レアル・マドリーからセバージョスをローン移籍で獲得
アーセナルはレアル・マドリーからダニ・セバージョス（23）をシーズン・ローンで獲得したと発表しました。 セバージョスは昨シーズン、レアルでリーグ戦13試合にスタメン出場しています。背番号は8に決まりました。
エメリ監督
「ダニが我々の一員になることを楽しみにしている。彼は非常に優れた技術的能力を持つ才能豊かな選手で、クリエイティブさと精確さも兼ね備えている。」
セバージョスは8歳のときにセビージャのユースに加入しますが、その後は生まれ故郷のクラブであるCDウトレラへ移り最終的にレアル・ベティスへ加入します。そして、2014年にベティスとプロ契約を結んでいます。そして、2017年７月にレアル・マドリーへ引き抜かれました。
2018年にはスペイン代表にも召集されています。今年行われたU-21欧州選手権では、U-21スペイン代表としてプレーしており、スペインの優勝に大きく貢献し注目を集めました。
セバージョスは今週末のエミレーツ・カップでアーセナル・デビューを飾る予定だとか。
（ソース：Arsenal.com）
サンテティエンヌからサリバを完全移籍で獲得
アーセナルはサンテティエンヌからU-20フランス代表DFウィリアン・サリバ（18）を獲得したと発表しました。移籍金は非公表で契約は長期契約とだけ明かされています。なお、新シーズンはサンテティエンヌにローン移籍することも決まっています。
エメリ監督
「我々はウィリアンの加入を大変嬉しく思っている。数多くのチームが彼の獲得に動いていたが、彼はアーセナルに加入し我々の将来の一部になることを決断してくれた。新シーズンはフランスに留まり経験を積むことになる。その後、我々のグループに加入する日を楽しみにしている。」
サリバは17歳のときにサンテティエンヌとプロ契約を結び、2018年9月25日のトゥールーズ戦でプロデビューを飾っています。
（ソース：Arsenal.com）
セバージョス：ファースト・インタビュー
ダニ、アーセナルへようこそ！今の気持ちを聞かせてくれるかな？
「まず最初に、本当に感謝していると伝えたい。このシャツを着られる事をとても誇りに思っている。僕もプレミアリーグの歴史の一部になった訳だけど、これは僕のキャリアが一歩前進したと言えるね。」
プレミアリーグの他のクラブも興味を示していたけれど、どうしてアーセナルへ行きたいと思ったの？
「監督が信頼してくれていることかな。そこは最初からとても重要視していたよ。それに、僕はこのシャツを着ることで責任が伴うことも自覚しているし、アーセナル入団を決めた瞬間というのはとても誇りに満ち溢れた瞬間だったね。」
エメリ監督の存在は決断を下すうえでどれほど重要だったのかな？ そして、監督からは今シーズンの役割についてどういう話をされている？
「このビッグ・クラブへ加入するうえで、監督の存在がターニング・ポイントだった。彼はスペイン人の監督ということもあって、他クラブを指揮していた頃から僕のことを知っているんだ。アーセナルの目標達成に貢献できて本当に嬉しい。」
エメリのような監督は君のプレーにどんな影響を与えるかな？
「彼はとても戦術的な監督だ。自分のポジショニングを完璧にする点でも本当に役立つと思う。自分をより良いプレーヤーにするため、監督と共に全力を尽くしたい。」
イングランドの試合では、より戦術的な側面がより重要視されていると思う？
「そうだね、僕はスペインにいた時からプレミアリーグのことをフォローしていたのでよく知っているんだ。めちゃくちゃ戦術的なリーグだし、それでいてフィジカル的なんだ。まずはチームに適応する必要があるけれど、今はスタートするのが待ちきれない。本当に楽しみだ。」
サインする前にアーセナルの所属選手と話をした？
「知っての通り、ここにはナチョ・モンレアルやエクトル・ベジェリンなどのスペイン人選手がいる。なかでもエクトルとはフットボールを離れたところでも個人的に仲が良いんだ。入団を考えていると彼に話したんだけど、あれこれ考えてる場合じゃないぞって言われたよ。街もクラブも素晴らしいし、絶対に最高の時間を過ごせるってね。今から彼と再会できる日が待ち遠しいよ。いろいろ助けてくれた彼には感謝してる。」
ここに適応するためにも、馴染みの選手がいるというのは大切なことだね
「そうなんだ。スペイン人の監督とエクトルがいるし、ロンドンでの生活に慣れるうえで助けになると思う。クラブの僕に対する期待に慣れる必要もあるし、なるべく早く適応する必要があると思っている。アーセナルで成功するためには必要不可欠なことだと思うしね。」
シーズン・ローンでの加入になるけれど、ここでどの様なことを成し遂げたいと思っている？
「そうだね、まだチームメイトのみんなと話したことがないので、何を目標としているのか分からないんだけど、自分の持てる力を全て出し切るためにアーセナルへやって来たというのだけは間違いない。そこは誰も疑問に持たなくていいよ。なぜなら、僕はこのジャージを着る初日から全力を尽くすつもりだからね。クラブの目標達成に貢献したい。」
（ソース：Arsenal.com）
サリバ：ファースト・インタビュー
ウィリアン、ようこそアーセナルへ！サインをした今の心境は？
「イングランドの超ビッグ・クラブと契約できるなんて最高に嬉しいよ。僕にとってはここがイングランドで最大のビッグ・クラブだからね。決断するのは簡単だったよ。契約も即決した。最高に幸せだね。」
ライバルであるトテナムとの間でこちら側を選択したことは私達も知っているけれど、どうしてアーセナルへ来たいと思ったのかな？
「そうだね、歴史やバッジもそうだし…僕は小さい頃からCLなどでアーセナルのプレーを見てきたんだけど、このクラブではこれまで大勢のフランス人選手がプレーしてきた。その事が大きく影響したかな。」
まだキャリアが始まったばかりの段階だけど、アーセナルが興味を示していると聞いたときはどう思った？
「いつだって嬉しいよ。でも、クラブが興味を持っていると聞いてからもハードワークを続ける必要がある。まずはハードワークを継続することで、それを僕は実践している。アーセナルと契約できたことを誇りに思っているよ。」
契約する前にアーセナルの選手と話をした？
「うん、マッテオ（・グエンドゥジ）と話したよ。パリの遊園地で彼とバッタリ会ったんだ。その時にアーセナルが僕と契約したがっていると話したのさ！彼はアーセナルに来た方がいいよと優しくアドバイスしてくれて、ここがどういう所か説明してくれたんだ。」
今シーズンはサンテティエンヌでプレーする事になるけれど、その事が君にとってどれほど大切なことだったか話してくれるかな？
「そうだね、僕はアーセナルで自分のポジションを確立する前に、サンテティエンヌでもう1年間プレーして自分の実力を証明したかったんだ。アーセナルはビッグ・クラブだからね。ここへ来る以上は準備万端じゃなきゃいけない。だから、アーセナル入団の準備を整えるためにも、僕を育ててくれたクラブと共に最高のシーズンを送りたいと思ったんだ。」
（ソース：Arsenal.com）
オーンステイン氏のTwitterによると、サリバとは5年契約を結んだそうです。アーセナルは昨年秋から水面下でサリバ獲得に動き出し、今年の2〜3月頃から正式に獲得へ乗り出したそうです。アーセナルが争奪戦を制する事ができたのは初動の迅速さと、サリバがアーセナル行きに固執したためトテナムを破ることができたそうです。
