ロマーノ氏：ムドリクに関する最新情報
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『Daily Briefing』の中で、アーセナルが獲得オファーを出したシャフタール・ドネツクのウクライナ代表WGミハイロ・ムドリクについて触れています。
シャフタールは最初に提出された獲得オファーを拒否していますが、ロマーノ氏はアーセナルが二度目のオファーをいつ出すかは分からないとしています。
アーセナルがシャフタールと連絡を取り続けているのは間違いなく、ムドリク獲得を熱望しているのも確かだとロマーノ氏は述べています。
また、ムドリク自身がプレミアリーグへの移籍を夢見ており、交渉の行方を見守っているとしています。しかし、ムドリクが大きな可能性を持った素晴らしい才能の持ち主であるがゆえに、シャフタールはアントニーやグリーリッシュと同程度の移籍金を希望しています。
ロマーノ氏の元にはアーセナル・ファンから最新情報を求める声が多数届いているようで、交渉に新たな展開があったら改めてお知らせするとしています。
（ソース：caughtoffside）
シャフタールのCEO：アーセナルとは交渉の余地がある
シャフタール・ドネツクは公式HPでセルゲイ・パルキンCEOのインタビューを公開し、その中で同氏がアーセナルによるムドリク獲得の動きに言及しています。
セルゲイ・パルキンCEO
「交渉は続いている。オファーは受け取ったけれど我々が望むような内容では無かった。そのため、まさに文字通り５分後にアーセナルと電話で話をするつもりだ。
我々は交渉にオープンであり、アイディアや金額についてやり取りをする準備は整っている。もし我々から同意を得たいのであれば、それに耳を傾けて欲しい。それが出来ないならまた別の機会にしよう。」
（ソース：シャフタール・ドネツク公式HP）
ムドリクに対して二度目のオファーを準備中
Arsenal knew it would be rejected but will be back with a second bid fast. Arsenal are hoping a €70m package might be enough with €50-55m upfront. Mudryk, as he has said repeatedly, wants the move, so on the player side it’s a relatively simple and cost-effective deal.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) December 29, 2022
CBSスポーツのベン・ヤコブズ氏によると、アーセナルはムドリクに対する最初のオファーがシャフタールに拒否されることは想定済みであり、すぐに二度目のオファーを行うつもりだとか。
二度目のオファーは総額7,000万ユーロ（約99億円）となる模様で、移籍金5,000万ユーロ（約70億円）～5,500万ユーロ（約78億円）＋ボーナスの内容らしいです。 アーセナルは二度目のオファーでシャフタールを説得できることに期待しているのだとか。
フェリクス放出の可能性をアトレティコに問い合わせる
Daily Mailの報道によると、アーセナルはアトレティコ・マドリーに対してポルトガル代表FWジョアン・フェリクス（23）をローン移籍で放出する可能性について問い合わせたそうです。
アトレティコ側はローン期間中のフェリクスの賃金全額と800万ポンド（約12億円）のローン手数料を要求しているとのこと。
アーセナルの他にチェルシーとマン・Uもフェリクス獲得の可能性についてアトレティコへ問い合わせを行ったそうですが、両クラブともアトレティコの要求は高すぎると判断しているそうです。
その中でアーセナルはアルテタ監督がフェリクス獲得を要求しているのだとか。 フェリクスは2019年に1億4,000万ポンド（現在のレートで224億円）という破格の移籍金でベンフィカからアトレティコへ加入しましたが、パフォーマンスに一貫性がなくシメオネ監督の信頼を得られていません。
ただ、先日まで開催されたW杯カタール大会にポルトガル代表として出場したフェリクスは、4試合にスタメン出場すると素晴らしいパフォーマンスを披露して再び評価を高めました。
アーセナルはムドリクの獲得に多額の移籍金を求められている中で、多額の賃金負担が発生するフェリクス獲得に動くのでしょうか？ （ソース：Daily Mail）
アリスターはユベントス行きを希望？
イタリアのGazzetta dello Sportの報道によると、アーセナルが獲得に興味を示していると噂されるブライトンのアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター（24）ですが、本人はユベントスへの加入を希望しているらしいです。
ユベントスはタイトル獲得の可能性が高いことや、アルゼンチン代表のチームメイトであるディ・マリアが熱心に勧誘している可能性があるとのこと。
ユベントスではラビオとマッケニーの二人が1月に移籍する可能性が高いため、彼らの移籍金をアリスター獲得に回すことができます。
アーセナルとユベントス以外にはトテナムやインテル、アトレティコ・マドリーなど複数のクラブが興味を示しているとの噂があります。
（ソース：The Sun）
