マリの手術が成功、復帰まで2ヶ月以上か
SKYイタリアによると、現地時間27日にミラノ近郊のショッピングセンターで発生した無差別殺傷事件に巻き込まれたパブロ・マリ(※シーズン・ローンでモンツァに加入中)がミラノの病院で手術を受けたようです。
ミラノにあるニグアルダ病院の発表によると、マリは背中を2か所刺されていたため、それを修復する手術を行い無事に成功したとのこと。
モンツァのガッリアーニCEOはSKYイタリアの取材に対して、実戦復帰には2ヶ月以上かかるだろうと語ったそうです。
また、同氏によるとマリが一命を取り留めたのはスポーツ選手の鍛え上げられた筋肉のおかげだったと述べています。もし背中に強靭な筋肉が無かったら、ナイフがより深く刺さり死亡していた可能性もあるのだとか。
この他にも、ガッリアーニCEOはSKYイタリアの取材に対してマリから聞いた事件の状況についても話しています。
それによると、マリは息子を乗せたショッピング・カートを押しながら妻と一緒に歩いていたところ、突然背中に痛みを感じたとのこと。さらに、その直後に犯人が他の人を殺害する現場も目撃してしまったようです。
なお、モンツァは月曜日に行われる予定のセリエA・ボローニャ戦の延期を申し入れているとのこと。
(ソース:Sky Sports)
ムドリクの価値はアントニー以上
アーセナルが獲得に動いていると噂されるウクライナ代表WGミハイロ・ムドリク(21)について、シャフタール・ドネツクでスポーツ・ディレクター補佐を務めるカルロ・ニコリーニ氏は今夏にマン・Uへ加入したアントニー以上の価値があると語ったそうです。
Calciomercatoの取材に応じたニコリーニ氏は次のように述べています。
カルロ・ニコリーニ氏
「彼はスポットライトを浴びているが、私に言えることはいつもイタリアのクラブは遅れてやって来るということだ。今では簡単に彼のプレーを視察することができるが、それは以前から可能だったことだ。それにイタリアのクラブは低い提案ばかりしてくる。それだと我々は交渉の席にも着かないよ。イングランドのクラブがたくさんあるし、スペインやフランスからもきてる。だが、いま彼を獲得しようとしたらそれなりの額が必要になるね。エンバペやレオン、ヴィニシウスなど共にムドリクはそのポジションで最強の選手の一人なんだ。
アーセナルかマン・Cかで揺れ動いている? 彼らはムドリクに興味を示した2チームだ。しかし、お金を払えるクラブは他にもある。
4,000万ユーロ(約59億円)を払えば獲得できるのか? 我々がこの金額にコメントすることはない。5,000万ユーロ(約73億円)でもダメだ。そんな金額では会長に連絡することもできないよ。
我々は1億ユーロ(約147億円)でマン・Uへ移籍したアントニーよりもムドリクを高く評価している。我々に彼を売却する義務はないし、そうしたい訳でもない。
このチームにおいて彼は最重要の選手だ。トップ・クラブでも違いを生み出せる選手を獲得したいのであれば、それ相応の資金が必要になってくるものだ。」
(ソース:Daily Mail)