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【アーセナルNEWS】ジャカからファンへのメッセージ

ジャカからファンへのメッセージ

ジャカがクラブの公式Twitter上にて、クリスタル・パレス戦の交代時に起きたことについて説明するメッセージを発表しました。

 

 

ジャカ

「日曜日の午後に起きたことについてじっくり考えたので、遅ればせながら説明したいと思う。

僕の交代前後の場面で起きたことに僕は深く感動した。僕はこのクラブが大好きだし、ピッチ内外で常に100%全力を尽くしている。

ただ、ファンに僕の気持ちを理解してもらえず、過去数週間〜数ヶ月に渡って試合やSNS上で繰り返し虐待的なコメントを受けてきた。

『お前の足を折ってやる』とか『嫁を殺す』『お前の娘が癌になるよう祈ってる』などの言葉を浴びせられた。そのことで僕は動揺していたし、日曜日にスタジアムで拒絶されたと感じたことで限界に達してしまったんだ。

このような状況のなかで、僕は我を忘れてしまいクラブやチーム、そして僕をポジティブなエネルギーで支えてくれているファンを無視するようなリアクションをしてしまった。あれは僕の意図するものではないし、皆さんにその様な誤解を与えてしまったとしたら申し訳ないと思う。

お互いにリスペクトし合う関係に戻ることが僕の願いであり、僕らがなぜゲームに恋したのかという原点を思い出したい。一緒に前を向いて前進しよう。」 

 

リーグ戦10試合で見えたエメリ・アーセナル10の問題点

今シーズンのリーグ戦10試合を消化した段階で、アーセナルは4勝4分2敗の5位に付けています。4位チェルシーとは4P差でやや離されていますが(順位だけ見れば)それほど悪い状況ではありません。 しかし、エメリに対する批判は日増しに高まっており、エメリの退任を求めるファンやジャカの問題、エジルやオーバメヤンの去就など様々な問題が噴出しています。さらに、順位は5位ですがポイントは16Pしか獲得しておらず、これはエメリ1年目の昨シーズンより9Pも少ない数字です。

これらの状況を踏まえ、football.londonが今シーズンのアーセナルが抱える10の問題点について評価を行っているので紹介します。

 

アーセナルにはエメリが成功できる構造が備わっている

エメリを取り巻くチーム状況は、完璧とは言えないかもしれませんが巧妙に組み立てられおり、大きな穴がある兆候も見られません。

サンレヒとリクルート部門は、今夏の厳しい予算のなかで驚異的なパフォーマンスを発揮し、必要な補強を行うと共にベテランのリーダーシップと魅力的な才能ある若手を上手くミックスさせた補強を行いました。その一方で活躍が不十分だった選手は放出されています。(放出された)選手の多くはアーセナルの予算を上回るリターンを求めていました。

エバートンにイウォビを放出してぺぺ獲得に費やした費用の半分を回収しています。また、ムヒタリアンの賃金を支払ってくれるクラブを見つけ、ウェルベックとモンレアルに見切りを付けています。

 

こうして出来上がったチームは昨シーズンよりもかなりレベルアップしています。エメリが若手を積極的に登用してチームの充実を図っていることは事実ですが、特に重要なCMFには多くのクォリティと選手層を擁しています。コアとなるジャカ、グエンドゥジ、トレイラ、セバージョス、エジル、ウィロックです。エメリはアーセナルのアイデンティティを確立すべく、最高レベルの対戦相手以外では、中盤を支配できるよう調整を行っています。

ここに辿り着くまでに時間が掛かりましたが、守備に関しても同じことが言えます。負傷者が減ったことで、クォリティはまだまだですが、複数の選手を起用できるようになっています。二人の優秀なGKに加え、右SBにも堅実なオプションがあります。CBとしてプレーできる選手が6名、そして左SBには将来有望な若手のティアニーがいます。

ビッグ6の多くが躓いているため、アーセナルにとって大きな飛躍を遂げられるシーズンになるはずです。エメリにはこれ以上望めないくらいのスカッドが与えられています。

 

それでもエメリのフットボールはファンを遠ざけている

つまり、エメリは手持ちの選手たちで十分な結果を出せていないという厳しい現実があります。エメリの選手起用は混乱しており、サポーターが望んでいるチームのプレーとは全く対照的な状況になっています。

クリスタル・パレス戦で2-2と引き分けたように、エメリは厳しい現実を突きつけられています。アーセナルは前線から仕掛けていき、攻撃時に4-2-4となる4-4-2のシステムで勇気とクォリティを持って挑みました。

それにより一時は2点のリードを奪いますが、ザハへの不用意なPKもあって引き分けに終わっています。相手はオーバとラカゼットに対して2対2で挑む準備が万全という状況で、アーセナルは生粋の保守的なプレーが発動してしまい、現状維持のプレーをしてしまいます。

この様なこともあってファンがエメリから離れて行ってます。エメリがサポーターの信頼を取り戻すためには、単に成績が回復するだけでは不十分かもしれません。ただ、昨シーズン序盤の様な爆発的で圧倒的なプレー内容を取り戻すことができれば、まだ可能性はあります。 

 

解決しないエジル問題

もしエメリがファンの大部分からの信頼を取り戻したいのであれば、カラバオ・カップのリバプール戦で印象的なパフォーマンスを発揮したエジルを、土曜日のウルブス戦でも起用するのは悪いことではないでしょう。しかしながら、中長期的に見た場合、アーセナルのエジルに対する姿勢は今後も変わらないと思われます。エジルは昨シーズン後半から調子を落としていて、クラブはヒエラルキー的にも夏にエジルを売却したがっていました。そしてクラブは1月に再び売却へ動くでしょう。

アーセナルとしては週給35万ポンドを受け取るエジルの放出に成功すれば、年俸2,500万ポンド以上の節約になります。そして、そこで浮いた資金は新たな選手獲得であったり、オーバやラカゼットとより良い条件で契約更新を行うことに使用できます。さらには、エジルを引き止めるために、望み通りの給与を与えたことで崩壊した給与バランスを再び取り戻すことが可能となります。

しかし、今後1ヶ月のうちにこの様な明確な線引きが行われたとしても、問題は何も解決しません。なぜなら、エジルはどこへも行かないと明言しているからです。監督が交代したとしてもクラブの方針は変わらないにも関わらず、今ではエメリを排除したいアーセナル・ファンにとって彼らの声を代弁するホワイト・ナイトになっていいます。

 

クラブ幹部に再びリーダー・シップが登場

シーズン前からその兆候はありました。ジョシュ・クロエンケは父親が滅多にやらない手法でファンと交流し、サンジェイは自身のスタイルでマーケットを操り、エドゥは喜んで新しい仕事に飛び付きました。

メディアのインタビューやファン・フォーラムに加え昔ながらのやり方など、様々なプラットフォームを駆使してサポーターとの関わりを持とうとする試みが行われています。

サンジェイは大衆から敬愛されていますし、殆どの試合に顔を出しています。また、エドゥはアーセナルの遠征プランを遅らせてでも、道でサポーターに声を掛けています。

ピッチ上で大きな混乱が見られる時こそ、クラブの幹部がサポーターの声に耳を傾け、サポーターを惹きつけることがとても大事になります。

 

ベストな守備が未だに見れない

フル・フィットネスを取り戻すべく努力しているベジェリンですが、チャンバースやメイトランド=ナイルズよりも運動能力が高く、右SBとして最適なオプションであることは明らかです。

もう一方のサイドは、ティアニーがデビュー戦からコラシナツよりも優れたオプションの様に見えました。ホールディングは殆どミスを犯しません。ただ、彼らはまだプレミアリーグで1試合しかスタメン出場していません。

 

アーセナルは若手が高いレベルで競争している

エメリは常に若手に大きなチャンスを与えていますが、その大部分の若手は期待通りのシーズンを送れそうです。

サカは18歳とは思えない成熟さと冷静さを兼ね備えており、ラカゼットが負傷離脱している期間にチームに加わりました。ミスを恐れる選手が多すぎるチームにあって、彼のプレーは大胆不敵であり、ダイレクト・ランニングと鋭いパスを駆使して相手のミスを誘発し続けています。

マルティネッリは極めて重要なスキルを備えた生粋のストライカーの様に見えます。ボールがボックス内のどこに来るかを本能的に察知しているようです。

ネルソンとウィロックは印象的という面では一貫性がないかもしれませんが、アーセナルでの長期的な未来が待っていそうな卓越したクォリティを披露しています。また、来夏からアーセナルに加わるサリバのサンテティエンヌでの育成も順調です。

さらに、今や世界最高の若手MFの一人となっている若干二十歳のグエンドゥジがいます。今シーズンの彼はハイ・クォリティなプレーで才能を示していますし、イングランド1年目の昨シーズンに見られた不用意なミスも殆ど見られなくなっています。

もしアーセナルが彼を引き止めることが出来て、さらに残りの若手選手も残ったとすれば、3〜4年後もしくはもっと早い段階で傑出したスカッドの中核を構成する様になるでしょう。

 

NOオーバ、NOパーティ

早い話が、今シーズンのアーセナルの得点からオーバのゴールを差し引いたら、現在の16より9点も少なくなります。4位争いどころか19位に沈んでいるでしょう。

もちろん、アーセナルは他のストライカーがゴールを決めていないという訳ではありませんが、彼より優れたストライカーを見つけるのに苦労するでしょう。もしオーバがいなかったら、せいぜいトテナムやマン・Uくらいの順位で基本的には中位より下に沈んでいると思われます。

オーバのいない攻撃陣は相手にとって何の脅威でもありません。直近3試合はオーバが不発でした。アーセナルは3ゴール奪っていますが、オープン・プレーからゴールを決めた選手は一人もいません。

 

アーセナルはダメな手法で間違ったキャプテンを選んだ

アーセナルのキャプテンに就任したことはジャカにとって非常に重大なことです。ピッチ上で常に他の選手の模範となり、ドレッシング・ルームで広く称賛を集める人物でなければなりません。しかし、エメリはスカッドのメンバーにキャプテンを選ばせるという誤った方法を取ったことで、自分を微妙な立場に追いやってしまいました。

日曜日の騒動のあとジャカのキャプテンシーを奪うとチームの結束にダメージを与えます。ですが、仮にお咎めなしとなったら、彼のようにサポーターを罵ったりしても事実上何の処分もないということを示すことなります。

ジャカがアーセナルのキャプテンに相応しくない理由として、単純ですが厳しい現実があります。つまり、彼はトレイラやグエンドゥジ、セバージョス、そしてエジルを差し置いて中盤でプレーするのに十分な選手とは言えないのです。

 

迫りくる多数の契約危機

アーセナルにとって、トップ4との差が広がれば広がるほどオーバやラカゼットとの契約延長が難しくなります。彼ら二人のエリートFWに対して、クォリティの高い大会への出場機会を提供できないというシンプルな現実があるからです。

アーセナルは二人の残留を望んでおり、延長へ向けた交渉を行っていると見られています。クラブは彼らにCLのボーナスや基本給与のアップなどを提示する用意があるとされています。しかしながら、30歳のオーバと28歳のラカゼットは、欧州のトップ・ストライカーとしてプレーできる年数はそれほど長くないことも分かっているため、ここ数週間は交渉が停滞しているようです。

サンジェイは契約が残り2年になった選手は、その選手の価値が最大のうちに売却すると公の場で明言しています。ベテラン選手は該当しませんが、全盛期の後半に差し掛かっているオーバのような選手に対して、契約更新が進んでいない場合にサンジェイがどのような対応を行うのかまだ不明です。

ラムジーのようにするか、オーバを売却するかのどちらかです。

 

つまらない

あなたが試合を観戦に行くファンなのか、朝起きて試合結果を確認するファンなのか分かりませんが、私(※記事を書いた記者)からあなたに質問があります。今でも昔のように試合を楽しんでいますか?

これはフットボールがどうだとか、トロフィーを獲得できていないとかの問題ではありません。

アーセナル周辺にはもっと根深い何かがあるようで、単に気分を害するような環境になっています。SNSは毒性と分断によって支配されていて、モウリーニョを次の指揮官として本気で望んでいるように見えるサポーターすらいるほどです。

どうするかは彼らの自由ですが、クラブ自体のアイデンティティを安易に示すものではありません。アーセナルの『調和による勝利、正しい道を進む』という価値観は、日々の中で失われつつあるように思えます。

 

その象徴がジャカ事件です。この事件はクラブとサポーター、選手、そして我々のような人々をこれまでに無い形で落胆させました。

先週の日曜日の試合では称賛の声は誰からも出てこず、議論になったのはアーセナルの中で一番ガッカリだった選手は誰か?ということだけです。

結束力のあるクラブは見ていて楽しいです。今シーズン、リバプールが二度のホーム戦で見せたのは、アーセナルに何かを思い起こさせたと思います。(リバプールの助監督)ペップ・リンデルスがスタッフと選手、ファンが全て同じ方向を向いていることを「三位一体」と表現しました。

 

アーセナルには先が見えません。ファンの怒りから逃れられる選手は誰もいなくて、それはオーバも例外ではありません。当然、サポーターはもっと結果を求めていますしクラブはそうすべきです。それがアーセナルだからです。

ただ、彼らにはチームを団結させられる監督もいなければ、彼らの信念に一貫して報いることの出来るチームもありません。信頼を失ってシニカルになるのは簡単です。しかし、アーセナルを取り巻く環境が厳しさを増しているのが現実であり、その事がこの輝かしいクラブを実際より遥かにつまらない場所にしている要因だと思います。

(ソース:football.london) 

 

 

 

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