アーセナル公式：マン・Cからジェズスを完全移籍で獲得
アーセナルはマンチェスター・シティからブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス（25）を完全移籍で獲得したと発表しました。移籍金ならびに給与は非公表で、長期契約で獲得したとだけ明かされています。背番号は9番。
ジェズスはシティで過ごした5シーズンで通算236試合95ゴールという記録を残し、プレミアリーグ4回、FAカップとリーグ・カップの優勝3回と輝かしい成績を残しています。
また、ブラジル代表としても56試合19ゴールを記録しており、2019年にはコパ・アメリカで優勝を経験しています。
エドゥTD
「我々の誰もがガブリエウの移籍が完了したことを嬉しく思っている。フットボールに詳しい人なら誰もがガブリエウ・ジェズスのクォリティを知っているはずだ。ガブリエウは我々がずっと以前から賞賛し続けてきた選手だ。また、25歳ながらブラジル代表でも一貫して極めてレベルの高い選手であることを証明し続けている。
新シーズンへ向けて彼が新しいチームに合流する日を楽しみにしているよ。我々全員がガブリエウのアーセナル入団を歓迎する。」
アルテタ監督
「とても興奮している。クラブは彼のような偉大な選手を獲得するという大仕事をやってのけた。ガブリエウのことは個人的によく知っているし、プレミアリーグで活躍し成功を収めていることは誰もが知るところだと思う。我々はずっとこのポジションの選手を探し続けてきたが、クラブの全員が待ち望んだ選手を獲得することができて本当に嬉しいよ。」
（ソース：Arsenal.com）
ジェズス：アルテタの存在が加入の決め手
ジェズス
「僕らはクラブのこと、選手達のこと、プロジェクトのこと、そして将来のことについて何度も話し合ってきた。僕はミケルに全幅の信頼を寄せている。ミケルとは以前にとても素晴らしい時間を一緒に過ごしたし、彼はとても良い人であると同時に優れた指導者でもあるんだ。
（シティ時代には）彼にとても助けられたよ。トレーニングが終わるといつも一緒に居残りをしてシュート練習をしていた。
彼はとても知的だし選手としても素晴らしかったから、彼が知っていることを僕や若手選手達にいろいろ教えてくれると思う。」
アルテタ監督が移籍の決め手になったと語るジェズスですが、アーセナル加入を決めたもう一つの理由として子供の頃に憧れていたアンリの存在もあるようです。
「子供の頃はティエリ・アンリが居たのもあってアーセナルのことを追いかけていたんだ。もちろん、ヨーロッパのチームことをたくさん知っていた訳じゃないけれど、ここでプレーしている選手たちを見て『すげー、さすがビッグ・クラブだ』と思ったよ。
アーセナルと対戦するときにエミレーツ・スタジアムにも来たけれど、本当に素晴らしいスタジアムだと思うし、ここでプレーできるのを楽しみにしている。
ビッグ・クラブと契約できたすごく嬉しいよ。アーセナルでプレーできると知ったその時から僕は幸せだった。
スタッフのことも知っているし、ブラジル人選手を含めて知り合いも何人かいるしね。それにトップ・プレーヤーがたくさんいることも知っているよ。
彼らはみんな若いけど僕だってまだまだ若い。だから、ここでチームの力になれるのは本当に幸せだね。
僕はチームを助けつつ自分も学んでいくためにここへ来た。その為にベストを尽くすつもりだよ。」
クラブと代表で多くのタイトルを獲得しているジェズスは、勝者のメンタリティをドレッシング・ルームに持ち込みたいと考えているようです。
「僕はパルメイラスでプロになった初日から内面から湧き出るメンタリティ、つまりハートを持っていたんだ。
パルメイラスでは勝つためにプレーするようになったし、そこからオリンピック代表やブラジル代表と進みそのあとシティへ加入した。
僕らに出来ることは全員で力を合わせて共に頑張ることだ。それ以外に勝つ方法はない。ピッチの外で良い関係を築くことができたら、自然とピッチの中でも上手く行くんだよ。それが僕のメンタリティだね。」
（ソース：Arsenal.com）
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