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今夏のトニー獲得を見送った経緯
今夏のアーセナルはストライカーの獲得に熱心だと盛んに報じられていましたが、最終的には新たなストライカー獲得は行いませんでした。
特にブレントフォードに所属していイングランド代表FWイヴァン・トニー獲得に熱心だと以前から噂されていたものの、今夏の移籍市場が開いた時点では既に彼へへの興味を失っていました。
この理由についてTBRが報じたところによると、トニー獲得を進めるかどうかを検討していたアーセナルはイースターの時期(※2024年のイースターは3月31日でした)あたりにスポーツ・ディレクターのエドゥがトニーと話し合いを行なったのだとか。
そして、その会談後にアーセナルはトニー獲得を見送る判断をしたとのこと。具体的にどういった理由でトニーがリストから外されたのかは不明ですが、エドゥとの話し合いの際にアーセナルにとって好ましくないことがあったのだと推察されます。
夏の移籍市場が開くと複数のクラブがトニー獲得に動いたとされていますが、ブレントフォードの要求額が高額過ぎることもありどのクラブも獲得を断念しています。
そして、最終的にトニーは資金力豊富なサウジアラビアのクラブへ移籍しました。
(ソース:TBR)
サネ獲得には動いていなかった
バイエルン・ミュンヘンとの契約が今シーズンまでとなっているドイツ代表WGレロイ・サネに関して、アーセナルやニューカッスルなど複数のプレミアリーグのクラブが関心を示していると噂されていました。
しかし、BILDグループでフットボール部門の責任者を務めているクリスティアン・フォルク氏が『Daily Briefing』に寄稿したコラムのなかで、サネを巡る状況について解説しています。
クリスティアン・フォルク氏
「イングランドではアーセナルとニューカッスルがレロイ・サネに興味を示しているという報道があった。しかし、我々がクラブの幹部から聞いた話では、 どうやら誰も直接選手と接触していないようだ。
バイエルン・ミュンヘンはサネの状況を明確にしたいと考えている。というのも、彼は来夏にFAになる予定だからだ。
現在、彼はクラブで多額の給与を得ている (基本給1500万ユーロに加え、アドオン500万ユーロ)。
彼のアドオンは非常に達成しやすい条件となっており、6試合出場するごとに100万ユーロを受け取ることになっている。
アーセナルの状況を見てみると、現在ラヒーム・スターリングを(※ローン移籍で)獲得しているが、私の聞いた話ではアーセナルは彼の給与を全額支払っていないそうだ。
チェルシーとの合意では、アーセナルは週10万ポンドを支払い、残りの週20万ポンドはチェルシーが負担している。
つまり、スターリングは年俸1,860万ユーロ(1560万ポンド)を稼いでいるが、アーセナルはこの額を支払いたくなかったのだ。
スターリングにこの金額を払えないのであれば、レロイ・サネに年俸2,000万ユーロを支払うのはかなり難しいと思われる。
ニューカッスルも興味を示していたと聞いているが、ミカエル・オリーズの件と同じような状況だ。
バイエルン・ミュンヘンがニューカッスルと交渉を行い、最終的にオリーズに年俸1,300万ユーロ (アドオン300万ユーロを加えると1600万ユーロの可能性あり)を 支払うことになっている。
この給与はニューカッスルにとって高額過ぎるものだった。
オリーズに対してこの金額を出せないのであれば、サネにそれ以上の金額を支払うのは非常に困難だろう。」
(ソース:caughtoffside)
ロマーノ氏:ガブリエウの去就について
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がDaily Briefingのなかで、数多くのクラブから関心を集めているガブリエウの去就について触れています。
ガブリエウはセットプレーにおける重要な得点源の一人となっており、DFながらすでにプレミアリーグで通算15ゴールを決めています。
直近ではトテナムとのノース・ロンドン・ダービーでCKから決勝ゴールを決めました。
また、ガブリエウはピッチ内外で模範的なリーダーとなっていて、ロッカールームでも大きな影響力を持つ重要な選手です。
そして、ガブリエウには契約延長の噂も多く報じられていますが、ロマーノ氏によると近い将来に何らかの動きがあるということは無いそうです。
ただ、ガブリエウは依然としてアーセナルにとって極めて重要な選手であり、適切な時期に契約延長交渉を行う為にも新たな契約案をまとめるのに時間をかけると思われます。
ガブリエウに関しては昨夏の移籍市場でサウジアラビアのクラブから重要なオファーが届きましたが、アーセナルがこれをきっぱり断ったことからも欠くことのできない選手であることは明らかです。
現時点で具体的な動きは何もないようですが、ガブリエウがアーセナルの長期プランの一部であることは間違いないとロマーノ氏は述べています。
(ソース:caughtoffside)



