アルテタ監督:サンダーランド戦後のプレス・カンファレンス
パフォーマンスについて
「とても素晴らしかった。我々の望み通り、準決勝へ勝ち進むことができたからね。今日は大規模なローテーションを行うことにしたので、前半はチームとしてのまとまりを得るのに苦労した。
良い形で二つのゴールを決めたものの、その後は何か物足りなかった。後半に入るとより試合をコントロールできるようになり、何度か美しいゴールも決めたね。」
エンケティアの去就について
「私は毎日の様にエディを引き留めたいと思っているよ。トレーニングでの彼の様子を見ると、それこそ毎日のようにハードワークをして一生懸命取り組んでいる。
それに、全てのセッションでゴールも決めているんだ。私はエディにとても満足している。彼は常にこちらの期待に応えてくれるからね。」
プレミアリーグのメンバーで彼は欠かせない存在か
「チームの編成や移籍市場における彼の状況を鑑みたとき、彼には移籍先として多くの選択肢があったし、そうすることがベストな方法だと考えていた。
その後、チームの編成が変わったことで彼は残留を決めたのだが、それによって出場機会を得るのが難しくなっている。
しかし、今の彼は自分のスペースを見つけているし、そこで得た時間をとても上手く活かしていると思う。」
まだエディが残留する可能性はあるのか
「我々は努力しているよ。出場機会のみが問題だ。彼はプレータイムを欲していてピッチに立ちたがっている。
その事だけが『本当にここでやって行けるのか?』と考える理由なんだよ。ただ、我々の誰もが彼に残って欲しいと思っている。」
今後はもっとチャンスが増えるだろうか
「そうだね。最近は以前より出場機会が増えている。我々は彼を必要としているので、今後は出場機会も増えるだろう。」
彼は他のFWとは異なるものをチームにもたらしてくれるのか
「彼が他のストライカーと違うのかは分からない。しかし、私は彼の持っている能力を気に入っているんだ。
彼は信じられないほどの仕事量をこなすし、スピードもあって得点感覚にも優れている。どんな状況でもゴールを決められるしね。それに、私は彼の性格も気に入っているんだ。
彼はベストを尽くしたいと思っていて、その為に常に努力している。それに、彼は我々の育成システムを通ってきた選手であり、だからこそ彼を残留させたいのだ。」
一般的にみて、この大会は尊重されていると思うか
「誰もがこの大会で優勝してトロフィーを獲得したいと思っている。だからこそ、この大会を捨てているコーチやクラブが少ないのだ。
10年前と今のラインナップを見ると、だいぶ様変わりしていると思う。」
パティーノのデビュー戦でのゴールについて
「美しい瞬間だった。彼は我々の育成システムを通ってきた才能溢れる若手だ。彼はほぼ毎週のように我々と一緒にトレーニングを行っている。
夢みたいだよ。エミレーツでのデビュー戦で、ファンの目の前でゴールを決めるなんてね。本当に特別な瞬間だった。」
彼がピッチへ入る前にファンが彼の名前を歌っていたことについて
「私も気づいていたよ。とてもポジティブなことだと思う。ファンは彼の話を耳にしていて、どういう選手かを知っているからね。
だからこそ、我々はこれから彼をじっくり育てていかなければならない。今日は良いスタートが切れたと思う。」
彼に対する過剰な宣伝が多すぎると思うか
「それは避ける必要があるね。彼の前にはまだ数多くの競争が残っている。彼はまだまだ若いので、一歩づつ前進していく必要がある。
今日はラッキーだったと思う。チャンスを上手いことものにしたからね。」
ぺぺの活躍について
「プレーできない選手は誰でも大変なものだ。彼らがすべきことは、出場機会を得た時にピッチ上で自分の実力を証明すること、そしてチームが必要とする時に準備が整っていることだ。」
(ソース:Arsenal.com)