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ロマーノ氏:ロジャーズ獲得失敗でアーセナルは動かざるを得ない状況
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画のなかで、アストン・ヴィラのモーガン・ロジャーズ獲得に失敗したあとのアーセナルの動きについて触れています。
ファブリツィオ・ロマーノ氏
「確認だが、今後24時間でモーガン・ロジャーズは新たにチェルシーの選手となる。契約は完了しており月曜日にサインされる予定だが、既に全て終わっている。アストン・ヴィラとチェルシーはロジャーズの移籍に関する書類のやり取りを開始している。アドオンなしで移籍金の保証もされており、移籍金は100%確定している。
アストン・ヴィラは素晴らしいビジネスだと考えており、チェルシーは素晴らしい選手をスカッドに加えたと考えている。
そのため、全員が満足している状況だ。モーガン・ロジャーズは6年契約にサインし、さらに1年の延長オプションが付く。これはアーセナルにとって大きなサプライズだ。
アーセナルは今、マーケットで動かざるを得ない。我々が知る限り、彼らはモーガン・ロジャーズの獲得を望んでおり、彼はトップターゲットだった。
実際にミケル・アルテタはこの数ヶ月、モーガン・ロジャースと直接対話を重ねていた。つまり彼はアーセナルにとって本気のターゲットだったが、アストン・ヴィラとの価格交渉を望んでいたため、待っていたのだ。
アーセナルがモーガン・ロジャーズに1億1,700万ポンドを提示することは絶対になかった。昨日もそう伝えたし、今日も改めて確認する。
私はさらなる確認と電話のやり取りを経てそう断言できる。アーセナルの意図はアストン・ヴィラに対して9,000万ポンド前後、最大でも1億ポンドを提示することであり、それ以上ではなかった。1億1,700万ポンドを提示することなど絶対になかった。
しかし、チェルシーはオールインして即座に決着をつけることを決断した。話をまとめ、アーセナルの横槍を防ぐ唯一の方法は、オールインして24時間で契約を成立させることだった。そして実際そうなった。つまりロジャースの移籍は決定だ。
昨日触れた案件のひとつを引き続き追っている。ヤン・ディオマンデの状況にも注目してほしい。パリ・サンジェルマンは選手側と個人条件で口頭合意に達しているが、PSGはまだRBライプツィヒとの合意に至っていない。交渉は継続中だ。
RBライプツィヒとパリ・サンジェルマンの関係は良好だ。両クラブはシャビ・シモンズの移籍を共に成立させた実績がある。
しかしながら、両者の関係が良好なだけではだめで、ヤン・ディオマンデがパリに加入するためには、当事者間でまだ金銭的合意に至らなければならない。
だから皆さん、時にはこういうことがあるのだ。アーセナルはロジャーズとの合意に近づいていた。個人条件は問題ではなかった。しかし、延々と待っているうちに別のクラブが現れる。
ヤン・ディオマンデのケースのようにだ。パリ・サンジェルマンとの個人条件で合意してからすでに3~4週間が経過しており、クラブ間で契約をまとめなければならない。
今はPSG次第で、この合意を成立させる番だ。PSGは依然として明確な最有力候補だが、この案件に参入できるかどうかを確認するため、日々電話をかけてくるクラブがほかにも複数あると聞いている。
アーセナルもここ数日、ヤン・ディオマンデの状況を確認するためにそうしていたし、水面下で電話をかけてくるクラブがほかにも複数ある。
つまり今は、選手との合意、そしてライプツィヒとの合意の後、この話を成立させるかどうかはパリ・サンジェルマン次第ということだ。今後数週間~数日は重要な局面となるだろう。」
(ソース:Fabrizio Romano)
オーンステイン氏:チェルシーによるロジャーズ獲得の舞台裏
精度の高い情報発信で知られるThe Athleticのデビッド・オーンステイン氏が、The Athletic FC Podcastに出演し、チェルシーによるモーガン・ロジャーズ獲得の舞台裏について語っています。
デビッド・オーンステイン氏
「大きな動きでまさに予想外の展開だった。というのも、本命と見られていたのはアーセナルで、彼らはモーガン・ロジャーズの獲得に熱心だったからだ。アーセナルは間違いなくかなり作業を進めていた。チェルシーも以前から関心を持っていたが、アーセナル側にはロジャーズ獲得にかかる金額について多少の躊躇があったのだと思う。
そしてアストン・ヴィラは自分たちの評価額を譲る気がなかった。これはヴィラ全体を通して見られる姿勢だ。アーセナルは以前にもオリー・ワトキンスの件でそれを経験しているし、今はエズリ・コンサにも関心を示している。
ヴィラの経営陣、オーナーのナセフ・サウィーリスとウェス・エデンズは一切譲歩しない。値段は値段だ、という姿勢だ。
そしてチェルシーはリリース条項がない限り踏み切る用意があり、実際に驚くほど早く決着させた。オーナー同士で合意に至ったというのも、こうした案件に見られる興味深い力学だ。
マンチェスター・シティによるエリオット・アンダーソンとノッティンガム・フォレストの件でも見られたものだが、トップに立つ人間たちがスポーツ・ディレクターなど他の幹部の上に立って、こうした案件を動かし、まとめようと介入し始めている。
そしてチェルシーは1億1,700万ポンドの、固定・保証された金額でオファーを出した。」
同氏は、今夏のアーセナルは移籍金に上限を設けており、身の丈に合った経営を心掛けているようだとも語っています。
「今夏、彼らは評価額に関してかなり明確な上限を設けているようで、もしその水準まで踏み込む準備ができていなかったのだとすれば、おそらく状況を理解した上での判断だったのだろう。
ロジャーズがチェルシーへ行くことは事前に知らされていたはずなので、そこに大きな動揺があったとは思わない。
では、アーセナルは今後どう動くのか。 ” ロジャース獲得のためにこれだけの予算を確保していたが、その分を他のターゲット(例えばブルーノのような選手)にもう少し回せるかもしれない ” と考えるだろうか。
もっとも、これはそう単純な話ではない。彼らはブルーノについても独自の評価額を持っているはずなので、その金額で獲得できるならそれでよし、できなければ他のターゲットに目を向けるだろう。
とはいえ、彼らは自分たちで稼いだ資金を使おうとしているが、アーセナルは自分たちが生み出した資金の範囲内で獲得しようと努めている。
オーナー陣もここ数回の移籍市場で支援してきたが、財務規則はすべて遵守されており、それを簡単に無視したり『もっと使おう、罰則は甘んじて受け入れる』と言ったりするのは容易なことではない。
つまり、アーセナルは身の丈に合った経営を心がけており、そのためブルーノのような選手にも一定の上限が存在することになる。
彼らはそのポジションについて他の選手たちにも目を向けていた。ここ数か月、実に多くの報道がなされている。
バルコラのような選手たちが、どのクラブと結びつけられてきたか私には把握しきれないし、ここ数日ではディオマンデの名前も出てきおり、あの件がまだ決着していなければ、という話になっている。
彼らが最終的に誰をターゲットにするのかは分からない。こうした状況は極めて流動的だが、プランBは用意されているはずだ。
そして、アンドレア・ベルタSDがその指揮を執り、オーナー陣がさらなるターゲットを逃さないよう後押しする番だ。
なぜなら、彼らは今やプレミアリーグ王者であり、CL決勝進出も果たした。そして、そのラインを超えるため、チームに加えるべきエリート選手を求めている。
ミケル・アルテタは間違いなくこの結果に落胆するだろう。彼はモーガン・ロジャーズの獲得に本当に前向きだった。
報道が事実であれば、二人は時間をかけて話し合っていたようだ。アルテタは彼のことをよく知っているだけに、この移籍を早期にまとめたいと考えていたはずだが、アーセナルはそれを実現できなかった。
とはいえ、それは他の選手獲得も成功しないということを意味するものではない。」
(ソース:The Athletic FC Podcast)



