試合後、レーマンは目に涙を浮かべながらエミレーツを去りました。
アーセナルでの5年間を振り返ると…
「涙が少し溢れてきた。 僕にとって素晴らしい別れとなった。 この瞬間の事
はいつまでも心に残るだろうね。 以前から、こういう機会を設けるという事は
監督から聞いていた。 とても暖かくピッチに迎えてくれたし、エバートンが
2−0、3−0の場面だったら違ったレセプションになっていただろうね。
僕はとても運が良かった。」
「アーセナルにやって来たのは、最初から最後まで正しい判断だった。 フット
ボールだけじゃなく家族にとっても良かった。 僕の子供たちはドイツ語より
英語の方が上手なんだ。 ドイツに戻りたくないとも言ってるよ。」
「僕や妻も言葉をマスターし、様々な生活習慣についても学んだ。 非常に
礼儀正しいく親切なところとかね。 ドイツとイギリスの人々の間には、沢山
の共通点もあるけど異なる点もあるね。」
「フットボールに関しては、最も魅力的な試合をするであろうチームの一員とし
てプレーできた。 本当に良かったと思ってる。 最初の2年でいくつかのタイ
トルを獲った。 けど、3年目はCL制覇寸前で逃してしまった。」
「最も思い出深い試合は、ホームでのレアル・マドリー戦だね。 0−0で引き
分けた試合だよ。 もちろんFAカップ決勝やリーグ優勝を決めたトテナム戦
もだ。 あの時はドレッシング・ルームでキャンベルと僕だけが落ち込んでい
たんだ。 その時は二人ともチャンピオンになったことを知らなかったんだよ。
試合終了間際に得点されて、2−2で引き分けてしまった。 あの試合は僕に
とって、物凄く感激的な瞬間だった。」
「ただ、前にも話したようにどの試合にもたくさんの思い出があるし、サポー
ターの応援があった。 愛情と尊敬の念に満ちたサポーターだよ。」
(ソース:Arsenal.com)