レバークーゼンはムサ・ディアビの売却を望んでいない
Although #AFC have enquired about Moussa Diaby (a possible target revealed over the summer), Bayer Leverkusen don’t want to sell mid-season. That means a high fee is being quoted. As with Barcelona and Raphinha, Mykhaylo Mudryk’s transfer to #CFC is being used as a yardstick. pic.twitter.com/KFA4D34B3q
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 18, 2023
アーセナルがレバークーゼンのフランス代表WGムサ・ディアビ(23)獲得に関心を示している件について、CBSスポーツのベン・ジェイコブズ氏が改めて状況をツイートしています。
それによると、アーセナルはムサ・ディアビの状況について問い合わせをしましたが、レバークーゼンはシーズン途中での売却を望んでいないとのこと。
ディアビに高額過ぎる移籍金が設定されているのはそのためだとか。バルセロナが設定したラフィーニャの移籍金も同様でムドリクの移籍金が基準となっているそうです。
ただし、高額な移籍金を設定しているからと言ってレバークーゼンとバルセロナが純粋にその選手を高く評価しているという訳ではないとヤコブズ氏は述べています。
つまり、獲得に関心を示しているクラブを追い払うために法外な移籍金を設定しているという訳です。ディアビの契約にはバイアウトが設定されていないため、法外な移籍金を要求することで流出を避けているとのこと。
この手法は昨夏にウェストハムがデクラン・ライス流出を避けるために使用した方法で、ウェストハムはライスの死守に成功しています。
ラフィーニャとF・トーレスの獲得は難しい
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏のコラム『 Daily Briefing』によると、アーセナルが獲得に動いているバルセロナのラフィーニャとフェラン・トーレスはどちらも残留を希望しているとのこと。
そのため、アーセナルは新たなWG候補についてクラブ内で話し合いを進めているそうです。
また、レアル・バリャドリードのイヴァン・フレスネダに関してはアーセナルやユベントス、やドルトムント、ニューカッスルが状況を注視しているものの今のところ正式なオファーは出されていないとのこと。
移籍先が明らかとなるにはまだ数日かかるだろうとロマーノ氏は述べています。
(ソース:caughtoffside)
ムドリクの代わりとして誰を獲得すべきか?
ムドリク争奪戦に敗れたアーセナルですが、その後もWGの獲得を実現させるため積極的に活動しているようです。
そのなかで、これまで噂になっている選手を90MINがまとめていたので紹介します。
1 三苫(ブライトン)
今シーズンのプレミアリーグで大ブレイクを果たした選手の一人です。アーセナルのアルテタ監督もブライトン戦で三苫の輝きを目にしています。
三苫は1対1の場面に強くボールを前進させる能力に優れていることからアルテタ監督の好むタイプのウィングです。アルテタ監督なら三苫から更なる才能を引き出すことも可能でしょう。
ただ、ブライトンはトロサールとの関係悪化により退団は避けられないとみられており、そのような状況もあって三苫の放出には否定的だと思われます。
そのブライトンを交渉のテーブルに着かせようとしたら、多額の移籍金を用意する必要があるでしょう。
2 フェラン・トーレス(バルセロナ)
W杯では期待通りの活躍ができなかったフェラン・トーレスですが、バルセロナは財政難の影響もあって放出に動いていると報じられています。
ゴール前で苦戦することもあるトーレスですが、万能型のFWの彼に早くも見切りをつけるバルセロナの姿勢は独特と言えるでしょう。ただ、アーセナルにとっては朗報かもしれません。
アルテタ監督はトレースの素晴らしいテクニックを高く評価していると思われますが、バルセロナは多額の移籍金を要求するでしょう。
3 ムサ・ディアビ(レバークーゼン)
レバークーゼンはディアビに多額の移籍金を設定していることからこの移籍が実現しそうにありませんが、アーセナルがムドリク獲得に動いたことで多額の補強資金を用意していることが明るみになっています。
もし1月の移籍市場で獲得する場合は1億ユーロ(約139億円)が必要になると思われます。かなり高額な移籍金ですがディアビはそれに見合った才能の持ち主です。
ここ数年間、ブンデスリーガでコンスタントに活躍しています。また、ブンデスリーガからプレミアリーグへ移籍して苦戦する選手は多いですが、ディアビはオープン・スペースが無くても活躍できる能力があります。
両利きの特性を活かして狭いスペースに飛び込み、1対1のスペシャリストとして活躍できるでしょう。また、左右どちらのサイドでもプレーできるのも強みです。
4 ラフィーニャ(バルセロナ)
アーセナルが昨夏の移籍市場で獲得に動いた選手ですが、その際はバルセロナとの争奪戦に敗れました。バルセロナへ加入して半年しか経っていませんが早くも移籍の可能性が取り沙汰されています。
バルセロナは巨額のオファーであれば1月の売却を容認すると伝えられています。つまり、バルセロナが昨夏にリーズからラフィーニャ獲得に投じした移籍金(5,500万ポンド)を上回るオファーが必要になるということです。
しかし、アーセナルが非常に高く評価しているのは間違いないので、WGの補強に必死なことを考えると巨額のオファーを提示する可能性があるかもしれません。
5 ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
ヨーロッパで最も将来を嘱望されている若手WGとして頭角を現している選手です。昨年末に行われたW杯にもスペイン代表として召集されています。
W杯は失意のうちに終わってしまいましたが、並外れたポテンシャルの持ち主であることに疑問の余地はありません。
若手の才能を引き出す手腕に優れたアルテタ監督にとっても、ウィリアムズは魅力的な存在だと思われます。
ウィリアムズの契約には5,000万ユーロのバイアウトが設定されていますが、ムドリクに比べたら安い金額です。
(ソース:90MIN)
