけれど、それは僕にとって正しい解決策とは思えなかったんだ。
他で毎試合プレーして3-0、4-0で勝つよりアーセナルで20分プレーした方が成長できる。アーセナルに残るというのは僕自身が決めたことだ。もう1年アーセナルに残ってどうなるか見てみたいと思ったんだ。
僕にはここで成長できるだけのクォリティがあると思っている。昨シーズンは自身のベスト・パフォーマンスを発揮することは出来なかったので、まだまだ実力を証明する必要があると思っている。
昨シーズン終了後に気持ちが切れそうになることがあった。代理人に連絡してアーセナルに残った方が良いのか相談したりもした。
彼は成長するために(他へ移籍して)スタメンとしてプレーする必要があると分かった上で、ここに残るという決断を下す僕を後押ししてくれた。」
(ソース:Metro)