ラフィーニャに移籍の意思はなし
Raphinha doesn’t want to leave Barcelona. Barca would also expect a fee surpassing Mykhaylo Mudryk’s move to #CFC (€100m). Lots of clubs will use this as a valuation yardstick in deals. #AFC have always liked Raphinha, but last summer they didn’t want to go too far above €50m. pic.twitter.com/c9Ej9zdmTD
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 17, 2023
ムドリク獲得に失敗したアーセナルがプランBとして関心を示しているバルセロナのラフィーニャについて、CBSスポーツのベン・ジェイコブズ氏によるとラフィーニャ自身はバルセロナ残留を希望しているそうです。
また、バルセロナはラフィーニャの移籍金としてムドリクの1億ユーロ(約138億円)以上を期待しているのだとか。バルセロナ以外にも多くのクラブがムドリクの移籍金を評価の基準にしつつあるそうです。
アーセナルは昨夏の移籍市場でも獲得に動いたことからも分かるように、以前からラフィーニャを高く評価しているものの移籍金は5,000万ユーロ(約69億円)+α程度が妥当だと考えているようです。
アーセナルはまだ複数の選択肢を探っている段階ですが、ラフィーニャに移籍の意思は無いとジェイコブズ氏は述べています。
夏のトップターゲットはデクラン・ライス
ガーディアンによると、アーセナルは今夏の移籍市場でウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)をトップターゲットに考えているそうです。
ライスは今夏の移籍にオープンだとされていて、もし獲得が実現すればクラブ史上最高額の移籍金になるだろうと報じられています。
アルテタ監督は中盤の補強に熱心で、ライスは監督のプランにピッタリ合致する選手だと考えているそうです。
可能であれば1月の移籍市場で獲得したいところですが、夏の移籍市場まで待っても問題ないという認識だとか。
アーセナル以外にはチェルシーやマン・Uも興味を示してるそうです。チェルシーは今夏にもライス獲得に動いていてウェストハムに問い合わせをしていたようですが、その際には正式なオファーを提示することはしませんでした。
なお、ガーディアンによれば今のところ争奪戦はアーセナルがリードしているらしいです。
(ソース:The Guardian)
ロマーノ氏: Daily Briefing
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『 Daily Briefing』の中で、アーセナルに関する最新の移籍情報について言及しています。
まず、ウェストハムのデクラン・ライスについて。ロマーノ氏によると現状1月の移籍市場で退団することは無いそうです。そのため、今の段階で何かが決まることは無いと思うと述べています。
しかし、アーセナルがライスに関心を示していることは間違いないようで、既にクラブ内でライス獲得に関する話し合いを行なったそうです。
ただ、アーセナル以外にもチェルシーなど複数のクラブが獲得に動いていることから、ライスの移籍先が決まるのに時間が掛かると思われます。ちなみに、選手側では移籍先に関して何の話し合いも行われていないのだとか。
ライスの移籍金に関しては、 CBSスポーツのベン・ジェイコブズ氏がロマーノ氏のコラム『 Daily Briefing』に寄稿した文章の中で、移籍金が7,000万ポンド(約110億円)~7,500万ポンド(約118億円)まで値下がりしたと伝えています。
次に以前から噂のあるオーランド・シティのウルグアイ代表WGファクンド・トーレスについて。トーレスは「オーランドからアーセナルが接触してきたと聞いているけど、その後W杯へ参加したんだ。ヨーロッパでプレーしたいと思ってる。子供の頃からの夢なんだ。」と述べたそうです。
最後にマルティネッリ、サカ、サリバとの契約延長交渉について。交渉は進んでいて、いずれの選手とも前向きな話し合いが行われているそうです。正式契約のタイミングは選手とクラブ次第だとロマーノ氏は述べています。
(ソース:caughtoffside)
ムサ・ディアビ獲得の可能性を探る
SKYスポーツによると、アーセナルがフランス代表WGムサ・ディアビ(23)獲得の可能性を探るためレバークーゼンと接触したそうです。
アーセナルはムドリク争奪戦に敗れたあと代わりのWGを探しており、その中でディアビの名前も挙がっているようです。
ただ、レバークーゼンはシーズン中の売却を望んでいないほか、昨夏の時点でディアビに関心を示したクラブに対して1億ユーロ(約138億円)の移籍金を要求していました。
ディアビとレバークーゼンの契約は2025年の夏まで残っていることから、慌てて売却に動く状況でもありません。
(ソース:Sky Sports)
シャフタールのCEOがムドリクがチェルシーへ移籍した経緯を語る
シャフタール・ドネツクのセルゲイ・パルキンCEOがThe Athleticの取材を受け、ムドリクがアーセナルではなくチェルシーへ移籍した理由を語りました。90MINがThe Athleticの記事を引用して伝えています。
パルキンCEO
「チェルシーがここを訪れたのは二日前(土曜日)で、共同オーナーのBehdad Eghbaliと(移籍担当ディレクターの)Paul Winstanleyの2人がやって来た。彼らは(シャフタールが合宿を行っている)トルコのアンタルヤへ来たのだ。チェルシーが来る前にはアーセナルとも同じようにコミュニケーションを取っていたのだが、彼らが合意に近いとは思わなかった。
さらに言うと、チェルシーよりもアーセナルと会った回数の方が多い。そのため、最後に行われたミーティングより前の段階ではチェルシーよりアーセナルの方が合意に近いか、近いところにいたと思う。
電話会談を除けばアーセナルと直接会って話したのは3回だ。
誰もがアーセナル行きについて話していたのはSNSの投稿が原因だと私は考えている。アーセナルが我々と接触する1か月半前に選手側とコンタクトを取ったからだ。
例えばミケル・アルテタやオレクサンドル・ジンチェンコ、そしてスポーツ・ディレクターから直接連絡が来て、ほぼ毎日だったり二日おき三日おきに連絡が来るなんて想像できるかい?移籍を希望するかどうかは別にしても、この様な接待や連絡の影響はあるだろう。
チェルシーについて話すと12月末に連絡があって、ムドリクに興味があるので連絡が欲しいと言われた。私は『全く問題ない、連絡するよ』と答えた。最初に連絡したのは12月末か1月初め頃だったと思う。選手とその代理人にも連絡していて金銭的な条件もクリアしていた。
では、なぜ周りの人々がムドリクはアーセナルへ行くという印象を持ったのか。それはアーセナルが彼とコンタクトを取り、その後ムドリクがアーセナルの試合をいくつか観戦するようになったからだ。
しかし、交渉はあくまで交渉だ。最後の一点まで合意に達しない限り交渉は決着がつかない。したがって、ムドリクのアーセナル移籍が近いというのは外から見た印象に過ぎないのだ。」
報道ではチェルシーがアーセナルを上回る移籍金を提示したとされていますが、パルキンCEOによると総額では同額だったものの、その支払い構造に雲泥の差があったと述べています。
「総額でみたらオファー額は同じだった。ほぼ同じという意味ではなく全く同じ金額だった。固定額、変動給、ボーナスとね。ただ、固定額とボーナスの中身はまるで違っていた。」
(ソース:90MIN)