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ロマーノ氏:メリーノ獲得交渉は順調に進んでいる
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が『Daily Briefing』のなかで明かしたところによると、アーセナルとレアル・ソシエダによるスペイン代表MFミケル・メリーノの移籍に関する交渉は順調に進んでいるそうです。
アーセナルはとソシエダはメリーノの移籍を巡って頻繁に連絡を取り合っているのだとか。
フットボールの移籍では様々な交渉が行われるものであり、1年前にデクラン・ライスを獲得した時のようにオファーを提示して直ぐに回答を得られるものもありますが、リッカルド・カラフィオーリの時と同様にクラブ間で口頭による話し合いが長く続けられる場合もあるとロマーノ氏は指摘しています。
メリーノの移籍に関わる関係者全員が楽観的に考えているようで、メリーノ自身もアーセナルへ移籍するつもりであることを明確にしています。
ロマーノ氏の知る限り交渉は全て順調に進んでいて、今のところ大きな問題は起きていないのだとか。
なお、交渉の焦点となっているのは契約の構造だけのようです。
メリーノにはアーセナル以外にもバルセロナとアトレティコ・マドリーが獲得に動いていましたが、既に本人がアーセナル行きを選択したことが知らされているそうです。
アーセナルとソシエダの交渉は約1ヶ月に渡り続いていますが、メリーノの意思は明確でアーセナルへ移籍してアルテタ監督の下でプレーすることを強く望んでいるとのこと。
あとは両クラブが話し合いで解決策を見つけるだけですが、メリーノは移籍市場が締まる前にアーセナル移籍が実現することにかなりの自身を持っているようだとロマーノ氏は述べています。
最後に、アーセナルは選手の放出にも動いているようで、ロマーノ氏によると今後数日以内になんらかの動きがあるそうです。
レスターがネルソンの獲得に動いていますが、こちらはレスターの資金力では移籍金を支払えないとみられています。
ボーンマスがエンケティアを補強リストに入れていますが、まだ契約内容で合意に至っていないとのこと。
(ソース:caughtoffside)
メリーノ獲得はエンケティアの去就次第か
ジャーナリストのベン・ジェイコブズ氏が、アーセナルの補強について現状をまとめた記事をGIVEMESPORTに寄稿しています。
まずはレアル・ソシエダのミケル・メリーノですが、ファブリツィオ・ロマーノ氏も先日明かしているようにエドゥSDがスペイン入りをして交渉を続けており、アーセナルは移籍金3,000万ユーロ(約49億円)で合意できると楽観視しているそうです。
アーセナルは基本的に若手中心の補強戦略を立てていますが、メリーノは現在28歳とベテランの域に達しています。
しかし、アルテタ監督が経験豊富なベテラン選手の補強をエドゥに要請しているという経緯もあり、アーセナルは28歳のメリーノを獲得することに一切躊躇していないとのこと。
これは以前、アーセナルがチェルシーからジョルジーニョを獲得したときも同じで、彼らのようなワールドクラスの選手を安価に獲得できるチャンスだと考えているそうです。
なお、ソシエダは可能であればメリーノに残って欲しいと考えているものの、契約は残り1年で選手自身がアーセナル移籍を熱望しており、そしてアーセナルも交渉の席に着いている現状では売却するしか選択肢が無いと諦めているようです。
ただ、ジェイコブズ氏によるとメリーノの獲得はエンケティアの売却次第らしいです。アーセナルはエンケティアの移籍金をメリーノ獲得に必要な移籍金と同額に設定しています。
移籍市場開始時はもっと多くの移籍金を望んでいましたが、移籍市場も後半に入っているため減額したようです。
エンケティアにはマルセイユが獲得に積極的でしたが、減額された移籍金でもなおマルセイユにとっては高額過ぎたようで最終的には獲得から撤退してしまいました。
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メリーノに関しては同じソシエダのマルティン・スビメンディのリバプール移籍が破談となったこともアーセナルにとって追い風になりそうです。
当初アーセナルはスビメンディ獲得に積極的で昨夏に獲得を試みています。
しかし、選手自身が少年時代からプレーしているソシエダに対して強烈な愛着を持っているため獲得は困難だと悟ったようです。
今年1月の移籍市場で改めて選手側に接触した際にも、選手の立場が全く変わっていないことを確認したため、今夏の移籍市場ではアプローチしないことに決めたのだとか。
スビメンディではなくメリーノ獲得に集中するというアーセナルの方針は、リバプールが獲得に失敗したことで正しかったことが証明されたとジェイコブズ氏は述べています
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続いてストライカーの獲得について。
最近はアーセナルがナポリのヴィクター・オシムヘン獲得に動いているという噂が再燃していますが、ジェイコブズ氏によると今のところ目立った動きはみられないようです。
オシムヘンにはチェルシーが獲得に動いており、選手側はアーセナルよりチェルシー行きを望んでいるらしいです。
ただ、オシムヘンの移籍金が高額過ぎるため、減額されない限り移籍は実現しそうにないのだとか。
なお、オシムヘンに関してはパリSGとも契約内容で合意しているそうです。
アーセナルは今夏の移籍市場でストライカーの獲得を望んでいるとされており、オシムヘン意外にも様々な選手の名前が取り沙汰されています。
しかし、誰を獲得するにせよ選手の売却を行わなければストライカーの獲得は難しいとみられています。
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最後はラムズデールの去就について。
ジェイコブズ氏によると、エンケティア以外で最も移籍する可能性が高いのはラムズデールで、選手自身は国外への移籍にも前向きらしいです。
ラムズデールに関してはアヤックスがローン移籍を打診してきましたが、これはアーセナルに拒否されています。
ただ、交渉は現在も続いているようでラムズデール自身もオランダ行きに熱心なのだとか。
なお、アヤックス以外にはアトレティコ・マドリーとボーンマスもアーセナルに状況を問い合わせているそうです。
(ソース:GIVEMESPORT)
