プレミア：アーセナル vs チェルシー戦プレビュー

「先週のレディング戦でメルテザッカーが負傷し、それ以降トレーニングに参加していない。彼はまだ治療室にいてプレー可能かどうかは不明だ。今のところチェルシー戦に間に合う可能性は５０／５０だ。（レディング戦に出場した）メルテザッカー以外の他の選手たちは問題ない。」

「オックスレイド＝チェンバレンの復帰はまだ先だ。トレーニングにも復帰できていないからね。チェルシー戦には間に合わない。」

「アルテタの復帰は近い。フル・トレーニングには復帰しているが、激しい試合でプレーするにはまだフィジカルが少し不足している。」

「ガブリエウの準備は整っている。FAカップ準決勝にも出場したしね。ペア（・メルテザッカー）が間に合わなかった場合は彼が先発することになるだろう。」

（ソース：Arsenal.com）

モウリーニョとの対戦成績が非常に悪いアーセナルですが、チームはここ１２試合で無敗と好調です。ベンゲルは過去の対戦成績は関係ないと強気のコメントをしています…

「我々は殆ど負けていないし、特に直近１２試合は負けなしだ。最近も彼らに勝ったことは何度かあるし、その時の彼らも強力なチームを有していた。」

「私は過去の歴史に囚われない。フットボールというのは試合当日のパフォーマンスで勝敗が決まるのだよ。だからそのことに集中しなければならないのだ。」

「我々は好調の上にホームゲームであり、このチャンスを最大限に活かしたい。連勝中のときは自信も身に付くし、チームの連携も素晴らしい状態だ。ここ最近の我々は数多くのテストにすべて合格している。」

「アウェーのマン・C戦で勝てたのは、ここ最近では初めてのことだった。我々は多くのテストをクリアしているし、日曜日のテストにも合格したい。我々にとって重要なことは彼らを倒すことだ。全員がそのことに集中していると思う。実現するためにもしっかりと準備したい。」

「チェルシのカウンターアタックは非常に切れ味が鋭い。それ以外にもセットプレーをとても有効に使っている。彼らの強味を無効にできるかがとても重要になってくるだろう。」

「彼らはこれまで非常に安定した成績を残している。プレミアリーグの中で最も負けが少ないチームだし、攻守共に強力でとても安定しているよ。」

（ソース：Arsenal.com）

現在９連勝中のアーセナルは、その間にわずか５失点と守備が安定しています。守備の安定感が増したことで、チームが自由に攻撃を行える下地ができているとベンゲルは語ります…

「我々は効率的な守備を行えているが、決して慎重になり過ぎている訳ではない。たぶん、我々はもっと攻撃的になれるはずだ。自信に満ち溢れているときは、ボールを持ったときに前へ出ることに対する抵抗感が非常に弱まるからね。」

「それに、我々は守備に自信を持っているのでどんどん前へ出れる。自信を持てないときに前へ出るのは難しい。だが、連勝中なら割と簡単だ。」

「我々はチェルシー相手に前へ出る選手たちが１００％の自信を持って攻撃できるように、攻撃参加しない選手たちはカウンターアタックに引っかからない様にしっかり守らなければいけない。」

「我々はカウンターアタックに対する守備が優れていると言われているが、チェルシーはそれらを最も効率的に行うチームだ。おそらく、彼らもそこにいくらか力点を置いてくるだろう。」

（ソース：Arsenal.com）

今シーズン、チームの要に急成長し中盤で体を張って攻撃の芽を摘み取っているコクランですが、チェルシーのアザールやセスクとの対戦は最大の試練だとコメントしています…

コクラン

「ここ数週間、僕たちはビッグ・チームと対戦してきた。リバプールではコウチーニョを相手にしてきたけど、今度のアザールは一味違うはずだ。彼はプレミアリーグで最高の選手の一人だからね。おそらく今シーズン最も活躍している一人だ。タフな試合になると思うけど、是が非でも勝ちたい相手だよ。」

「アザールやセスクは一日中いつでも最高のプレーができる偉大な選手だ。試合を通して常に集中しなければならない。僕も９０分間しっかり集中したい。」

マティッチについて…

「彼は信じられないプレーをするんだ。彼はチェルシーの主力選手だし彼のことは尊敬している。素晴らしいシーズンを過ごしている最高の選手だ。彼の様な選手と対戦できるのは光栄なことだよ。」

「このポジションがどれだけ重要かをマティッチは身を持って示している。彼がやっていることを僕もアーセナルでやりたいんだ。ファンもチームにとって如何に重要なポジションかを分かっていて、優れた守備的MFを渇望しているからね。」

（ソース：Arsenal.com）

posted with amazlet at 15.04.25