カイセド獲得の二度目のオファーはまだ出されていない?
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『 Daily Briefing』の中で、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)について触れています。
カイセドに関しては土曜日にアーセナルが二度目のオファーを提出したと複数のメディアで報じられていますが、ロマーノ氏はこの情報についての確認が取れていないとのこと。日曜日(現地時間)の動向を注視したいと述べています。
なお、最初のオファーが提出されたのは金曜日で金額は6,000万ポンド(約96億円)でしたが、こちらはブライトンに拒否されています。
ブライトンには売却の意思がないので獲得は難しいと思われますが、アーセナルは選手側にも移籍実現へ向けた働きかけを行っているようです。アーセナル以外にはチェルシーも選手側と接触しており、10日前に5500万ポンド(約88億円)の金額提示をしましたがこちらもブライトンに拒否されています。
(ソース:caughtoffside)
🚨 EXCLUSIVE: Arsenal submitted new bid for Moises Caicedo. Understand it’s worth £70m packag add-ons included. ⚪️🔴🇪🇨 #AFC
Brighton don’t want to sell the player, stance very clear after £60m opening bid rejected — but Arsenal try again as Caicedo wants the move. pic.twitter.com/lmpo3Rs6Bw
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 29, 2023
コラムではオファーの確認は取れていないと述べていたロマーノ氏ですが、つい先ほどアーセナルが二度目となるカイセド獲得オファーを提示したとツイートしています。オファー額は総額7,000万ポンド(約112億円)とのこと。
ブライトンは最初のオファーが出された際にカイセドは非売品だとアーセナルにハッキリ伝えましたが、それでもアーセナルはカイセド獲得を熱望しているため二度目のオファーに至ったようです。
カイセドの代理人は積極的に活動中
Situation with Moises Caicedo remains unchanged. Brighton don’t want to sell, although Roberto De Zerbi was a little softer in his pre-match wording. Arsenal and Chelsea could yet move again before the window shuts. Caicedo’s new agents remain active. pic.twitter.com/Njc1juhKUY
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 29, 2023
CBSスポーツのベン・ジェイコブズ氏によると、カイセドの状況に変化は無いとのこと。ブライトンに売却の意思はありませんが、デ・ゼルビ監督のコメントがやや軟化しているようです。
アーセナルとチェルシーが移籍市場が閉まる前に再び動き出す可能性が残されており、カイセドの代理人も移籍実現へ向けて積極的に動き回っているのだとか。
ブライトンは未だに希望額等を明示していません。ブライトンの決意を試すためには7,500万ポンド(約120億円)程度のオファーが必要になるだろうとジェイコブズ氏は述べています。
ただ、複数のクラブからオファーが提出された場合はブライトンの影響力がさらに強まることは必至です。
また、ブライトンは昨日アーセナルに直接連絡を取りカイセドは非売品だと伝えています。アーセナルが二度目のオファーを提出したとの報道もありますが、ジェイコブズ氏の取材によると新たなオファーは出されていないとのこと。
しかし、このような状況でもカイセドの代理人はまだ諦めておらず、可能な限りのことをするためアクティブに活動しているようです。
デ・ゼルビ監督はカイセド流出を覚悟?
最新の情報によるとブライトンがカイセドの移籍に関して態度を軟化させた可能性があるようです。
つい先ほど終了したFAカップ・ブライトン vs リバプール戦後、デ・ゼルビ監督がカイセドの状況について次にようにコメントしました。
デ・ゼルビ監督
「カイセドは本当に良い奴なんだ。それに彼の気持ちも理解できる。まだ21歳という若さで欧州大会に出場するようなビッグ・クラブから勧誘を受けたのだからね。気持ちは分かるよ。彼にはこのままこのチームでシーズン終了を迎えて欲しいが、我々は彼が不在だったとしても前進し続ける準備ができている。ただ、幾つかのポジションで補強が必要だろう。
トニー(・ブルーム会長)とは何度も話し合っているよ。彼は私の意見をよく聞いてくれる。我々は素晴らしいチームだが移籍市場からも改善することは可能だろう。
我々はトロサールを失ったしね。その状況でカイセドまで失ったら欧州大会出場権と可能な限り上位でのフィニッシュを目指すうえで大きな問題になる。
クラブとして現状維持を望むならそれも良いかもしれないが、私は現状維持が嫌いなんだ。」
なお、移籍希望を公言したカイセドに関して、ブライトンは移籍市場が閉まるまで自宅待機を指示しています。
(ソース:Goal)
アセンシオが今夏にFAへ?
スペインのMarcaによると、アーセナルが今夏の獲得を目指していると噂されるレアル・マドリーのスペイン代表MFマルコ・アセンシオ(27)ですが今夏の退団を検討しているようです。
レアルとアセンシオの契約は今シーズンまでとなっておりレアルは契約更新をオファーしていますが、アーセナルを含む複数のクラブが獲得を模索している状況だと報じられています。
アセンシオは李リーグ戦に18試合出場していますがスタメンは僅かに3試合と出場機会が限られています。この現状に不満を募らせていることから契約延長オファーを受け入れていないとみられます。
レアルは契約延長に熱心なようですが、アーセナルなど複数のクラブが状況を注視していると報じられています。
なお、アセンシオは移籍することになった場合、給与よりプレー時間を重視するつもりだとか。
(ソース:Mirror)