L・マルティネス争奪戦で一歩後退か
The Athleticによると、アーセナルが熱心に獲得に動いているアヤックスのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス(24)を巡る争奪戦で、マン・Uとアヤックスの交渉に進展が見られるようです。
ユナイテッドは昨季までアヤックスを指揮していたテン・ハフ監督を招聘しており、彼の存在がマルティネス争奪戦で有利に働く可能性があります。
ただ、先週には4,000万ユーロ(約56億円)の獲得オファーを提出したと伝えられたアーセナルも未だ強い関心を示しています。
マルティネスとの契約条件に関してはアーセナルにとって全く問題にならないと見られていますが、現時点の焦点はどのクラブがアヤックと移籍金で合意できるか?、そしてマルティネス自身がどのクラブへ行きたいか?という点だとThe Athleticは指摘します。
その様な状況のなかで、The Athleticの情報提供者の話によると現在はユナイテッドがマルティネス争奪戦をリードしているらしいです。
マルティネスは現在休暇中のため最終的な判断は下していないようですが、争奪戦は激しさを増していることが窺えます。
アヤックスはマルティネスの移籍金を5,000万ユーロ(約71億円)に設定しており、今後各クラブがさらなる交渉を行うものとみられてます。
なお、マルティネスに対する両クラブの捉え方ですがユナイテッドはCBとしての獲得を考えている一方で、アーセナルは左SBが適正ポジションだと捉えているそうです。
(ソース:The Athleticその1)
ユナイテッドがマルティネス争奪戦で猛チャージを仕掛けているのを受けて、アーセナルも来週アヤックスとの直接交渉に臨むようだとThe Athleticは報じています。
ユナイテッドは4,000万ユーロ+ボーナス500万ユーロ(約7億円)のオファーを提示するとみられており、アーセナルがその上を行くオファーを提示できるかどうかが焦点です。
マルティネス自身は今夏に移籍する場合はプレミアリーグへ行くことしか考えていないとアヤックスに伝えているとの情報もあります。
また、昨年10月に契約延長を行った際もプレミアリーグへ移籍する機会が訪れた場合、アヤックスは基本的に移籍の邪魔はしないという了解を得ているそうです。
(ソース:The Athleticその2)
ティーレマンスはアーセナル行きを希望か?
Youri Tielemans update. Still no formal offers made.
Tielemans wants to join Arsenal and Edu still in touch with his agent. Arsenal have agreed terms, and worked on the deal for a year, but have never placed an official bid.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) July 1, 2022
CBSスポーツのベン・ヤコブズ氏がティーレマンスの現在の状況についてツイートしています。
同氏によるとティーレマンスはアーセナル行きを希望しているものの、アーセナルはレスターに対して正式なオファーを出したことは無いのだとか。
アーセナルとティーレマンスは1年前から交渉を重ねており、契約条件については合意済みですがレスターに対しては一度も正式オファーを出していないようです。
アーセナルは今夏にファビオ・ビエイラを獲得していますが、彼の獲得によってティーレマンス獲得の可能性が消滅した訳ではないとのこと。
ただ、クラブは正式オファーを出すか決めかねているようです。その様な状況の中でマン・Uのテン・ハフ監督もティーレマンスに興味を示しているのだとか。
ユナイテッドはラングニック監督時代にもティーレマンス獲得に動いていたようですが、ティーレマンスがラングニック監督の下でプレーするのを嫌がり進展しなかったらしいです。
ティーレマンス自身はアーセナルとレスターが移籍で合意すればアーセナルと契約するつもりですが、現在はアーセナルがオファーを出すのを待っている状況のようです。
ただ、ユナイテッドが本気で獲得に動いた場合、エドゥTDは迅速な決断を迫られます。トテナムやレアル・マドリーなど他にも時折噂になるクラブは存在しますが、いずれも本気で獲得には動いていないらしく何の進展も無いそうです。
そして肝心のレスターですが、ティーレマンスとの契約延長も視野に残留させる計画があるとのこと。
また、ニューカッスルもティーレマンス獲得に動いており既にレスターに対して問い合わせを行っているそうです。
アーロン・ヒッキーはブレントフォードへ
Excl: Brentford are set to sign Aaron Hickey on permanent deal. Scottish talented fullback will join for £14m plus add-ons to Bologna. Five year deal agreed… and here we go. 🚨🏴 #BrentfordFC
Hickey will travel to England next week in order to undergo medical tests and sign. pic.twitter.com/OcK4rjs8zN
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 2, 2022
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、一時期アーセナルも獲得に興味を示していると噂されていたボローニャのスコットランド代表SBアーロン・ヒッキー(20)はブレントフォードへ加入することが基本合意に至ったそうです。
移籍金は1,400万ポンド(約23億円)+ボーナスで、ブレントフォードとは5年契約を結ぶことになるとか。
ヒッキーは来週にもメディカル・チェックを受けるためイングランド入りするとのこと。
ベンフィカのグリマルドに興味あり?
ポルトガルのRecordの報道によると、アーセナルはベンフィカに対してスペイン人SBアレックス・グリマルド(26)獲得の可能性について問い合わせを行ったらしいです。ベンフィカの他に代理人とも接触していると伝えられています。
アーセナルはティアニーのバックアップを務められるSBを探しており、ボローニャのアーロン・ヒッキーやアヤックスのリサンドロ・マルティネスなどの獲得に動きました。
その中でプランBとしてグリマルドをリストアップしているらしいです。グリマルドはバルセロナのユース出身で世代別のスペイン代表の経験もあります。
ベンフィカとの契約は2023年までとなっていることから、ベンフィカは600万ポンド(約10億円)〜700万ポンド(約11億円)程度の移籍金で放出に応じるとみられています。
なお、グリマルドのエージェント事務所はアルテタ監督と同じワッサーマンらしく、その辺りもプラスになる可能性があります。
グリマルドは攻撃的なSBで昨シーズンは47試合6ゴール9アシストという成績を残しています。
(ソース:The Sun)