■ゼニトが公式HPでアルシャビンの移籍について、アーセナルと基本合意に
達したと発表していますが、その内容が明らかになってきました…
ゼニト・サンクトペテルブルク公式HP
「アンドレイ・アルシャビンの移籍に関してゼニトとアーセナルの交渉は続いて
いるが、クラブは選手の市場価値を反映すると両クラブが認める内容で基本
合意に至った。 現時点で移籍を完了する為の障害は、アンドレイ・アルシャ
ビン個人の条件である。 アルシャビンは契約に関して譲歩するつもりはなく、
クラブ間で合意した移籍プロセスの障害となっている。」
(ソース:Goal.com )
アルシャビンは、週給106,000ユーロ(約1250万円)を要求していると言われ
ています。 現在、アーセナルで最も高い週給はファン・ペルシの週80,000ユーロ
(約942万円)ですが、アルシャビン側はそれを大きく上回る金額を要求していること
になります。 アーセナルは、ロビンと同じ週給80,000ユーロで交渉しているとか。
ただ、ゼニトの公式発表を見る限り、交渉が揉めてるのはアルシャビンのせいで
クラブは悪くないって言いたげですね…。
ちなみに、アーセナルはこの件に関して沈黙を守っています。
−追記−
ゼニト公式HPの英語版が更新されたので、公式発表全文を掲載します。
「アンドレイ・アルシャビンの移籍に関してゼニトとアーセナルの交渉は続いて
いるが、クラブは選手の市場価値を反映すると両クラブが認める内容で基本
合意に至った。」
「現在、移籍を完了させる障害となっているのは、アルシャビン個人の要件
だ。 選手および代理人の要求に対して、アーセナル側は応じる用意が出来
ていない。 そして、現在のところアーセナルは移籍金を減額し、アルシャビン
への給与に当てることでのみ対応できる。」
「アルシャビンは契約内容の要求額を下げることを考えておらず、そのため
交渉プロセスが停滞している。 従って、クラブ間の合意が危機に晒されて
いる。」
「ゼニトはこの状況の解決策として、幾つかの提案を行なっている。 もし、
4年契約をキャンセルすることに対してアルシャビンが補償金を支払うなら、
移籍金を減額することが可能である。」
「2006年に彼は500万ドルの長期契約にサインし、報酬を得ている。 選手
が契約満了前に契約を破棄するのであれば、支払われた給与の半額(250
万ドル)を返還すれば、そのお金を移籍金に含める。」
(ソース:ゼニト公式)
ゼニトは移籍金の一部をアルシャビンに負担させようとしてますね。
つまり、
?アーセナルはアルシャビンの要求する給与に応じる用意はない。
?アルシャビンも契約で譲るつもりはない。
?じゃあ、アルシャビンがゼニトと契約した金額の半分にあたる250万ドル(約2億
2000万円)を支払えば、それを移籍金に当ててあげても良いよ。
?そしたらアーセナルが支払う移籍金も少し減るから、アルシャビンの給与が支払
えるでしょ?
って事でしょうか。 どんだけ金に執着するんだ…。
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