ベンゲル：プレミア・リーグ開幕へ向けて

■ディアビとウォルコットが開幕戦を欠場することが明らかになりました。 ただ、来週

のＣＬプレーオフには出場できるようです…

ベンゲル監督

｢彼らに関しては（復帰は）数日の問題だ。 来週には出場可能となるだろう。

ディアビは確実だがウォルコットはまだ何とも言えないがね。 だが、チャンス

はある。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■補強に関して様々な憶測が流れています。 ベンゲルはプレス・カンファレンス

において、それらの噂に答えています…

ボルドーのシャマフ獲得は進んでいるのか？

｢ニュースは特に無い。｣

センデロスのエバートン移籍はあるのか？

｢こちらも同様に、新たなニュースは無い。｣

アーセナルのユニフォームを着たハンゲランドを観ることが出来るのか？

｢進展は全く無い。｣

｢我々は重要な試合を目の前に控えており、補強についての話はしたくない。

試合に集中することが重要なのであって、選手補強について話すことでは

ない。｣

｢補強を行なう際はきちんと発表する。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■ベンゲルは他のビッグ４と違い、バランス・シートを重視することで利益を挙げて

います。 そんなベンゲルにとっても成功は蜜の味だそうです…

ベンゲル監督

｢Yes、我々は他と異なった経営方針で運営しており、それは非常に上手く行

っている。 これからは長く険しい道のりが続くだろう。 それはフィジカル・ワー

クやメンタル・ワークなどだ。 それをやり遂げる為にはたくさんの力強さが必

要となる。｣

ブックメーカーや批評家の間では、今季のアーセナルはタイトルとは無縁だと言わ

れているが…

｢我々には非常に良いチャンスがあると信じている。 マン・Uやチェルシー、リ

バプールについても、どれくらい強くなっているか分からない。｣

｢プレミア・リーグでタイトルを獲ろうと思ったら、常に８２Ｐ以上が必要だ。

クォリティのあるリーグにおいて、最低でも２５勝が必要となる。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■レアル・マドリーとマン・Ｃが大型補強を繰り替えしていますが、アーセナルにも必

要な選手を補強する十分な資金があるとベンゲルは語ります…

ベンゲル監督

｢アーセナルでプレーしたいと思っている選手は大勢いる。 彼らは我々のプ

レースタイルと育成方針を評価しているのだ。 彼らはトップ・レベルの競争に

身を置きたいと思っている。 従って、我々に選手補強におけるハンディキャッ

プがあるとは思わない。｣

｢マーケットは世界規模になっており、いつでも優れた選手を見つけることが

出来る。 我々が手を出せない高額な選手も僅かに存在する。 だが、それは

おそらく世界で１０名程度に過ぎない。 残りの選手に関してはマーケットでア

クセス可能だ。｣

｢全てのポジションに相応しい選手を保持している。 私が常々言っているよう

に、我々は必要があれば１〜２名の選手を補強する。 移籍市場は８月３１日

まで開いているのだ。｣

｢理想を言えば、これ以上補強に動きたくはないけれど、常に適応していかな

ければならない
。 もしそこにニューズがあるのなら、補強を行なうだろう。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■ピッチ上で疑惑の判定や論争になる判定にアーセナルの選手が巻き込まれると、

ベンゲルが” 私は見てない ”と言うのがお決まりになっています。 プレス・カンファ

レンスでこの点を聞かれたベンゲルは、選手のために嘘をつくことがあると語り、

会場は笑いに包まれました…

ベンゲル監督

｢（ピッチ上での出来事を見て見ぬ振りをしたことは）２〜３度ある。 だが、私

はそのことに関して嘘を付こうとしたのではなく、正直な気持ちを言ったまで

だ。｣

｢私が見て見ぬ振りをしたときは、その出来事の前に何が起こったのか分か

らないので、選手を守る為にそう言っている。 それが理由だ。｣

｢私だって同じことを繰り返したいとは思っていない。 多くの場合、ピッチで起

こる偶然の出来事を観るのは、自分次第ではない。 何が起こるかはレフェリ

ー次第なのだ。｣

｢いま私が何も見なかったと言ったとする。 だが、私が本当に見ていなくて

も、あなたがたは私を信じないだろう。 つまり、（今日の会見は）私だけが損

をしているのだ！｣

（ソース：Arsenal.com )

■セスクのバルセロナ移籍の噂がメディアを賑わせていますが、ベンゲルはセスク

が移籍する可能性は全く無いと完全否定します…

ベンゲル監督

｢人々の、夢を見ているかの如きクリエイティブな想像は、止めることは出来

ない。 だが、我々はそんな夢を見ていない。｣

セスクが地元出身ということがことさら強調されているが…

｢クラブとの契約は、人生において守られるべきものだと信じている。 それ

に、いかなる契約であっても、血筋とは無縁だ。 ある人が契約する場合、

その契約は彼自身の定義によってなされる。 その人の血筋とは関係がな

いのだ。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■上記に関連し、ベンゲルはヘッドライン・ニュースを創り出すのは簡単なことだと

語ります…

ベンゲル監督

｢セスクはクラブに忠実だ。 彼はそのことを私にもプレスにも話している。

我々はスペインからのノイズをマスター出来ないでいる。 それは、ヘッドライ

ンを探している新聞にも同じことが言える。 彼らのアイディアが尽きると、セ

スクの噂話が出てくる。｣

｢彼はその話は違うと言った。 アイディアを助長するのは彼ではない、プレス

だ。 その噂話は何処から出て来た？ セスクが２日前に言ったのか？ いや、

それはスペインから来たものだ。｣

｢例えば、私がメッシに（1億2500万ポンドの）オファーを出すと言ったところで

誰も相手にしない。 なのになぜ世間は、私がプレミア開幕直前にファブレガ

スを売却すると思うのだ？｣

｢我々は貧弱な財政状態にある訳では無いのだから、誰も売却する必要は無

い。 セスクは常にとても忠実だ。 今季は彼にとって６シーズン目であり、彼

が望んでいるのはクラブがトロフィーを勝ち取ることなのだ。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■今季はエバートン、アストン・ヴィラが戦力を増し、トテナムもレドナップ監督の下で

再建が進んでいます。 また、マン・Ｃが大盤振る舞いの補強も行なっています。 こ

のような現状から、ビッグ４とて安泰ではないとの見方が大勢ですが、なかでもアー

セナルは特に厳しいだろうと言われています。 ベンゲルはリーグ戦・ＣＬのタイトル・

レースに、ある程度の波乱が起きるだろうと予測しています…

ベンゲル監督

｢現在の” ビッグ４ ”はどのチームか？ まず、マン・Ｃがその中に確実に入ら

ないとは言い切れない。 アストン・ヴィラも同様だ。トテナムは恐らく良いシー

ズンを送れるだろう。 エバートンには常に驚かされる。 つまり、我々はトップ

８か９になっているのだ。｣

｢（アーセナルがトップ４から陥落するかについて）人々がどう考えているの

か、私には分からない。 私は自分の考えに従うだけだ。 イングランドの人々

の考えは、彼らの応援するクラブによって変わってくる。 おそらく、アーセナ

ル・ファンの何人かは、我々がトップ４から陥落するのを恐れているだろう。

だがそれは、我々の実力を分析してのことではなく、恐怖心から来ている。｣

｢確かに、トップ４争いは熾烈を極める。 だが、開幕すれば我々は首位争いを

する。 最低限の目標はトップ４入りではあるけれど、開幕の時点でそんなこ

とは考えない。｣

｢リーグを制するのが” ビッグ４ ”でなければならない、などというルールは一

切無い。 なぜか？ マン・Cやアストン・ヴィラ…そう、昨シーズンのヴィラはあ

る段階までは３位を狙える位置に居たではないか。｣

（ソース：Arsenal.com ）

■プレ・シーズン・マッチでの活躍により、今季の大ブレイクに期待が掛かるウィル

シャー。 U-２１イングランド代表にも招集され、着実にステップ・アップしています。

しかしベンゲルは、エバートン戦の遠征メンバーからウィルシャーを外しました…

ベンゲル監督

｢明日の出場は無い、なぜならスカッドに入っていないからだ。 だが、シーズ

ン中の出場はあるのかと言われれば、YESだ。 一部の人々からは『若すぎる

し、十分な経験もない。』と言われている。 また、もう一方では『１７歳を起用

して、リーグ戦を勝てるのか』とも言われている。 我々は既に十分若いチー

ムだ。 ウィルシャーはシーズンの役割を果たす。 だがシーズンを通してでは

ない。 彼は１７歳なのだ。｣

（ソース：Arsenal.com ）

さて、いよいよプレミア開幕です！

色々と不安はありますが、始まったら全力で応援するしかありません。

まずはエバートン、マン・Ｕ、マン・Ｃ戦を無敗で乗り切りたいところです

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