【アーセナル公式】レノがファンからの質問に答える(後編)

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質問の数が多かったので2回に分けて掲載しました。

前編は↓からどうぞ。
https://www.afcwatch.com/entry/arsenal-news-2020-5-15/

 

 

 

レノがファンからの質問に答える(その2)

入団前にクラブのOBや現役選手と話をしましたか?

「アーセナルと交渉している最中は、他の選手と(その件について)話したらダメなんだ。噂話は知るべきじゃないからね。

 

だけど、ムスティ(ムスタフィの愛称)とは代表チームで一緒だったから何度も話したよ。彼からは、アーセナルやプレミアリーグは最高だしロンドンも素晴らしい街だと聞いていた。

 

それに、ムスティから聞いて次のレベルにステップアップする上で、アーセナルは絶好のクラブだと言うことも分かっていた。だから、僕の移籍先としてアーセナルはとても興味深い選択肢だったよ。」 

 

昔の選手と一緒にプレーできるとしたら誰が良いですか?

「アンドレス・パロップかな。もう引退してしまっているけどね。僕のキャリア初期にあたる2013/2014シーズンに彼はレバークーゼンで第二GKだった。

 

僕が正GKで彼が第二GKとしてセビージャから加入して来た。彼は経験豊富で真のプロフェッショナルだったから、僕にとって尊敬すべき先輩だったんだ。

 

彼はすごく良い人で一緒に仕事していて本当に楽しかったよ。彼のメンタリティはすごく印象的だったなぁ。彼とは今でも連絡を取り合っているんだ。

 

彼はEL優勝を経験していて、キャリアの中で全てを手にしていたけれど、素晴らしいメンタリティだった。

 

キャリア最後のトレーニング・セッションは信じられないほど素晴らしかったのを覚えている。彼とまた一緒にプレーしたいね。

 

彼を連れて来たレバークーゼンの判断は正しかったと思う。彼のサポートには本当に感謝している。」 

 

アーセナルのシャツを着てから一番の思い出は?

「これはなかなか答え難い! 幾つか特別な瞬間があって、サインした日もそうだね。サインした瞬間、アーセナルに加入したことを誇りに思った。

 

トテナム戦でのダブルセーブもそうだね。セーブはいつだって特別なものだけど、この試合はビッグ・ゲームだった。それに、このセーブがあったときファンが僕の名前を叫んでいたしね…。

 

僕の誕生日の2〜3日前だったこともあって友達も来ていたんだ。彼らはファンに混じって観戦していたので、ファンが熱狂している様子を動画で撮って見せてくれたのさ。

 

その後ファンが僕の名前を叫んだんだ。僕のパフォーマンスや個性をファンが受け入れてくれて、本当の意味でアーセナルの一員になれた感じがしたよ。一番の思い出はこんな感じかな。」

 

ロッカールームの雰囲気について教えてください。真面目なのは誰か、一番ふざけているのは誰か、そしてぶっちゃけ一番イケメンだと思うのは誰か?

「一番のイケメン? そりゃ間違いなく僕だね!(笑)ロッカールームの雰囲気は良いよ。いつも音楽が流れていて、ポジティブな雰囲気で笑顔が絶えないんだ。

 

もちろん、悪い試合のあとは勝った時ほど雰囲気は良くないけれど、まぁそれが普通だよね。

 

だけど、僕らは音楽を聴くのが大好きなんだ。どんな曲が流れるかはDJによって変わるけどね。ムスティがDJの時はドイツ人のラップで、フランス人の時はフランスのラップ、イギリス人ならイギリスのラップって感じかな。

 

ムスティは間違いなくジョーカー(※いつもジョークばかり言ってる人)だよ。常に喋ってる。」

 

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ロンドンには色々な国の文化がありますが、好きな料理の種類とその理由を教えてください。

「これはかなり難しい質問だね。なぜなら、僕は異文化が大好きなんだ。ここには異なる文化がたくさんあるけれど、みんな一緒に話をするし一体感があるからね。

 

食べ物に関しては、トルコ料理がとても美味しいと思う。ただ、僕的にはシュヴェービッシュ料理が無くてすごく残念だ。

 

ドイツ南部のシュツットガルト近郊にある街だよ。ロンドンでは食べれなくて、ドイツ南部へ行かないと食べられないんだけど、本当に最高の料理なんだ。」 

 

現在の様なクレイジーな時期のチーム内の雰囲気はどうですか?

「当然ながら今は顔を合わせることは出来ないけれど、全体ミーティングや小グループ毎のミーティングはたくさんあるんだ。

 

GKミーティングはFaceTimeやビデオチャットでやっているけど、チーム内からはまだまだポジティブなエネルギーを感じることができるよ。

 

みんな話好きだから、早くトレーニングに戻ってみんなと顔を合わせたいね。そうすれば笑い合いながら楽しく一緒に仕事ができるし、みんな好きなことが出来るからね。」

 

ドイツ代表やレバークーゼン時代に仲が良かったのは?

「ユリアン・ブラント、ジョナサン・ター、カイ・ハフェルツ、ティモ・ヴェルナーかな。ブラントは今ドルトムントでプレーしているけど、僕らは今でも親友だよ。

 

レバークーゼン時代もプレステで遊んだり、食事に行ったりと一緒に過ごす時間が多かった。

 

代表チームでみんなと一緒にプレーしている時は毎回幸せだね。彼らはレバークーゼンと代表チームでの最高の仲間だ。」 

 

アーセナルで一番の親友は? また、加入してから最初に仲良くなったのは誰ですか?

「ムスティかな。彼とはU-17で一緒にプレーしていたんだ。U-17のEUROでも共にプレーして優勝しているしね。

 

僕がここへ来たときも本当にいろいろ手助けしてくれたんだ。あとはセオやグラニトとか、ドイツ語を話せる選手達と仲良しだよ。みんな良い奴らだ。」 

 

これまでで一番やりがいを感じた試合は?

「やっぱり入団して一番最初の試合かな。これまでと違うリーグへ来た訳だしね。キーパーとしてもドイツとは違う。

 

みんなからGKへのファールは無いようなものだと言われていて、レフェリーは絶対に笛を吹かないと聞いていた。だから、精神的には多少準備は出来ていたけれど、実際のところどうなのかは分からないからね。

 

キーパーとしてはかなり難しいと思う。特にメンタル面でね。なぜなら、慣れるまで時間がかかるからだよ。

 

僕にとってはアーセナルでのキャリアがスタートしたばかりだったし、特にプレミアリーグはメンタル面とフィジカル面のレベルが全然違うので、僕にとってこれまでで最大のチャレンジだったと思う。」

 

若手のドイツ人GKとしてみたとき、自分に最も影響を与えたのはオリバー・カーンとイェンス・レーマンのどちらですか?

「どちらからも多くを学べると思う。フットボールのレベルで言うなら、イェンスから多くのことを学んだかな。

 

僕がまだアカデミーにいた頃、彼はシュツットガルトでプレーしていたからね。イェンスの方がカーンより現代のGKに近かったと思う。

 

なぜなら、彼はクロスが上手だったし足元のセーブも上手かったからね。彼はトップとして素晴らしいメンタリティも持っていた。

 

ただ、もちろんカーンも特別なメンタリティを持っていたと思うよ。彼はクレイジーだったし、技術面はイェンスほどでは無かったけれど、そのメンタリティだけであれだけのセーブをしていたんだ。

 

彼にはクレイジー過ぎる時もあったかもしれないけど、彼らかも学ぶことはあるよ。僕が二人のどっちに近いかと言われたら、どちらかと言えばイェンスの方に近いと思う。まぁイェンスほどクレイジーでは無いけどね!(笑)」 

(ソース:Arsenal.com) 

 

 

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