20-21 UEFA EL 決勝トーナメント1回戦1stレグ：ベンフィカ vs アーセナル戦プレビュー

「トーマス（・パーテイ）は遠征に帯同していない。彼はまだその段階ではなく、個別にトレーニングを行っている状況だ。

キーラン（・ティアニー）はトレーニング・セッションに1回参加しておりスカッドのメンバーだ。」 

「我々が自分のところ選手と何をするかは内部の話だ。チームの多くのメンバーが自宅に家族がいるのは事実だし、仮に規則から外れる行動を取ったのであればクラブとして迅速に対処する。しかしながら、常に内部で行う。」

「極めて異例のことだが、我々は可能な限り大会の整合性を保つ必要があるのだ。現時点では異なる会場で試合を行うしかないが、それでもアウェーゴールが存在する二つのレグで試合が行われる。」 

「それも一つの方法ではある。しかし、プレミアリーグでもまだ多数の試合が残っている。しかしながら、我々にとって非常にエキサイティングな大会であることは間違いない。

今シーズンはELではとても好調だったし、明日の試合もさらにもう一歩踏み出す絶好の機会だと考えている。」 

「心の奥底には常に勝利がある。私がなぜここにいるかと言えばクラブにトロフィーをもたらすためだし、この大会に参加している以上はそれを目指したい。

クラブにとってCLはとても重要だけれど、現時点ではそれに参加できていない。そして、その出場権を得るベストな方法はこの大会で優勝することだ。」 

「彼がいま見せているトレーニングや仕事への取り組み方や、チームのために全てを捧げようとする姿勢こそ私が求めているものだ。

彼が試合で成功するかどうかは別問題で、それは彼の持つクォリティ次第で変わってくるけれど、この姿勢こそ私が全ての選手に求めていることだ。

つまり、すべてのトレーニングやプレーする機会があった際に情熱を持って全力取り組むことだ。そしてウィリアンは毎日それを実行している。」 

「不公平とまでは言わない。彼はゴールを決められるという点で期待値が高いからね。彼はアシストも出来るのでスタメン出場すればそれも期待される。

だから、人々が彼に対して批判的なことを書くのは普通のことだ。しかし、我々は彼を守らなければいけないし出来る限りのサポートを行う必要がある。

なぜなら、彼の仕事に対する姿勢や我々と一緒にいる際の振る舞いはそれに見あったものだからだ。」 

「我々は全ての選手にアドバイスを行い、彼らが全てのルールを熟知すると共にそれを厳守しなければならないことを確認させてきた。

仮に誰かがそれを守らなかったのであれば我々は直ぐに行動を起こす必要がある。しかし、違反が無いのであればその様なことはしない。」

「Yes、彼もここに来ている。」 

「私から言えることは、彼らは本当に競争力のあるチームでリズム感の良いチームだと言うことだ。彼らはかなりのハイ・プレスを敷いてくるので、それを許すと試合を支配されてしまう。

また、彼らはには非常に攻撃的な選手もいる。攻撃時にスペースがあってゴール前に近づくと本当に危険なチームだと思う。

彼らの監督はフットボール界で素晴らしい実績があるし、選手達の中には監督のことをよく知る者もいる。

これらは大きなリスペクトに対するものだし、難しい相手になると思う。」 

「その両方だ。試合の準備というのは常に相手が使用する可能性のあるフォーメーションに対応するものだし、フォーメーションだけではなくプレーする選手によっても変更を加えながら両方に対して準備を行っている。

あなたの言っていたセドリック（・ソアレス）とダビド・ルイスについてだが、もちろん選手のこれまでの経歴やどのコーチからどういう指導を受けてきたのか、と言うことにも常に興味を持っているよ。

リーグやチームのことを知っている選手から意見を聞く事はいつだって有益だ。」

「彼らはあなたの言う様にビルド・アップの段階で様々な問題を突き付けてくるだろう。彼らには様々な方法でそれを行うことが可能なので、我々はしっかりと準備をして出来る限りそれらを無効化しなければならない。

この大会では失点が大きな影響を与える。なぜなら、決勝トーナメントではアウェーゴールが重要になってくるからだ。したがって、その事を常に心に留めておく必要がある。」