ロングインタビュー:宮市亮

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アーセナル公式HPに掲載された宮市のロングインタビューから発言を抜き出しました…
宮市
エジルとチームメイトになれるなんてほんとビックリだよ。 日本に居たらテレビでしかエジルのような選手を見る機会はないからね。 でも今の僕には、フットボール選手としてトップ・クラスの選手たちと共にプレーするチャンスがある。 これは僕にとってもの凄く大きなことだ。エジルをはじめ、最高の選手たちから日々新しいことを学べるんだからね。」

「プレ・シーズンは足首を少し痛めてたし、アジアツアーの後には別の怪我をしてしまった。 でも今ではすっかり良くなっているし、今シーズンはこれまでよりも多くのプレー機会があると思ってる。 昨シーズンは残念だったよ。 もちろんフラストレーションを感じてた。 ウィガンでは大半の時間を治療に費やしてしまったけれど、僕にできることは力強くなって戻ってくることだよ。 怪我をすることは誰にでもあることだし、みんなそれを乗り越えてるんだ。」

エバートン戦で負傷したことで、残りのFA杯出場を逃すことになったのは間違いないね。 セミファイナルのミルウォール戦に行ったけど本当にエキサイティングな1日だった。 観戦してた僕もスカッドのみんなを見てるとすごくハッピーになった。 だけど、もちろんプレーしたくて仕方なかったよ。 選手のみんなやマルティネス監督はとてもよくサポートしてくれた。 彼らもタイトル獲得を喜んでいた。」

「マルティネス監督と一緒に仕事をしたのは凄く良い経験になったと思ってる。 彼は本当に良い人なんだよ。 僕が怪我をしてる時も『復帰してきて欲しい。 君のプレーが必要だ』と言ってくれた。 とても嬉しかったね。 怪我をしてる選手にとっては良いモチベーションになったよ。 彼は選手の扱いがすごく上手なんだ。 エバートンに引き抜かれたのも納得だよ。 監督にはエバートンで成功して欲しいと思ってる。」

「(FAカップ獲得後のアーセナル戦で大敗したのは)驚きだったよ。 僕らはシーズンを通して良い試合をしてたと思うけど、十分に勝つことができなかったんだ。 そこが問題だった。 だけど、凄く良いフットボールをしてFAカップを獲得できたのは素晴らしい成果だと思う。 今シーズンのウィガンはELに出場することになるし、それはクラブにとっても良い経験になるはずだ。」

名古屋グランパス戦でのPKについて…
「ミケル(・アルテタ)が僕にボールを渡してきたんだ。 最高の瞬間だったね。 もう心臓がドキドキでゴールは見てなかったんだ。 ただただボールに集中して、狙い通りにちゃんと蹴ることだけを考えてた。 最後はネットに決まってくれて良かったよ。」

日本で熱狂的な歓迎を受けたことについて…
「ほんとビックリだよ! でも、プロのフットボール選手としては、こういう状況もあり得ると思ってないとね。 アーセナルはビッグ・クラブだから当たり前にあることだしね。 そうは言っても、母国の大観衆を見るのは幸せだった。 これからはアーセナルで何が出来るかを示していきたいと思う。」

代表について…
「W杯でプレーするのが夢だ。 でもその前にはまず、アーセナルで出場機会を得ないといけない。 チャンスをしっかりものに出来れば日本代表に入れると思うんだ。 だけど、今はまずアーセナルのこと日々集中する必要がある。 それが出来れば結果は自ずとついてくると思ってる。」

日本の若手選手について…
「日本には優れた若手選手がたくさん居て、彼らの多くはここ(欧州?)でプレーしたいと思ってる。 そのなかで、かなりの選手がドイツに渡ってる。 香川さんはマン・Uに入る前にはドルトムントで大活躍してたし、清武さんもニュルンベルクで活躍してる。 ここ最近の日本代表はいろいろと良い経験ができてると思う。 コンフェデレーションズカップとかね。 強豪国と対戦することで自信に繋がっていくと思うんだ。 日本代表はW杯で良い結果を出せると思うよ。」

プレミアでプレーする日本人選手について…
「僕がウィガンに居たとき、香川さんの家まで20分くらいで凄く近かったんだ。 いろいろと僕の面倒を見てくれたし、お互いに気にかけてた。 今でもときどき彼がロンドンに来て夕食を取ってる。 イングランドで良い日本人グループができてる。 サウサンプトンでプレーしてる吉田さんや李さんとは定期的に会ってるんだ。 同じ国から来てる友人がいるのは良いことだよ。」

「ただ、北部よりはロンドンでの生活の方が好きというのが本音かな。 毎日が楽しいからね。 ロンドンは素晴らしい街だよ。 日本食レストランもめちゃくちゃたくさんあるからね! (他へのローン移籍を希望するか?)No、直ぐに移籍することは考えてない。 今はここでのトレーニング・セッションに集中したい。 監督もそれを望んでるはずだ。 それにさっきも話したように、ワールドクラスの選手たちから色々と学んでいきたいと思ってる。 彼らと一緒にトレーニングできるなんて最高だし、そうすることでより良い選手へと成長していくと思うんだ。」

「ここへ来てから色々な経験ができた。 ボルトンではプレミアリーグでプレーできたしね。 ただ、昨年はよくないシーズンだった。 でも全体的に見れば良いことばかりかな。 今はアーセナルに戻ってきたし自分のフットボールを楽しみたいと思ってる。」
(ソース:Arsenal.com

宮市くんにもブレイクして欲しいですね〜

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