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【アーセナル公式】アルテタ:ロックダウン中の仕事内容について

アルテタ:ロックダウン中の仕事内容について

アーセナル公式HPにおいて、アルテタとのオンライン・インタビューの模様が公開されました。そのなかでアルテタは、自身の日常生活やチームの現状について語っています。

 

ミケルきょうはありがとう。その後体調はどうですか?

「体調は良いよ。僕も家族も健康だ。クラブの仕事をしているし、選手との時間や家族との時間もある。それに、親戚たちともしっかりコミュニケーションが取れている。」

 

ロックダウン中のアルテタ家の一日はどんな感じ?

「そうだなぁ、とりあえず僕はかなり早起きしている。1〜2時間は自分の書斎で一人になりたいんだ。その後、9時ごろまでには子供達が降りてくるので、そこで子供達や妻と一緒に朝食を食べる。

 

朝食を食べ終えたら、そこから各所に電話をかけたり仕事の整理をしたりしているよ。そしてスタッフやバックルーム・スタッフ、クラブの幹部とのコミュニケーションを取り始める。それが終わったら昼食かな。ここ数日は天気がとても良いので庭に出て食べたよ。昼食を食べ終わったらまた仕事に戻る。いろいろ仕事を片付けつつ、選手との個別ミーティングやユニット・ミーティングを幾つかやる感じだ。

 

それらが終わったら家族と夕食を取って、子供向けの映画を観るんだ。この5週間で35本も観たよ。まぁ時間はたくさんあるからね。」 

 

コーチや選手、スタッフとのコミュニケーションに一日の大半を費やしている様ですね。監督は以前、人々が必要としている心理的なサポートについてお話しされていましたが、具体的にはどういったものでしょうか?

「そうだね、いろいろな方法を使ってやっているよ。我々には選手のケアを行ってくれる心理学者がいて、選手達と常にコミュニケーションを取っている。それに、様々な人達からフィードバックを受けつつ行っている。僕らは常に情報や動画を発信して選手達を忙しくさせているんだ。

 

それに、僕らやコーチング・スタッフなど、仕事関係の人達との距離を保つことが大事なんだ。だけど、本当に良い感じで会話が出来ている。(ロックダウンによって生まれた)この時間は、少なくとも私の側からすると、選手達のことを詳細に知るうえで本当に役に立っている。僕らはお互いの関係性やコミュニケーション、理解度を改善しようとしているんだ。」

 

前回も選手達に宿題をたくさん出すと言ってましたね。具体的にはどんな内容なんですか?また、選手ごとに違うのでしょうか?

「先ほどの言った様に、この時間を使ってお互いのことを理解する努力をしなければいけないけれど、プロとして成長する必要もある。改善点や変更したい部分、成長させた部分がいくつかあるからね。それは個々の選手によって異なる。

 

それぞれの選手に対して、改善できると思われる部分についてプランを立てているけれど、それと同時に彼らが上手くやれている部分については、自信を持ってキープし続けてもらう必要もあるんだ。チームや僕らのプレーに直結する部分だからね。

 

あとは行動の仕方にも重点を置いている。我々の文化を維持しつつ、僕らにとって本当に大切な周囲の人々や、共に働く人達のことを気にかけているかもチェックしている。僕らがこういう環境や世界の中で働けることがいかに幸運かを知る必要がある。」

 

改善すべき部分とはどこでしょうか?ひとつ具体的な例を教えてください。例えば戦術面でしょうか?

「たくさんあるけど、僕はゲームを様々な側面から分析するのが好きなんだ。大きく三つに分けて分析し、それをまとめて、ゲームの一部分を選手が個別に分析できる様にしている。その上で解決策を見つけ、何が間違いで何が正しかったのか、なぜこういうシナリオが起きてしまったのか、実際に起きてしまう前に回避することは出来なかったのか、という様なことを説明する必要がある。

 

多くの場合において、コミュニケーションだけの問題ではなくて、ポジショニングや体の使い方、ディフェンスのテクニックなど様々な要因がある。いろいろやったけど、そこから得られたフィードバックは素晴らしいものだったよ。何より、次の試合にどう活かせるかを考えているのが良いよね。若手にもそういう選手がいるけど、彼らには感銘を受けているよ。」

 

世界中の人々が対処すべき課題を抱えている状況にありますが、選手達が取り組んでいる内容をどうやって確認しているのですか?1対1の会話の中でですか?

「すっごく簡単だよ。テクノロジーのお陰だね。僕らは選手がいつゲームをダウンロードしたか、そして彼がその宿題をやったのはいつかを把握できるんだ。彼らの行動は全て僕に筒抜けなのさ!(笑)だから彼らは逃れることは出来ない。だけど、公平を期すために言っておくと、彼らは本当によくやってくれている。僕らがお願いした方法でしっかりと仕事をしてくれているんだ。だから、その点は全く心配していないよ。」

 

監督やコーチ達は、この期間を普段通りの年の6月と同じ様に扱っているのでしょうか?それとも計画段階、もしくはプレ・シーズンの段階として扱っていますか?もちろん、これらは12月に着任された監督には無かったものです。

「僕らはそれをやろうとしている。僕達がこれまでやって来たことや、チームとしても、コーチング・スタッフとしても改善すべき点を見つめ直す時間だと思っている。それに、クラブのあらゆる部門を通して大きく反省をしているところだ。

 

僕らは何をしているのか、クラブとしての立ち位置をどう見ているのか、彼らも同じ様に考えているはずだ。もし改善策があれば僕らは喜んでそれを聞くし、どうすれば仕事量を改善できるかについて彼らの手助けをできると思う。

 

その上で、日常業務に戻った際にどの様なコンディションか分からないし、(仕事の処理に?)どれほど時間が掛かるかも分からないので、今のうちからしっかり準備をしておく必要があるんだ。」

 

スカウティングもそうですね。いつもならシーズンが終わって夏のことを考える時期です。スカウトはまだ効果的に行えていますか?

「もちろんだ。シーズンの計画を立てるために何度もミーティングを行っている。3つの異なるシナリオが考えられるので、その全てに備えて準備をしなければいけない。僕はアドリブを多用するのが好きなタイプでは無いので、毎週の様に状況が変化することを知っておきたいんだ。それに、クラブとしてもそれに対応できる様に準備しておく必要がある。」

 

では最後に、ミケルの部屋はとても興味深いですね。後ろの棚にあるものについて少し教えてください。一番上の隅にあるのはなんですか? 

「あれはエウゼビオだね。僕が一番尊敬している選手だ。彼がポルトガルにいた頃履いていたシューズを友達がくれたんだ。あとは子供達と一緒に撮ったものだね。僕がアーセナルへやって来た当時のものだ。

 

他には僕の好きな言葉で、いつも家族に言っているフレーズだ。あとは心理学に関する本かな。なぜなら、コーチである前に心理学者である必要があるからだ。僕らの様なフットボール・クラブでは人々の性格も様々だし文化も違っていて、それらがミックスされた状況に対処しなければいけないからね。

 

僕達はそういう人達を相手に仕事をしている訳なんだ。彼らに自分達がやっていることを信頼してもらう必要がある。」 

(ソース:Arsenal.com) 

  

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