ロマーノ氏によるムドリク、フェリクスの最新情報
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『Daily Briefing』の中でアーセナル関連の情報について書いています。
まず、シャフタール・ドネツクのウクライナ代表WGミハイロ・ムドリク(21)について。アーセナルが二度目のオファーを提出したと複数のメディアで報じられていますが、ロマーノ氏によると移籍金5,000万ユーロ(約69億円)+ボーナスという内容だとか。
アーセナルはムドリク獲得を実現させるためにベストを尽くしているや、ムドリク自身が移籍に熱心なのも間違いないとのこと。
また、チェルシーがムドリク獲得の可能性について問い合わせを行ったようですが、ムドリクはアーセナル移籍が最優先であり、チェルシーはアーセナルとの交渉が決裂した場合のみ行動を起こすだろうとしています。
次に中盤の補強について。アーセナルは現在のところムドリク獲得に全力を傾けていますが、移籍市場後半には中盤の補強について行動を起こす可能性があるとロマーノ氏は述べています。
パルメイラスのダニーロ獲得の噂もありますが、現状アーセナルは動向を注視しているだけで正式なオファーは出していません。
パルメイラスは16歳のFWエンドリックをレアル・マドリーへ売却して移籍金を得ているため、新たな選手売却を必要とする状況では無いとのこと。
FWの補強に関してはアトレティコ・マドリーのジョアン・フェリクス獲得をめぐって代理人のジョルジュ・メンデス氏とコンタクトを取っているそうです。
しかしながらアーセナルはアトレティコの要求額が高すぎると考えています。アトレティコの要求額はローン手数料+給与負担で総額1,800万ユーロ(約24億円)~1,900万ユーロ(約26億円)とされています。
最後に選手との契約延長交渉について。アーセナルはサカとの契約延長オプションを行使して契約を1年延長しました。
ただ、アーセナルがサカやマルティネッリ、サリバとの新たな契約締結を優先していることに変わりはないとしています。
(ソース:caughtoffside)
シャフタールは二度目のオファーを受け入れるか?
Mykhaylo Mudryk wants Arsenal and there’s optimism an agreement will be reached for well under Shakhtar’s €100m public valuation. #AFC‘s second bid, for just under €70m, still being assessed. There is likely to be verbal back-and-forth to finesse it. Shakhtar want more upfront. pic.twitter.com/nzUBgPGHvj
— Ben Jacobs (@JacobsBen) January 3, 2023
CBSスポーツのベン・ヤコブズ氏によると、ムドリク自身はアーセナル移籍を望んでおりシャフタールが希望額の1億ユーロ(約138億円)を大きく下回るアーセナルのオファーを受け入れる可能性があると楽観視しているのだとか。
アーセナルの二度目のオファーは総額7,000万ユーロ(約96億円)ほどで、シャフタールはまだ内容を精査している段階ですが、固定の移籍金をもっと増額して欲しいと考えているそうです。
また、チェルシーからの関心は本物ですがムドリクの移籍に関してはアーセナルのコントロール下にあることを知っています。
ただ、シャフタールとしては今夏のラフィーニャのように、チェルシーの参戦により移籍金が吊り上がることも考えられるため、あらゆる交渉を歓迎しているとのこと。
アーセナルは総額で7,000万ユーロ~7,500万ユーロ以上の金額を支払うことは望んでいないようですが、ヤコブズ氏によるとシャフタールは固定の移籍金として5,500万ユーロ(約76億円)を要求しているのだとか。
セドリックの移籍交渉が難航?
90MINの報道によると、セドリックの移籍をめぐってフラムとアーセナルの間で行われている交渉が難航しているようです。
フラムは1月の移籍市場の早い段階で交渉をまとめるべく動いており、アーセナルとは移籍金の金額では合意に達しているらしいです。
しかし、フラムはセドリックの賃金パケットの半分をアーセナルに支払うよう求めていたそうですが、アーセナルはこれを拒否しているとのこと。
ただ、アーセナルもセドリック放出を実現させたいと考えているため、解決へ向けた交渉が続いているそうです。
(ソース:90MIN)